コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

【BLCD】夜はともだち

www.comicbox.co.jp

発売日:2022/08/26
出演:阿座上洋平(真澄 龍一)×増田俊樹(飛田 白)ほか

“いたぶること 唯一ゆるされた愛しかた”
ノーマル似非S×真性ドM
「SとM」役以上の繋がりを求めてはいけない──?

顔は可愛いのに無口で無表情でミステリアスな飛田くん。
実は飛田くんがゲイでドMだと知った真澄は、
好奇心からサド役を演じることに。
『飛田くんが真澄の名前を呼んだらプレイ終了』という唯一の約束。
それは2人のつながりの終わりも意味していたのだが、
真澄はプレイメイトという限定された関係以上を期待するようになり──。

類い稀なセンスで絶妙なバランスの2人を描く注目の一作。

飛田と真澄が初めて一緒に過ごした夜
描き下ろしエピソード「夜はともだち #0.5」も収録。

 

また久しぶりの感想記事!

最近、試し読みをして興味が湧いてCDを聞いたんですが、めちゃくちゃ刺さった。まず、作品自体がとても好き。基本、商業BLはCD化した買う予定の作品しか読まないので、最近読む作品はライトでエロが多くて楽しく読めるものばかりでした。

今作は2014年の作品だからか、どこか切なくて、歪で、真っ暗ではないけど月明りが差しているようなほの暗さがある空気感なのがとても新鮮でした。また、2014年はCDを聞き始めの頃でもあるので、その時代の作風に親しみがあるというのもあると思います。

SMプレイは、基本各トラックに1回入ってきますが、漫画で見るよりも刺激の強さはないです。原作片手に読むと物足りなさはあったけど、聞いていてしんどくないので、聞きやすさという点ではそれで良かったかもしれない。全編通して、静かで淡々として、それでいて繊細な原作の世界観が音で再現されていました。メインキャスト2人のお芝居も他作品では聞いたことがないような、なんというか「生っぽい」演技だと感じました。

まず、飛田役の増田さん。実は増田さんのBLを聞くのがとっても久しぶりでした。増田さんはお芝居が独特だと思っていて、それが自分に合わないかもしれないと気づいてから、出演作を聞かなくなったというのもあって聞く前は緊張しました。

いざ聞くと、自分の中に違和感が出てきました。具体的に言うと、相手と対話していない、前に向かってしゃべっているように聞こえたんですよね。最初はそれが気になってしまって集中して聞けなかったんですが、再度原作を読み直して腑に落ちました。飛田って、基本的に人に対して興味がないんです。真澄に対しても、話しかけられて答えてはいるけど、相手のことを全然見ていない。なので、対話しているように聞こえないのはむしろ正解なのでは、と思い始めてからは自分の中で増田さんのお芝居が馴染んでいく気がしました。

良いなと思ったシーンがいくつかあって、まずは、飛田が真澄にプレゼントを家のベランダから放り投げるシーン。真澄に対して、プレイ以外では興味のなさから表情がない声で接していたのが、ここでの声色が若干好意を滲ませた優しい声で良かった。微笑んだ時の息と「バイバイ」って台詞だけでそれが伝わった。

次に、絡みの時に飛田についていた血がキスで真澄の口元についた時の心配を匂わせる息遣い。飛田は口数が少なくて、漫画だと表情で見せる部分を息のみで表現している箇所が多かったんですが、息だけのとこが良いと思うこと多かったかもです。最後に泣き芝居。失礼ながら、泣き芝居こんな良かったっけってビックリしちゃった。

ただ、M属性が表に出るプレイ時と普段とのギャップはもっと欲しかったというのが正直なところ!ここが飛田の魅力だと思っているので。今作、マジでいろんなプレイがガッツリ描かれてまして。

トラック1:緊縛、足コキの押しつぶし

トラック2:首〇り、頭部殴打、口に布を突っ込んだまま鼻を塞ぐ、首絞め

トラック3:目隠しとハサミ

トラック4:手錠と足錠、外でバ〇ブ、顔面蹴る

トラック5:足錠による監禁

淡々としてるから怖さをそんなに感じなかった(直近にやったゲームのせいで麻痺してると思う)んだけど、こうして文字にして羅列するとすごいな……。

飛田は普段は目に光がなくて何も興味がないんですけど、プレイ時は顔を赤らめて興奮して、気持ちいいことが大好きな男の子なんですよ。なんだろう……発情してる感がなかった!(なにを言ってるんだろう)

絡みで1番良かったのは、最後に真澄が愛情をもって抱いてる時でしたね。控えめで奥ゆかしい吐息が逆にエロかった。生々しささえ感じたかもしれない。ただ、この絡みはこの後書きますが、攻めの阿座上さんの声が良すぎてそっちに意識が集中しており、あんまり記憶にないです。

次に、真澄の阿座上さん。阿座上さんメインのCDはこの2年で5作聞いてきたんだけど、これまでにないキャラかつお芝居で面食らった。攻めポジの阿座上さんって声が低めで一途で、揺るがない強さを持つかっこいい役が多い印象なんだけど、真澄って母性寄りの包容力と優しさがある地声に近いトーンなんですよ。

攻め視点で話が進むのでモノローグ担当でもあるんだけど、永遠に聞いていたいモノローグなので聞いてほしい!童話を読み聞かせるような声色というのが、私の発想力の限界。「銀河鉄道の夜」を読み聞かせてそう。

私、真澄というキャラが大好きなんですけど、何が良いかって、飛田のために本来はSではないのにSを演じているのと、でもSの素質はあるために、感情が昂ると結構酷いことするし、痛めつけることに快感を覚えていて、そんな自分を恐れているのが良い。そしてプレイメイトとして見られていて、自分自身のことを見てもらえないことを寂しく思っているのも良い。飛田のために尽くす姿が好きです。

このCD、SMプレイが半分以上を占めているんですけど、それぞれ演じ分けされているのを勝手に感じ取ってました。トラック1だと罵声にちょっと戸惑いが感じられて、トラックを経るにつれなくなっていくように聞こえたんですよね。

一番怖かったのが監禁してる時でした。SMプレイの時っていじわるな声色に変わるんだけど、この時は普段の声色で飛田に足錠つけて監禁してますからね……。自然にペットに出すみたいに浅い皿に水入れて飲ませてるのはさすがに怖かった。でも、真澄になら、阿座上さんの声になら監禁されたいって結構本気で思いました。

個人的には、真澄の阿座上さん大好きで全部について言及したいんだけどキリがないので、一番好きなシーンについて書くことにします。増田さんのところでも触れた、最後の絡みです。正直、「マジで好きだから聞いて???」しか言えることがないんだけど、頑張って言葉をひねり出すことにします。

飛田との会話後にある真澄のモノローグ。

本当は 飛田くんが俺の目を金星にしたあの夜から
俺はもう 飛田くんに触るのが 怖くてしかたがない

「本当は」の声が少し震えていて、真澄の抱える怖さを表現していて、その震え加減が繊細でいいんですよ!!!!!これ聞いて、「わ~~~!!!」ってなった(語彙の消滅)

あと、身体を重ねた後に、1人ベランダに出る飛田に向けてのモノローグの最後。

そんな格好で出たら寒いよ 戻っておいで

ここが!ここがいいんですよ!!大切な宝物、例えば親が大事な子どもに対して優しく語り掛ける感じ。愛情がこの短い言葉に詰まってて本当に良いんですよ!!!聞いてください!!!!

なんだろうな、飛田に向けている声からは感じられないような深い愛情がモノローグにはあって、それでウワァ~~~ってなるんだよな。なんですかこの感情は?

これを書くとこれまで書いてきた内容が台無しになる気がする、それを覚悟で書きますが、マジでこの絡み時の攻めのお芝居が大好き過ぎて、もはやシチュCDとして聞いていることをここに懺悔します!!!

阿座上さんの攻め作を聞いてきましたが、着実にお上手になられてるんですよ……。SEが上手かったとかではなく、なんだろう、すごく生々しい感じが、なんかもう好きで……息の入れ方がツボ(小声)これに関しては聞いてもらわないと分かってもらえないし、好みがあるので深堀りしないことにします。

 

ぜひいろんな方に聞いてほしいですが、内容が内容なだけに人を選ぶ作品だと思うので、もし原作ファンだったり、キャストファンで少しでもここまで書いてきたことに興味を持ってくれた方にはぜひ聞いてほしいです!

 

来月、メインキャスト2人のポジションが逆転かつ作風もライトかつエロ成分多めな作品が出るので俄然楽しみになりました!!!(予約済)
脇役が千晃くんと熊谷くんなのも俺得すぎる。

 

阿座上洋平さんBLCD出演作感想まとめ

阿座上さんの既聴CDストックが溜まってきたので、過去にアップした小林千晃くんのまとめ記事同様、まとめてみることにしました。
全作は集められておらず、聞いたものだけの感想になります。
作品視聴ごとに随時更新していきます。(発売順ではないのでご了承ください)

千晃くんのまとめはこちら。

koegatari.hatenadiary.com

 

 

攻め

嫌いじゃないけど人間てコワイ!!(2019)

crownworks.jp

受け:河西健吾

初攻め作品。オムニバス形式の作品ですが、2枚目はキャストトークを除くと阿座上さんと河西さんのカップリングの話だけなので、阿座上さんメインで買っても満足できると思います。

阿座上さんはジャケットの茶髪のキャラで、貞操観念ゆるふわで校内で人気の美形の役。この記事を書いた時点ではレアな役柄で、初攻めとは思えない色気ダダ漏れボイスに衝撃を受けたのをよく覚えています。

河西さんの役が淫魔というもあり、話はエロがメイン。可愛くて良い子で、エッチなことが好きだけど見た目のせいでみんなから避けられているかわいそうな受けちゃんを優しく包み込むスパダリみもあります。

初攻めでめちゃくちゃ緊張したと初々しく語るキャストトークも微笑ましい。

オールドファッションカップケーキ(2020)

e-fifth.net

受け:興津和幸

私の阿座上さんはここから*1。原点にして頂点。
阿座上さん演じる外川くんが、これまで見てきた商業BLのキャラでTOP5に入るくらい大好き。ぶっちゃけ付き合いたい。

ああ~~~かっこいい。

外川くんは、10個上の上司にずっと片想いしつつも、気持ちを隠して接する不愛想な部下です。部下として接する時は声は低めでぶっきらぼうなんですが、両想いになってから受けへの好意ダダ洩れでワンコっぽくなるのがツボ。年下攻めは正義。あと、眼球舐めをかますちょっと変態なところも良い。

好きなポイントをあげるとキリがないのですが、CDラストにある「結婚してください」があまりにもかっこいいので必聴。泥酔して弱音を吐くのは可愛いし、衝動的に想いを告げて後悔し、泣くシーンも印象強いです。

2枚組で両想いになるまでが丁寧に描かれている上に、9割くらいメイン2人の会話なので、めちゃくちゃ声とお芝居を浴びれます。また、本編には絡みがなく特典に少し入っているだけなので、初心者やストーリー重視の方に激しくおススメ!実写ドラマからCDに入っても安心です。

詳しい感想はこちら。

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恋愛なんてゆるしません!(2021)

www.shinshokan.co.jp

受け:中島ヨシキ

寡黙でずっとノンケの受けに片想いしてるゲイの役。BLで演じた役の中では低い声です。阿座上さんの声がひたすらにかっこいい。

王道ストーリーで絡みも適度にあるのでBLCD初心者向け。私はあまりストーリーが刺さらなくて可もなく不可もなくでした…。落ち着いた大人な阿座上さんが聞きたい人には全力でおススメ!

ディレイル(2021)

www.fwinc.co.jp

受け:八代拓

無口で感情の起伏が乏しいけど、内に受けに対しての執着心を抱え、策を講じて受けを落とそうとする役。精神的に大人な役が多い中で、この作品では拗らせためんどくさい陰キャ芝居が聞けます。ボソボソ喋ってるのにかっこいいのがズルい。

こちらも原作が自分に刺さらなかったので言及することが少なく申し訳ないのですが、お互いにモノローグがあるので台詞は多く聞けます。ただ、その分掛け合いが少なめなのでそこもマイナス。ただ、幼馴染の同居ものというシチュエーションという美味しい設定なので、そういった作品が好きな方におススメ。

詳しい感想はこちら。

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夜はともだち(2022)

www.comicbox.co.jp

受け:増田俊樹

ひょんなことから、ゲイでドMな受けのプレイメイトとなりサド役を演じることとなる役。過去作ではあまり耳にしたことがない声色で、攻めとしては珍しいモノローグ担当。

普段の人当たりの良い好青年の面、プレイ時のサディスティックな面、モノローグでの弱くて受けへの愛情が深い面と、大きく括ると以上3つのお芝居を聞くことができます。モノローグ担当のため、感情の揺らぎの表現が聞けるのと、何と言っても穏やかで繊細なモノローグがとっても良いので聞いてほしい。

プレイがCDの半分もしくはそれ以上を占めているので、痛いのが苦手な人に手放しでは勧められないけど、音声だけだと描写がマイルドになっていると原作既読勢は思う。阿座上さんの声に「犬が」「淫乱だ」などと罵られたいどえ……猛者には大変おススメ。

個人的には、終盤のトラックにあるプレイではなく優しく受けを抱くときのお芝居が、お相手の増田さんのお芝居も相まって生々しさを感じ、ドキドキしました。お気に入りです。

詳しい感想はこちら。

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男子高校生、はじめての 第14弾 先輩を好きでいていいですか?(2022)

ginger-records.jp

受け:鈴木崚汰

ほろあまクールな兄貴分攻めという言葉通り、普段はクールだけど受けに対してはたまに優しくてたまにいじわるになる先輩役。

低音×ダウナーな話し方とインタビューで崚汰くんも絶賛した囁きにドキドキするし、今作までに培った攻めスキルを存分に披露している印象です。肉食系かつSっ気がこれまでの攻めよりも強めかも。

男はじシリーズは絡みがメインなのもあり、展開が急だしストーリーもほぼないに等しいです。(特典のCDや公式HPにある前日譚などで少し補完できる)ただ、崚汰くんとの相性の良さも相まって、絡みの満足度は阿座上さん出演作の中では一番高いです。絡みのお芝居を聞いてみたい人にはお手頃でサクッと聞けるので超絶おススメ。買うなら特典CDがつくアニメイト限定版を絶対に買ってください!

詳しい感想はこちら。

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この手を離さないで(2022)

e-fifth.net

受け:小林千晃

阿座上さんは学生を何人も演じてきていますが、その中でも、一番普通で、まっすぐな愛情をぶつけてくる攻めだった。BLコンテンツにおける阿座上さんって声低めの印象が強いんだけど、今作は珍しく地声に近いトーン。

間違ってくよくよ悩んで、拒否されてもグイグイと受けに踏み込んでいく強引さが高校生らしくて、阿座上さんの攻めなのに可愛いという感情が生まれた。ただ、声が良いし愛を込めて相手に語り掛けるのが死ぬほど上手い(と個人的に思っている)ので、中盤からずっと「好き」「可愛い」と伝えてくるために、少々胸焼けした(笑)

ノローグは半々くらい。受けをあったかく包み込む優しい攻めのお芝居と、千晃くんの綺麗で芯があるけど、たまに弱さも垣間見える声とお芝居とのバランスが良くて、千晃くんのオタクでもある私は、この組み合わせにしてくれたことに大感謝しました。

2枚組たっぷりで原作を丸々丁寧に描いているので、オメガバースが苦手じゃなければぜひ聞いてほしい良作です!

千晃くんの感想はこちら。

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レンタル彼氏のお尻をご指名(2023)

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受け:千葉翔也

受けを騙した上に脅してお尻の開発をするアダルトグッズ会社社員の役。これまで聞いた作品の中で一番性格が悪くて不器用な男。

最初の猫被り時はわざとらしいくらい紳士な声だけど、素はドSで口調も荒い。受けに対して好意を見せない癖に独占欲が強かったり、好きな癖に自ら関係を断とうとしたりと、もっとうまく立ち振る舞えばいいのに……とヤキモキします。

おそらく好き嫌いは分かれるキャラで、どちらかと言えば私はあまり好みではないですが、阿座上さんの新しい引き出しを聞けるとは思います。未聴ですが、「路地裏プッシーキャット」も近いキャラかも。

ボーナストラックの泥酔演技がふわふわで可愛いので、気になる方はぜひ。

詳しい感想はこちら。

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好きって言ったのお前だろうが!(2023)

ginger-records.jp

受け:千葉翔也

バリバリ理系の大学院生で、特殊な情緒で受けを振り回す攻め。これまで聞いた中で一番変人で、塩対応。重い愛を持つ役ばかり聞いてきたからか、淡泊なお芝居がとても新鮮だった。

受けと関わる中で、だんだんと愛を知って人間臭い感情や行動を見せるようになり、最終的には独占欲丸出し&マニアックな性癖で受けを翻弄。その変化のグラデーションを堪能するのが楽しかった。

本編は絡みがなく、ストーリーで聞かせる作品なので初心者向け。特典に絡みトラックがあるので、色気も楽しみたい場合は特典CD付をどうぞ。

詳しい感想はこちら。

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純情でなにが悪い(2023)

www.fwinc.co.jp

受け:堀江瞬

ここまで聞いてきた中で一番ヤリ手な役が今作。なんせ、阿座上さん演じる諒太くんはタチ専デリヘルで働く大学生。最初は仕事ではじめ(受)を刺激的に抱くのに、最終的にはべた惚れで余裕がなくなり、初々しさ満載のやり取りが交わされて終わるというのが新鮮だった!

デリヘルのボーイなので、初っ端のトラック1からエッチなアクセル全開。しかもオラオラ系統の低音なのでかっこよさが3倍増し!(当社比)ちなみに私はトラック2の「はじめ」「だめ? “ヤダ”? どっち? おしえて」の台詞で瀕死になり、しばらくその先が聞けなかった。続きを聞いたらトラック3がお風呂エッチでまた一撃必殺を食らって戦闘不能になりました。みんなも一緒に悶え苦しもう!

お相手のホリエルが、BLCDで聞いたことがない賑やかな役で新鮮だった。はじまりは過激で、ほぼ毎トラックに絡みがあるのでエロ厨向けだけど、両想いになるまでの過程もしっかり描かれてます。ライトな作風なので、良いリピCDになると思う!

なんかもうあーあって感じ。(2023)

e-fifth.net

受け:山下誠一郎

発売当時は見送ったものの、周囲のBLCDリスナーからの評判が良く、年を越してから購入して視聴。うん、これはみんな好きだわと納得しました。阿座上さん演じる多田くんはけだるげな高校生で声も比較的高めと、個人的にパンチは弱いと思っていたがとんでもない。彼氏感が半端ない。あと、常に守谷(受け)を可愛がって甘やかすのでトラック2くらいに一度限界を迎えた。遅効性の毒みたいにじわじわ蝕まれる感じ。

お相手の誠一郎くんのお芝居が等身大の高校生で、実際に存在すると思えてしまうようなリアルさ、生々しさがあったんだけど、多田くんもその空気感だったので、かなり生っぽいお芝居ですごく聞き心地が良かった。(キャストコメントでプランを変更して誠一郎くんの方に寄せたと話していた)

終始高校生らしく爽やかで甘酸っぱさもあるけど、恋人ごっこをしているので、ほとんどのトラックでエッチなこともしている、ある意味バランスのとれた作品だと思います。個人的に、トラック4の学校の屋上でキスするシーンがお気に入り。高校生特有のシチュエーションなのと、守谷にベロを吸われて煽られて激しめのキスをしかけるのが大変美味しい。「守谷 くちあけて」の声も大好き!

完全に余談なんだけど、学園祭で女装した多田くんの「ねーこっちもオススメ 注文しなよ」の声がぶっ刺さってしまい、阿座上さんに女装男子(攻)のオファーが来ることを密かに願っている。

受け

ヒーリングパラドックス(2022)

marine.shop-pro.jp

攻め:興津和幸

社畜で心身ともにボロボロな営業マンであり、興津さん演じる執着が凄まじい幼馴染に陥落させられる役。

攻めではあまり耳にすることがなかった、情けない声で文句をぶーたれる阿座上さんがとても新鮮。CDの半分くらいエロで初受けなので鬼畜!と思いましたが、快感によって泣きそうな声になって嗜虐心を煽る男らしい受けがとても良かったです。攻めとのギャップが凄まじい。

ストーリー性はあまりなく、阿座上さんの初受けと興津さんのサイコパス攻めを堪能するCDなので、どちらかと言えばエロ厨におススメ。

詳しい感想はこちら。

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甘えたい獣(2022)

charmegatto.com

攻め:増田俊樹

強面でケンカが強く、知らず知らずのうちに舎弟ができるような高校生だけど、実は年の離れた下の兄弟がいる世話焼きな男の子。「レンタルお兄さん」という名の便利屋さんをしている攻めに「頭を撫でてもらいたいんです」とお願いするところから物語が始まります。

この阿座上さんはBLで演じた中でも声が低い方で、最初はぶっきらぼうな声色なんだけど、攻めに甘えてからどんどん硬かった声が柔らかく、可愛らしさをまとっていくのがたまらない。原作の絵の通り、全然高校生に聞こえない低さだけど、保護したくなるくたいには可愛らしい。

3枚組のたっぷりボリュームで適度にストーリーがありますが、絡みシーンの印象が強いです。最初の絡みはちょっと息が合っていないような……と感じたものの、最後の絡みと、3パターンのシチュエーションで絡む3枚目では良くなってました。

私は3枚目の衝撃が大きすぎて、本編の内容が吹っ飛びました(最悪)個人的に、原作上巻の巻末にあるミニ漫画であるトラック2の猫になって発情した受けが襲ってくる夢オチ回の、最後の最後に入る「にゃあ~♥」がバチクソにエロくて大好きです!!!これ、漫画自体にはなく、音声化するにあたり足した台詞だと思うんですが、足してくれた人に心から感謝してます()

前回の受け作品同様、エロ厨におススメですが、キャラクターを完璧に再現しているので、原作ファンの方や強面な受けが好きな方にも聞いてほしいです。

*1:名前は知っていましたが、ちゃんとお芝居を聞いたのが今作が初めて

【Paradise】マツダルート感想~情緒を破壊してくる男~

ようやくマツダルートコンプしました!!!!!

体験版までの感想は別記事に書いているので、それ以降について書いていきます。

 

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※今回、18禁の作品について触れているため、念のため数行下げることにします。書いている内容は普段とあまり変わらないのですが、18歳未満の方は閲覧をご遠慮くださいませ。
ネタバレ注意!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラについて

マツダ(CV.テトラポット登)

27歳、釣り好きでしっかり者。危機的状況の中責任のある立場を任される。老け顔。

「みんなのトラウマ」と聞いていたので体験版プレイ時から怯えながらプレイしてたんだけど、ずっと責任感があって頼れる男。貯蔵庫にある食料の管理を任され、眠れない日々が続いてもまったく弱音を吐かずに常に一定でいる胆力がすごい。

かと思ったら、アヅマとログハウスにいる時にたまたま隣のログハウスで盛り始めた声が聞こえるというハプニングを経てアヅマと身体の関係を持ったら、2人きりの時にお誘いしてきたりとどスケベな一面を見せてきたり。ゴムを「財布にいっつも入れてんだよ!!」ってドヤ顔とドヤ声でのたまった時は吹き出した。聞いてねえわ!

つっかかるアヅマに対してはいはいといなしたり、無茶するアヅマを心配して寿命縮みそうになる様がお父さんというよりお母さんで、微笑ましいなぁと思いながら見ていたら、貯蔵庫近くにいたキドさんが出てきてから、暴力男に変貌。

変貌したあたりは、中の人のお芝居のすばらしさへの興奮が勝っていたんですが、その後、貯蔵庫でアヅマに暴力を加えながらレ〇プするシーンは、ショックと恐怖でガチ泣きしたwwwww
その時にたまらず書いたのがこの記事です。

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以前、フォロワーさんが言っていました。最初はマツダのことがガチ恋レベルで好きだったけど、最終的にトラウマになってしまった友人がいると。私も同じ道を辿ることになるかもしれない。そんな覚悟をしながら進めていったのでした。

BAD END

※下にいくにつれて刺激的な内容となっております。最初から死人が出るので注意。

黄色い月

アヅマが貯蔵庫からログハウス近くまで帰ってきて、シマダさんと会話をしてから別れようとしたところ、突然ウチムラに刺されて死ぬ、というあっけない終わり。

散々な目に遭って心身ともにボロボロなアヅマが殺されるの、あまりにも不憫すぎて思わず「ウチムラ~!!!(怒)」と声に出して叫びました。

ひとりぼっちの王様

成果主義となった食料の配給のノルマが日に日に上がっていき、みんなの不満が溜まっていきます。そこにタカラとウチムラがけしかける形で、マツダに対して「一緒にもうやっていけない」と決別宣言をしに行こうという流れに。

貯蔵庫にたどり着いてマツダが顔を見せ、シマダさんが口火を切ろうとした瞬間、ウチムラが特攻して頭を抱えましたよ。確かに、他のエンドでアヅマが刺された時、「刺す相手が違うだろ!」と内心思ったけど、今じゃないよ!!!

案の定、マツダは自分が排除されにきたのだと勘違いしてしまいます。アヅマとは違ってマツダは咄嗟にナイフを手で受け止めていたので、手を貫通したものの軽傷で済んでしまったのも最悪。魚を捌く用の出刃包丁を手に反撃に入り、スプラッタ映画ばりの惨状に…。

正直、殺人鬼と化したマツダはめちゃくちゃ怖かったけど、そうなってしまう心情は理解できたから、そこまで恐怖はなかった。そりゃあ、自分以外の全員が押しかけてきていきなり刺されたら、自分は殺されるんだって思うでしょ。マツダとしては、手段はダメだけど、おそらくみんなのためを思って、みんなが生きて帰るためにやっているから裏切られたも同然だもの……。

まずシマダさんが殺され、次に狙われたタカラを庇う形でアヅマが背中から刺されて、瀕死のアヅマをベッドに寝かせるんだけど、ここで「お前のこと結構好きだったんだ」と告げるんですよ!しかも、息を引き取る直前に最初で最後のキスをするのよ~!!!ちょっとここは萌えとかときめきの類の何かを感じた*1

このエンドでは、ずっとマツダのことを信じてきたアヅマも不信感が募っていって、彼からの好意もペットに対するそれなんだという思考に至ってしまうのも悲しかったな。アヅマ視点だから、マツダの告白もペットに対しての別れの言葉みたいだったってテキストでは書かれていたけど、それを言う時のマツダは感情が抜け落ちていたから、結局真意がわからないままだったしな。この辺もFDで明かされているのだろうか?

ストーリー以外の話だけど、このエンドのテトラポット登氏の芝居がテンション爆上げ案件だったので言及する!!!

 

「はははははははははははは!何やってんだお前ら!殺しに来たんだろ?逃げてるんじゃねえよ!」

 

この台詞マッッッジで最高だった!!!!!

 

殺人鬼と化して逃げ惑うみんなに対して言っているので超絶悪人口調なんだけど、もう最初の笑い声からブチ上がります。狂った笑い声は最高。最後の逃げてるんじゃねえよのドスもすごくて。この台詞がいかに最高か語りたいのに表現ができなくて辛い!好きすぎてこの台詞だけ何回も聞いてる。

 

「もう全部、起こっちまったんだ。今更なかったことになんて、できるかよ」

 

この台詞は、絶望に打ちひしがれているかのような無感情なトーンから、最後の「できるかよ」にから一気に怒りのボルテージがギュンって上がるのが好き。マツダの台詞、大体後半からウェェェイ!って逐一なってたな。

全ての幕引き

最後まで見るの心底疲れたけど、めちゃくちゃ好きな終わり方だった。

「ひとりぼっちの王様」エンドだともうマツダとはやっていけない、だからみんなで抗議しに行こうって流れになるのが、タカラちゃんが一度反抗するものの、時間が経つにつれて気力を失ったのか、マツダに従います。

それゆえに、マツダ成果主義制はどんどんエスカレートして横暴さが増していき、私もマツダの言うことに対して逐一キレてしました。別のエンドでは基本黙ってたアヅマが、このエンドでは歯向かっていくのには驚いたな。というかアヅマ自身がマツダをみんなで押さえつけようとしていたし。でも、このエンドのマツダの言葉には毎回煽りがあって本当に腹が立つんですよ、そりゃあアヅマもキレるわ。成果を出せないアヅマに対して「人肌脱いだら」とか言い始めた時は画面を殴りそうになったよ。

自分の身体と引き換えにみんなに食料を配ってほしいと交渉するアヅマの自己犠牲ぶりに悲しみつつ、それでもなお煽ることを言うマツダに相変わらずキレてたんだけど、「保存食にしてから渡そうと思った」って台詞を聞いた瞬間マジで頭を抱えた。その後のアヅマとまったく同じ感情だった。

腐らないようにするって配慮。めちゃくちゃマツダなのよ!細かいところに気を配っているのは私が知ってるマツダなのよ!!最後のアヅマのモノローグマツダのまま、おかしくなってたんだ」で私の情緒はぐちゃぐちゃですよ!!!!!(リアルに叫んだ)

 

加えて、事に及ぶ前のマツダ「4回も、俺に尽くしてくれてありがとう」

 

何を思って言ったんだ、マツダァァァア!!!!!!!!!(泣)

 

 


…と思ったらまたアヅマのこと殴りやがったな貴様ァァア!!!!!!!!(怒)

 

この辺リアルパニックでした。当たり前だけど、こういうゲームって主人公目線で語られるから、モノローグはあくまでアヅマの主観であって、マツダが本当に何を考えてるのかって分からないんですよ。BADいってからのマツダはおかしくなっているのもあって、特に何を考えているのか分からなくて、アヅマと同様、マツダを信じたい、でも信じていいのか、という葛藤で苦しんだ、マジで。ただ、パには逆視点という神FDがある!まさに救済措置!!

 

……話が逸れました。
そんなこんなで事に及ぶんですが、きました個人的地雷1個目。(地雷といっても見られないレベルではない)

アヅマを心配して様子を見に来たみんな(2人を除く)に行為を見られる。

シマダさんが第一声で好奇の声をあげたのを忘れないからな!!!別のエンドでシマダさんって実は良い人なのでは…?って期待しましたがやっぱりコイツはやばい奴だった。

次に地雷2個目。

アヅマがウチムラに襲われそうになる。

ウチムラお前余計なことしかしないな!!!!!お呼びじゃねんだよ!!!!!(ウチムラファンの皆様、申し訳ありません)

モ〇レ自体はそこまで嫌いではないんですけど、嫌いな奴がモブのポジションについた途端嫌になります。というかお前は掘られる側なのに攻めに回るんじゃない!!!しかもまたコイツ包丁持ってるんですよ。別エンドでアヅマを刺し、また別エンドではマツダを殺そうとしてバーサーカーマツダを生み出す原因になった忌まわしき組み合わせ。コイツに包丁持たせるな!

間一髪のところでマツダが来た時はさすがに感動してヒーローが来た!なんて思っちゃった。ウチムラが返り討ちにあって、内心ざまぁと思ってたら、殴った時に包丁が刺さってウチムラは死んでしまい、これまでになく最悪の状況に。相変わらず感情が分からない声色で疲れただの、もう本土には帰らないことにしただの言ってその場を離れたと思ったら……様子を見にきたホンゴウさんの頭に斧を振り下ろしてた。

別エンドではアヅマの死で食い止められた殺人鬼エンドが、まさかこちらだったとは。

魚釣りに行ってくるわ、的なノリで次はシマダさん殺しに行くマツダ、初見マッッッジで怖かったんだけど、2回目見てみると、あ~~~おかしくなっちゃったか~って冷静な自分がいました。

冷静と言えば、シマダさんが死んだ後に出てきたミツギ、殺害現場を見てもうろたえることなくマツダと対話を試みてアヅマに説明させようとするの、メンタル強者すぎてちょっと笑ったし、早くミツギを攻略したくなった。次の世界線では救ってやるからな、ミツギ!

もう最後のシーンの話しちゃうんですけど、私ここ見て、このエンドが大好きだってなったんですよ。ここ、アヅマのマツダへの愛がすごくない?????最後にかけてのモノローグ大好きすぎるんだが!!!!!ここからは私の解釈…のつもりだけど普通にゲーム内の台詞を引用してたらすみません!

マツダはおそらく、いや間違いなくやましいことなんてしてなくて、力で従わせるしかないからキドさんに暴力ふるっただけだし(暴力はダメだけど)、成果制を提案したのもおそらく理由があったと思うのよ。でも、彼の行動すべてが悪い方向に勝手に解釈されてしまって、信頼をなくして孤立していって殺人鬼になってしまってさ~。それをこのエンドのアヅマって分かってるんだよね?だから、「唯一お前のことを許せる自分がトドメをさしてやる」って言葉が出るんだよね??自分含めみんなのせいでマツダがこうなってしまったんだってきっと思ったんだと解釈してるけどどう???

マツダのことを嫌いになれなくて、好きな気持ちがあったからこそ、もう帰る場所がないマツダを救済する意味でアヅマが手にかけるという結末、なんかよくわかんないけどツボに入ってしまいました。ボブゲプレイヤーのフォロワーにこのエンドのファンが多く、正直最初はまったく理解できなかったんだけど、最終的に分かる…(握手)という心境になりました。あと、マツダの死に顔スチルが好きです。

GOOD END

ここに来てマツダが最萌え候補に躍り出たんだが???

 

マツダのことは好きではあったんだけど、好みではなかったんですよ。根っからの俺様で高圧的で、しかも暴力を振るって相手を支配しようとするところは好きではなくて、彼の真面目さやどスケベなところが好きであって、それが前提にあるから暴君なマツダを嫌いになれなかったんですよ。

このエンドでは、マツダがなぜ自ら孤立を選んだか理由がわかるんですが、まさかの「嫌いだから」

 

は?????

 

アヅマとまったく同じリアクションでした。どうも、キドさんを殺したんじゃないかって自分を疑って信じようとしなかったみんなを困らせることで復讐をしたかったらしい。

 

オメー子どもか!!!!!

 

いやコイツめちゃくちゃ子どもなんですよ。アヅマが「いじけてる」って表現もしていたけど、気に食わないから言わないことで結果的にBADのように自分の首を絞めることになってるのよ。なんか重大な理由があったと思っていたから拍子抜けしたし、どつきたくなった(腹パンされるから絶対やらんけど)。

でも、そんな自己中野郎になっても、夜中に人知れず釣りに行って寝ずに食料を確保しに行ったり、誰にも相談できずに胃を痛ませながら1人で食料管理してたんですよ。

 

そんなん嫌いになれるわけないじゃん!!!

 

このエンドでは、マツダのことを傍で見てきたアヅマが泣きながらマツダのことを庇うんだけど、私がBADで思っていたこと全部言ってくれて、思わず涙ぐんだ。

このエンドでは、飢餓でおかしくなったタカラ、シマダ、ホンゴウが貯蔵庫に襲撃にきます。その時にホンゴウさんが斧持ってるの、直近で「全ての幕引き」をやったもんだから、申し訳ないけど笑った。今回はお前が持つんかーい!ってツッコまざるを得なかった。

その後襲撃から逃げるという危機的状況なのに、おっぱじめるのも笑った。なぜピルスラの男は死ぬかもしれない時にそういう発想になるのか。ここに至る前に、アヅマは「殴ってレ〇プしたことを謝らないと応じない」と言い、それに対してマツダは「絶対に謝らない、でも次は合意がいいからアヅマが来るのを待つ」という話をしています。なので、このシーンはアヅマがキスを仕掛けるところからスタートだったんですけど、その後のマツダの不意を突かれた「なんでお前から、キスすんの……?」って言葉がめちゃくちゃ好き!!!その後のアヅマの「したくなったから」までセットで好きです。

あんだけアヅマに酷いことした上で「お前から来るの待つ(ドヤァ)」とか抜かしてた癖に、実際に来られたらめちゃくちゃ戸惑ってるのなんなの好き!!!内心絶対怖がってたでしょ!本当は受け入れてもらえないんじゃないかって思ってたっしょどうなのマツダ~~~!!!(ツンツン)

「ひとりぼっちの王様」エンドで「1人は寂しい」って弱弱しく言うシーンあるけど、それを思い出しましたね。普段あんだけ高圧的なのに、たまに愛情に飢えているような子どもな一面見せてくるのほんまズルい。行為を終えて、2人で島から脱出しようとする前に、キドさんを殺した罪で逮捕されるかもしれないから「怖い」ってようやく彼の本音が言えた時も、27歳に対して「よく言えたじゃない!!!」とお母さんみたいな気持ちになってしまいました。

最後の終わり方は、彼らの関係性が如実に現れている気がして印象的でした。お互いに生きにくさを抱えていて、それを隠しながらも辛いことの方が多い世の中で暮らしてきて。でも、そんな共通点のある2人だからこそ、惹かれあったし、周りに誰もいない、なんのしがらみもない2人だけの居場所こそが「楽園」。そしてキスをする背後で聞こえるヘリの音。基本的にはハピエンが好みなので、希望が見える終わり方で良かった。島に取り残されたミツギが心配ではあるけど、次はミツギと結ばれにいくから安心してくれ、ミツギ!

さいごに

声優について

このテトラポット登を忘れることは一生ないと思う。

それくらい、迫真のお芝居を聞かせてもらいました。このゲームを買う2大モチベの一つが「テトラポット登の激ヤバ芝居を浴びたい」だったんですが、予想以上のものを食らってプレイ中はテトラポット登のことを考える時間が長かった。

とにかく声の圧と芝居の味付けが濃い。それがマツダにピッタリだった。ディストピアの王同様、ボイスセーブの機能がありますが、ほぼ彼で埋まりました。ダウンロード版で買ったせいで60個しか保存できないので、かなり厳選した上でこれ。この後、好きな台詞TOP5を紹介するので、気になった方はぜひプレイしてみてください!

絡みについて言及すると、実はテトラポット登の攻め演技はちょっと苦手なのですが、今回はマツダというキャラにその芝居がマッチしててとても良かった!ねちっこい上に暴力性というか支配欲が感じられる声がマツダだった!!

好きな台詞TOP5

詳細は語りません。気になる台詞があったらぜひプレイして確かめてみてください!

第5位 「……俺が間違ってた。気持ちいいってさ。こりゃ和姦だ。」

言い方がツボ。

第4位 「悪いけどしばらくオカズにするから」

堂々とした声で言うな。

第3位 「こんばんは」

状況に似合わない爽やかボイスが最高に狂ってて好き。

第2位 「貯蔵庫の管理やるよ」

この3段階活用大好き。

第1位 「はははははははははははは!何やってんだお前ら!殺しに来たんだろ?逃げてるんじゃねえよ!」

やっぱりこれが一番好き。

さいごに一言

大人と子ども、真面目さと暴力性、対極に見える面が共存した、ある意味とても人間らしく忘れられないキャラクターでした。FDの逆視点やりてえ!!!

 

 

次はそのままミツギルートを進めるか、FDの結をプレイ予定です。
ピルスラのゲーム、体力と気力、時間をごっそり持っていかれるのに加えて、しばらく忙しくなりそうなので、時間が空くかもしれないです。コンディションが整ったら再開します!

かなり長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます!!!

 

他エンドの感想はこちらから。

 

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*1:ディストピアの王の李京の軽いBADと同じ感覚

7年ぶりに王様ジャングル参加が決まった話

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当たったんだが?????

 

2人とも今をときめく若手声優であり、この2人といえば「エスケーエイト」のコンビということで、そもそもチケット取れないと思っていたし、私は優先抽選枠ではないのでダメ元でとりあえず申し込むかってノリで申し込んだらまさかの当選。早速、本日チケット代を振り込んでまいりました。1部のみ参加します。

当選したのは嬉しいんだけど、王ジャンがいかに緊張するイベントか過去に体験した身としては、気がめちゃくちゃ重い……!!!

というのも、7年前に王様ジャングルに参加したことがありまして、緊張に押しつぶされたのをよく覚えています。


私が参加したのはこれ。

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2人の宣材写真が若い!!!懐かしい!!!

 

半年前の1月にも2人で王様ジャングルに出ていて、その頃は暗黒のニート時代だったのもあっていくことができず悔しい思いをしていたところにこの告知があり、「今回は絶対行く!!!」と即決したのを思い出します。しかも、転職して東京に出てきたばっかりの頃で、本当にお金がない時に札幌まで飛びましたからね……若いって強い。

 

王様ジャングルのすごいところ。

  • キャパが狭い:200前後くらい?今回行く栄ガスホールは250くらいらしい
  • 親交のある2人の濃いトークが聞ける:大体仲良しなお2人が呼ばれてるイメージ
  • グッズが豊富:パンフにブロマイドがあって、写真も良い
  • 対面して喋れる:これが一番ヤバイ

私が参加した回は、トークショーの後にサイン会があったんだけど、待ち時間がマジでしんどかった。席が後方だったから時間が経つにつれて緊張が増していき、前の人がどんどんいなくなっていくことで自分の番が近づいてくのをじわじわと感じるっていう、しばかれに行くみたいな感覚だった。

あと、推しを目の前にするとフリーズする。待ち時間に散々喋ることを脳内シミュレーションしたんだけど、目の前に増田さんが現れ、「〇〇(本名)さん?」って話しかけられてすべて飛びました。増田さんの顔面が本当に大好きで美しいと思っているので、それが前にきたらそりゃあダメですよね。

 

増田さん直筆サインの写真がこちら。

 

この頃は男っぽい身体つきで、良いですね……。最近の細すぎる増田さんを見ると心配になります。食べる時はちゃんと食べてね(保護者?)

 

今回はサイン会ではなく、お渡し会らしいのでどれだけお話できるか分かりませんが、祐くんはもちろん千晃くんに会えるの嬉しいな~!!!痩せなきゃ!!!コロナ禍で太って以降、自分でいろいろとやってきたんですが、全然上手くいかないのでパーソナルトレーニングを最近申し込んだの、タイミング良すぎて笑った。

また当時の話をすると、張り切りに張り切りまくった私は、札幌の「アトリエはるか」さんでフルメイクとヘアセットをしてもらって会場入りしたら完全に浮いてて、思い出すと胸がキュッとなります(苦笑)2人よりも年上なので、落ち着いた装いでまいります。

大沢事務所って接近イベントをやらせないと思ってたから、まさか千晃くんに面と向かって感謝を伝えられる時が来るとは……と感動しています。ファンレターは2回ほど送っていますが、やっぱり対面で伝えるのとは違いますからね。ドキドキするけど楽しみです!

コロナ禍で中止にならないことを祈っています!

アニメ「スプリガン」にハマった

最近、こちらのアニメにハマりまして。

spriggan-anime.jp

主人公が千晃くんということで気になっていたんですが、他のサブスクに入っていたのもあって入るタイミングを失い、見れてませんでした。そんな時に、ネットフリックスに加入している先輩の家に遊びに行く機会があり、そこで3話まで見させてもらって帰宅してソッコーネトフリ加入して全部観ました。

ストーリーが面白い上にアニメの出来が良かったのはもちろんのこと、キャラクターと声優さん、音楽が特に刺さってハマりましたね。ネタバレ込みの感想を書いていくのでご注意ください。

キャラクター

主人公の御神苗くんが、肉体的にも精神的にもタフでとにかくかっこいい!1話完結できれいに終わっていくんだけど、どうやって乗り越えるんだって危機的状況を自らの戦闘スキルと機転で乗り越えてあっという間に解決してるんですよ。特に見てる側としても手に汗握ったのが4話の「狂戦士」回でしたね。

任務をこなしつつも高校に通っていて、授業では寝てるか来ても任務で早退したり長期で休んだりでまともに高校生活を送れていないのに、クラスのみんなと打ち解けているというか、ちょっと問題児な男の子として過ごす姿が可愛いんですよ。

そんな明るくて強い男の子なのに、凄惨な過去を持っていて、親は惨い殺され方をされて、自身は親の仇に囚われ「殺人兵器」となるためにいろいろとされてるんですよね。私は原作をまだ読んでないので詳細は知らないんですが、アニメで目に光がなく、自分の意思がないような子ども時代の場面が流れて、何があったか想像はつくのですが。6話の敵に寝返った元教官と戦って自身の手で殺めるシーンも悲しかった…。

過酷な過去を持ち、過酷な状況に身を置きながらも擦れることなく、人殺しを基本的には良しとせずに、超古代文明を悪しき者から守る任務をまっとうしようとする御神苗くんが本当に好きです。

そして、そんな御神苗くんの相棒的存在であるジャン・ジャックモンド。マジで好き!!!!!2話の「ノアの方舟」回で登場するんだけど、好きすぎてこの回何回も繰り返して見てる。

これ、私の特に大好きシーンの一連の流れなんですけど、ジャンは獣人で普段は人間の姿なんですが、自分の血を見ると理性を失って獣人化するんですね。Twitterの台詞は、敵に背後から銃で撃たれて倒れながら呟くんだけど、これ言葉の通りで、獣人化するとその場にいる生きている人間を全員殺すまで止まらなくなるんです。獣人になった姿よりも、確実に1回で仕留められるように頭を狙ってるのが怖かったな……。でも、こういう設定めっちゃ好き!!!!!敵を全滅させた後にやつれた顔して獣人化する自分をよく思ってなさそうなところもひっくるめて大好きなんだよな~!

 


www.youtube.com

スプリガンさん、制作風景など裏側の動画も公開しているんですが、↑のキャストトークでジャンを演じる阿座上さんがジャンのことを「古のツンデレ」って表現されてて、分かる!!!ってなったしだから私好きなんだって腑に落ちた。

敵を無駄に殺すなって言う御神苗くんに対してお前は甘いって諫めたり、口喧嘩をずっとしてるんだけど、御神苗くんのピンチに駆け付けて助けに来てくれるのがジャンなんですよ~!!!そして、御神苗くんに怒りつつも、そんな甘い面があるところが好きって御神苗くんに聞こえないような小さな声で呟くシーンがあってア~~~~好き~~~~!!!!!!!ってなった。貼った動画の6:45から見れるから気になった方はどうぞ。ちなみにそのシーンの少し前にアフレコ風景が見れます。神。

ジャンメイン回である獣人伝承編がやばいぞと聞いているので、まず該当巻だけ買って全部集めようかな~と思っています。獣人伝承編のアニメ化お願いします…!!!

この2人以外にも、小柄で可愛いのに戦闘技術が高い遺跡荒らしの女の子・芳乃ちゃんや最強キャラ感がすごい朧など、強くて個性豊かなキャラばかりで面白いです!芳乃ちゃん、顔突っ込むだけ突っ込んで御神苗くんに守られるヒロインキャラかと思ったら普通に銃ぶっ放したり、イタコの能力あったりかなりのチートキャラで大好きになった。

声優

千晃くんが主人公で、その相棒ポジションが阿座上さんってだけで私としては見るに値する作品だったわけですが、2人がとても良くてですね。

千晃くんは、御神苗くんのまっすぐさに声がマジでピッタリだと思った。私が知る中で一番男気溢れるキャラ。ツイステのデュースに若干近いかもしれない。千晃くんの演じるキャラってクールもしくは綺麗な男の子ってイメージで、本人もローテンションなのもあって最初にPV見た時は違和感が少しあったけど、回を重ねるごとに御神苗くんに馴染んでいってる気がしました。

これまで聞いたことないくらい、声張って叫んでるのも新鮮だった。超能力で腕をへし折られるシーンと、元教官が死んであまりの辛さに慟哭するシーンの叫びがめちゃくちゃ良くて思わず拍手してしまった。私が知らないだけなのもあるけど、新しい引き出しをたくさん聞く機会があって本当に楽しかった。

ほんのりしか知らないけど、御神苗くんは殺人兵器となるための訓練の時に、洗脳が解けて両親を殺されたことを思い出してトラウマスイッチが入り、仲間を皆殺しにするシーンがあるらしいんですが、そこをどう演じるのか楽しみで仕方ないです。ここは御神苗くんの根幹に関わる部分で、続編があれば必ずアニメ化するはずなので、楽しみに待っています…!

ジャン・ジャックモンドの阿座上さん大好き過ぎてやばい。阿座上さんのお芝居は基本BLCDで聞いてきたんですが、オールドファッションの外川くんはじめBLでは低音で落ち着いてるキャラが多くて、普段の話し声より低音が好き派でした。ジャンは地声と同じくらいでツンとした声色なんだけど、それが良すぎた~!!!口が悪くて荒くれ者なのめっちゃ良いけど、BLではそういった役がないので早急にこのトーンで受けやってくれって思いました……。

特に好きなのが、殺される前に喚く敵に対して小さく舌打ちするのと、獣人に変身する前によく聞くと聞こえる呻き声という性癖もろバレな2か所です。後ろから撃たれた時の意表を突かれた「あぁ…?」とか流血で気を失う前の声もいいですね。……すみません。昔から泣き叫ぶ声と拷問される声とヤンデレ声を好き好んで聞くオタクなんで、どうしても、ね!(引かないで)

メイン2人以外のレギュラーキャラやゲストキャラをベテランで固めてるのも個人的に嬉しくて。回によっては千晃くん以外全員ベテランの回もあったりするんで、先輩に囲まれて奮闘しているんだろうな、良かったなって勝手に思っています。

成田剣さんや菅生隆之さん、稲田徹さん、大塚明夫さんを久しぶりに聞いた気がするし、劇場版のアニメでジャンを演じていた子安さんが、今回のアニメでは御神苗くんの師匠である朧を演じてるのに感動した!やっぱり子安さんの声って唯一無二だし、強キャラ感がすごい。なんと子安さんだけでなく、最終話に劇場版で御神苗くんを演じていた森久保さんがおそらく最大の敵ポジションになりそうな金谷として出てきたのはブチ上がった~~~!金谷の上司に青山譲さんがきたのもまた豪華…。

 

音楽の話もしたかったけど、ここまで結構書いてしまったからまた機会があれば書きますね。サブスクにサントラがあると知って以来、毎日聞いてます。

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とりあえず吐き出したいことは書けたので、今回はこれにて。

 

2期の発表待ってます!!!!!!!!!!

【Paradise】マツダルートでメンタルを抉られるボブゲ初心者の叫び

いっそのこと笑ってくれ!!!

 

※ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先月末から「Paradise」のプレイを始めており、記事で宣言した通りマツダルートをやっておりました。刻一刻と状況が悪化していく中、好青年で責任感が強いところにガチ恋しそうになったり、エロになるとIQが低くなるところに愛しさをおぼえたり、かと思えばアヅマを心配しすぎてお父さんみたいに過保護になっていたりと、なんだかんだ楽しくプレイを進めていました。

マツダが暴力を振るう男なのは知っていました。それに加えて、フォロワーから散々脅され忠告されていたので、心構えもできていたつもりでした。同じライターさんの「ディストピアの王」をフルコンできたから、なんだかんだ大丈夫だと思ってました。

ちょうど今日プレイしていたのが、マツダが暴力を振るったキドさんが死ぬところからで、どんどん状況が悪化していき、マツダは心ここにあらずだったし、キドさんの件についてはマツダを信じたくても信じられないアヅマの葛藤に共感したり、しんどい状況が続いたというのがあったと思います。

そんな時に、ウチムラが悪事をやらかして、私もアヅマ同様「ふざけんなコイツ!!!」って怒ってたんですが、そこでおそらくマツダの中の、理性という名のネジが外れて、最終的に恐怖政治をしく様もまぁしんどくて。アヅマと同様、マツダが変貌したことにショックを受けていたら、貯蔵庫でアヅマ自身も暴力を振るわれて。

 

ここでガチ泣きしたwwwwww

 

純粋に暴力描写に対しての恐怖もあっただろうけど、ここまでマツダが一番責任の重い食料管理の仕事を押し付けられながらも真面目にこなして、何事も率先して動いていて、アヅマと同じく、マツダがいかに潔白なのかを見てきたからこそ、いろんな人の悪意によって、「結局は暴力で人を支配すべき」という思考に至ってしまっている(であろう)マツダを思ったら辛かった。でもアヅマをいたぶる様はマジで許せなかった。

そんないろ~~~んな複雑な感情がぐるぐるしまくったのもあって、堪えきれなくなったところがあり、泣くという形で反応したのだとここまで気持ちを言語化して思いました。

マツダが暴力性の片鱗を見せたところではヒャッハー!ってしていたけど、「俺が貯蔵庫の管理やるよ」の3段階活用の時点では恐怖で呼吸を忘れ(しっかりボイスセーブはした)、暴力を振るうシーンはセーブする余裕もなくなってましたね……。

 

テトラポット登マジでやばい

 

 

 

暴力シーン途中で断念したので、果たして再開することができるのか、このブログを書く前は自信がなかったんですが、書いていて気づきました。

 

 

 

 

マツダのこと好きなんだよ!!!

 

だから絶対に途中で投げ出したりしない!!!

 

 

決意を固めたところで、とりあえず湯船につかってきます。
フルコンできたら、ちゃんとマツダルート感想として記事をあげます!

とあるBLCDオタクの激動の1週間

今週、BLCDの情報が連日投下され、振り回されまくった1週間を振り返ってみました。

「タカラのびいどろ」CD化発表(8/1)

 

りょーたくんとゆっけさんの対決きた!!!

 

ゆっけさん、長いこと出続けてくれているけど、出演作は決して多くなく、今年は「マスク男子は恋したくないのに」の続編のみだったから嬉しい!

原作について調べてみたところ、純情一途な男の子で、博多弁を喋るシーンが多い役どころ。最初は、のがみんや小松くんみたいに九州出身の声優さんを起用した方が良いのではと思ったけど、「ゆっけさんの方言を聞きたい」という気持ちが勝りました。

最近のBLCDでのゆっけさんの役って、オメガバースものでかわいそうな境遇にあるオメガか定期的に聞く男はじの絡みにおいて獣みたいになる受けだったので、普通の男の子がかなり新鮮。それこそ、デビュー時に聞いた作品以来なのでは?

りょーたくんの攻め過去2作はどちら視聴済なんですけど、今回毛色が違う攻めだからとても嬉しい!デビュー作でもある「彼のいる生活」では一途な爽やか好青年、「失恋ジャンキー」では一途で寡黙な男前と、一途な役が続いてきたけど、今回は逆に受けからの熱いアプローチで絆されるツンデレという、私の中では受けイメージの役っぽい。原作まだ読んでないので、読んだらまた印象が変わりそうだけども。

りょーたくんの対戦相手、千晃くん→ヨシキ→そーまと若手が続いてきたのでここに来て中堅に入るゆっけさんがお相手に来たのが聞き手的にもワクワクです。しかし、ディアプラスだとフリートークがつかないのが非常に残念だ!!!

 

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「愛の夜明けを待て!」CD化発表(8/2)

 

小西克幸!!!???(第一声)

 

メイン2人にまったく目がいかなかったのを許してほしい。だって、こにたんの新規出演って2014年ぶり(絡みありの作品は2011年ぶり)なんだもん!!!大変な事件ですよこれは!!!例え脇役だとしても大感謝しかないんですよ!!!

なんと言っても、私こにたんの攻めはそれなりに聞いてて好きなんです。「世界一初恋」の高野さんのコニタンクッッッソ好き!!!BLCD聞き始めにお世話になった覚えがあります。「エス」と「清澗寺家シリーズ」、「海シリーズ」、「シナプスの柩」、「ねじれたEDGE」が特に思い出深い。

鳥さんについては、私が買った作品では出くわさなかったけど、直近だと「めぐみとつぐみ」に出てるのは把握していました。鳥さんにももう数え切れないくらいお世話になっていますから、感謝ですね。

こにたんショックが落ち着いてから公式サイトを見たんですけど、まさかのこにたん、鳥さん、樽さんの三兄弟なんですね!?なんて贅沢なんだ!アニメでも今後あるか分からないくらい豪華さ。どの程度こにたんと鳥さんが出演するのか分からないままCDを聞いて、声を聞いてキャッキャしたいです!

ようやくメイン2人について言及しますと、この作品、「愛の本能に従え!」のスピンオフなんですね。どんな役柄だったか覚えてなくて、自分の感想記事読み直したら樽さんは食えない男っていう私が好きな役柄で土岐くんはえっちなお姉さんって書いてたので、俄然期待が高まりました!今回、土岐くんメイン初めて聞くことになるので楽しみですね。

 

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「鬼と天国」CD化発表(8/3)

フォロワーさんがCD化してほしいって言っていた作品で、試し読みをしたら面白そうだったので下巻と続編を買って読んだんだけど、めっちゃ良かった!!!

攻め・天獄の爽やかな見た目に反して性的に奔放なのに、愛情に関するトラウマを持っていて恋愛とか情緒的に赤ちゃんなのが好きで!下巻のラストで、すれ違ってギクシャクしている時に天獄が泥酔した受け・青鬼を家まで送って、メモを置いていくんだけど、裏面に「青鬼先生、頭が痛い」って遠回しに「抱きしめてほしい」って感情を伝えるのが素直に甘えられない子どもで萌えに打ちのめされましたね。

これだけだとよくわからないと思うので、ぜひ原作読んでください。そんな天獄が続編では青鬼への愛情に目覚めて支える側にも回るのが最高なんだ。そしてそんな難しい役を興津さんが演じるのが楽しみでしかないです!!!

受け・青鬼は現実にいそうでいなさそうな絶妙なラインの枯れ気味なおじさんなのがまずいいなと思ってて、天獄にひたすら振り回されてると思いきや、怒るべき時に怒り、天獄の変態性や情緒の未熟さを受け入れる包容力を持ってて、どんどん青鬼の虜になっていきましたね。

だからこそ声を大にして言いたいんですが、青鬼から駒ちゃんの声はしないのよ!!!どちらかと言えば天獄の方が合うと思うよ!駒ちゃんの声って落ち着きはあるけどハリがあって綺麗な印象を持ってるから、正直青鬼と真逆だと思うんですよね……。樽さんとかハマケンさんくらい渋めの声をお持ちな方にした方が良かったというか、原作を読んでしまった今、そうしてくれ!!!と懇願してしまいます。もう決まってしまったので、今更何を言っても仕方がないのですが。

それでも購入しようと思っているのは、りょーたくんの役がかなり美味しいからです。

天獄先生の元教え子で、学生からずっと一途に片想いしている
・猫を被って青鬼に近づく
・傷心中の天獄と未遂がある
・青鬼に譲る形で結局はフラれる
・美人ちゃん!!!

好きになるだろこんなん!!!幸せになってほしいじゃん!!!

天獄に出会えたと思ったら青鬼とただならぬ関係になっているのを知って、関係を持つチャンスを得たのに最終的には好きなまま自ら身を引いて青鬼に譲るんですよ……こんな優しくて良い子、絶対に幸せになってほしいからスピンオフをなにとぞよろしくお願いします!

「男子高校生、はじめての」第14弾発表(8/5)

 

最終日にとんでもないのきた。

 

前日にTwitterで新情報の発表があると告知があり、1日ソワソワしながら仕事をしていたらフォロワーさんから「りょーたくん決まりましたよ」とDMが届いて、仕事中にもかかわらず詳細を見たら阿座上さんがお相手で、完全にフリーズ。

その時のツイートがこちら。

 

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その後現実逃避して、詳細をちゃんと見たのは約1時間半後でした。

 

実は私、1年半前に男はじ新シリーズのキャスト予想を勝手にやってまして。

 

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個人的にかなり妥当で現実的な予想だと思っていたので、予想が的中したことにはそんなに驚いてないんですよ。

 

鈴木崚汰受けで、阿座上さんとコンビだから取り乱してるんですよ!!!!!

 

男はじという間違いないコンテンツに、声優さんの中でも特に声とお芝居が好きな2人がきて、その上りょーたくんの本格的な受けが山盛りでお出しされるんですよ!!!!!

私にとってあまりにもご褒美すぎて、思わずモニター前で拝んでしまいました。これに見合うだけの努力を私はしていないのに、享受してしまって本当に良いんだろうか(真顔)。今日移動中に電車で考えていたけど、割とガチで、これでBLCDオタク卒業しても悔いはないかもしれない。いや、まだする予定はないんだけど。

いざ聞いてみたら自分には合わないかもしれないし、なんといってもりょーたくん、受けとしてまともに絡みをやるの現時点では男はじが初なので、期待しすぎは良くないんですが、りょーたくんが外さないことを知っているからこちらの予想を上回ってきそうで。ただ、SEに関しては甘く見た方が良いとは思っていますが。

とりあえず、9/30まで早く過ぎ去ってほしいけど、その時間を無目的に過ごしてはいけないと思うので、資格勉強を始めることにしました。頑張ります(?)

ほろあまクールな兄貴分攻め(CV.阿座上洋平)とかマジで勝ち確よ。字面だけでご飯食べられる。BLでの阿座上さん、基本的に声低めで大好きで、キャラ絵的に絶対好きなトーンでくるはず。

りょーたくんの方はまったく想像がつかないですね。未知数で心配だけど、りょーたくんだからどうしても期待してしまう。こんなBLラッシュを食らったら私は鈴木崚汰のオタクになってしまう。ごめんね千晃くん。

 

ありがとう!!!GINGER BERRY!!!