コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

Paradiseプレイ始めました

約半年前に体験版をプレイしていた18禁BLゲーム「Pradise」のプレイを始めました。

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2月から繁忙期に入って仕事が忙しくなり、落ち着いたらやろうと思っていたのですが、仕事が落ち着いた頃にはその熱が薄れ別のゲームをやっていました。4月はBLCDも豊作だったり、イベントにも出かけていて時間がとれないというのもあった。

なぜ今回買うに踏み切ったかというと、昨年「ディストピアの王」を購入した理由でもあった、直近で買いたいBLCDがあまりないのと、コロナの感染者が激増し、またひきこもりの生活に戻り時間ができたこと、そのタイミングでDL siteでクーポンを適用して半額程度の値段になっているのを発見したからである。

感想記事はまた別で書くけど、やっぱりめちゃくちゃ面白い。実はこれの前に2本ほどボブゲをやったんだけど、どちらも割と最初の方で積んでしまっていて、デ王がたまたま自分にハマっただけで、基本的にボブゲの才能ないのかな?と思っていたが、大間違いだった。とは言え、デ王と同じライターさんのシナリオなので、刺さる予感はなんとなくしていたけども。

あまり刺激的な作品は見ないので、いわゆるクローズドサークルものにちゃんと触れるの、もしかしたら初めてかもしれない。自分もその場に入り込んでみてるのか、常に緊張しているというか、だんだんと状況が悪化する様を見守るのが地味にメンタルにくる。場を仕切ってくれるマツダと冷静な意見をくれるミツギの存在に物凄い安心感を覚えているよ…。

有識者フォロワーにおススメ攻略順を聞いて、マツダから攻略していて、ルートの感想記事に多分また書くと思うけど、デ王時の感覚でポイポイボイスコレクションに保存していったら60個の制限があるのに後で気づいて少なさを嘆いております。テトラポット登さん、言い回しが天才なので保存したいボイスが彼だけで間違いなく埋まると思う。

BADENDが3つもあって、どういう順番でEND回収したら良いか聞いたら有識者フォロワーから怖い回答ばっかりきて震えながら進めてたら唐突にエラーが発生してゲームが落ちたなどのトラブルにも見舞われたけど、とりあえずマツダだけは全END回収してみせる!!!ミツギはみんなが癒し枠だって言ってたから、多分やる!……タカラは分からん!!!約束はできない!!!

 

今月は1枚もBLCDを買ってなくて飢餓状態で苦しんでいたけど、来月久しぶりに新譜を買います。

 

久方ぶりに初受けを摂取できる!!!!!!*1

 

ちばしょー、過去に数作出たっきりでその後音沙汰なしだったので、もう出会うことはないかと思っていたけどまさか戻ってきてくれるとは…!という感動に背中を押され、ご祝儀買いすることを決めました。

ちばしょーはお相手のゆうまたそや三番手の熊ちゃん同様、SideMの頃から知っている声優さんなので、特別ファンではないけど少なからず思い入れはありまして。ただ、アイドル仕事が多く、少し前まではKiramuneでアイドル活動もしていてキラキライメージがあったので、私とはもう縁遠い存在だな~なんて勝手に思っていました。だからこそ、ちばしょーの絡みを聞くのは結構勇気がいるんですが、楽しみだ!!!面白かったら感想書きます!

初受けからしか得られない栄養がある!!!

*1:過去にもメインでの出演はあるが、絡みは今回が初

楽しいキャスト発表があった話

声優オタクになってから、キャスト発表というイベントがずっと好きです。ただ、最近はあまり漫画・アニメともに触れていないため、その楽しみを享受できるのが現状BLCDの新作発表のみ。

コロナの影響もあって発売される作品数が少なく、あっても個人的に複雑な気持ちになることが多くてその楽しみを忘れていたのですが、最近、久しぶりに楽しいキャスト発表がありました。

ディストピアの王」のプレイをきっかけに、BLゲームが好きなフォロワーさんが増えたのもあり、ゲームの存在自体は知ってましたし、デ王のシナリオを書いた方が関わっているのでかなり気になる存在でした。

当日、テレワークで仕事をしていて終わり間際にTwitterを覗いたら、フォロワーさんのフォロワーさんがキャスト発表をみんなで待つ目的のスペースを開いていたので、仕事を終え夕飯を食べつつ雑談に参加してみました。待機してるのが、みんなで肩を組んで支え合ってる感があってなんか安心したな。

いざ発表された後も、どんな声なのか聞きに参加者それぞれが他作品の出演作をググって、みんなでボイスを聞いて感想を言い合うのも面白かったな~!このゲームはボイスなしですでに販売されていて、今回晴れてボイスがつくことになり、そのキャスト発表の第一弾だったので、既プレイ勢がボイスがつくことにとても感動している様子に、勝手に感動してしまった。

最近、BLCDのキャスト発表があっても「別の人がいい」「イメージと違う」「またこの人か」と文句や不満を言ってることがほとんどで、声がつくことの素晴らしさを忘れていたなと、若干反省すらしました。「若干」なのは、CDでは明らかに役とイメージが違うキャスティングがされることがまぁまぁあるからである(小声)

このゲームについては、キャストがどうだろうとプレイしてみようとは思っているものの、既プレイ勢に攻略対象について聞いたら「この中に李京を放り込んでも違和感がない」「ベクトルの違う李京」という回答が返ってきて戦々恐々としている。

 

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李京ルートをボロボロになりながらプレイした私、超不安!!!
しかし、李京ルートのやばさをもう一度味わいたいのも否定できない!!!

 

登場人物を一通り見た感じ、今のところは本命が新田大衡も気になっています。新田は最初に見た時から呪術の伏黒くんに似てるな~~~と思っていたので、ゆうまたそに似た声の方にやってほしいですね。

大衡は優しいほほ笑みにほの暗い闇が見えて良い。紹介文にある「常に大事なものしか見えていない視野の狭さ」が気になりますね。最近、某ゲーム実況者のFE実況にハマっていて、その中のシルヴァンってキャラに見た目が似てるからまこさんで脳内再生されてしまう。

前髪あげてるので、あまり共感を得られなさそうだけど、おろしてる時は割と似てると思う。(ちなみに私はこのゲームの中だとディミトリが好きです)

どうやらキャスト発表は2名ずつらしいので、おそらく1ヵ月程度、週1でドキドキできるのは楽しみでもあり、早く全員発表してくれと悶えもしますね!しかし、こうやって焦らされるの、嫌いじゃないぜ!!!

 

そうこうしてたら、久しぶりに沸いたキャストのCD発表がありました。

 

阿座上さん受けだ~~~~~!!!!!!

 

「ヒーリングパラドックス」の初受けが刺さったので、次の受けでの出演作あったら買おうと思っていたけど、案外早くにきて歓喜。強面で不器用だけど実は甘えたがりな高校生役、楽しみです!!!発売日が誕生日周辺なので、完全に俺得メンバーなのは私への誕生日プレゼントだと言っても過言ではない!!!やったね!!!

 

その前に積みCDと積みゲーの消化にいそしみます。

RAMPO in the DARK vol.3 6/26昼公演感想

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少し日が空いてしまったのですが、スマホに感想メモをしっかり残してあり、このままお蔵入りさせるのがもったいなかったので、短いですが記事として感想を残すことにしました。

6/26 12:30の公演のみの感想になります。
出演は立花さん、りょうたくん、渕上さん。
江戸川乱歩の「疑惑」「陰獣」2作の朗読劇で、前者が短編、後者が長編になります。

疑惑

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青空文庫のリンクなので、興味がある方はこちらから読めます

語り手がりょうたくん、聞き手が立花さんで、渕上さんの出番はなし。地の文はなく会話形式で進んでいきます。

5月にあったフォアレーゼンの朗読劇を見てりょうたくんの朗読が大好きになり、足を運んだんですがやっぱりめちゃくちゃ良くて大好きになった。

 

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あらすじをかなり簡単にまとめると、とある日、りょうたくん演じる語り手の父親が、家の庭で頭が割られた状態で死んでいるのが見つかる事件から始まります。最初は、父親が何者かに殺されたものの、今までの父親の素行の悪さから悲しむことができない葛藤を漏らし、思い当たる犯人について思いを巡らせていたのですが、次のシーンから家族の中に犯人がいるのではないかと疑いだし、しまいには自分が家族から疑われていると疑心暗鬼になって、最終的にはそんな疑惑に囚われ精神を病んでしまうものの、思いもよらぬことがきっかけで犯人にいきつく…というお話。

りょうたくん演じる語り手は、神経質な人柄がうかがえる話し方なんだけど、家族への疑惑を持ち始めてからだんだんとヒステリーっぽく声色が尖っていき、精神を病んで一見穏やかに聞こえつつも虚無感が漂うといった全編においてお芝居に対し興奮しまくっていました(歪)。

フロイトの理論を永遠と語るシーンではサイコパスみがある言い回しも良くて、とにかく満足した。ちなみに、フロイトの理論を語る台詞がこちら。

「まあ、あったんだ。ところで、君はフロイドのアンコンシャスというものを知っているかしら。兎も角、簡単に説明するとね、我々の心に絶えず起って来る慾望というものは、その大部分は遂行すいこうされないでほうむられてしまう。あるものは不可能な妄想であったり、あるものは、可能ではあっても社会上禁ぜられた慾望であったりしてね。これらの数知れぬ慾望はどうなるかというと、我々みずから無意識界へ幽囚ゆうしゅうしてしまうのだ。つまり、忘れてしまうのだが。忘れる、ということは、その慾望を全然無くしてしまうのではなくて、我々の心の奥底へとじ込めて、出られなくしたというに過ぎない。だから、僕達の心の底の暗闇には、浮かばれぬ慾望の亡霊が、ウヨウヨしている訳だ。そして少しでも隙があれば飛び出そう、飛び出そうと待構えている。我々が寝ている隙をうかがっては、夢の中へ色々な変装をしてのさばり出す。それが高こうじては、ヒステリーになり気違いにもなる。うまく行って昇華作用を経れば、大芸術ともなり、大事業ともなる。精神分析学の書物を一冊でも読めば、幽囚された慾望というものが、どんなに恐しい力を持っているかに一驚いっきょうを喫きっするだろう。おれは、以前そんな事に興味を持って少しばかり読んだことがある。
 その一派の学説に『物忘れの説』というものがあるのだ。分り切ったことをふと忘れて、どうしても思い出せない、俗に胴忘どうわすれという事があるね。あれが決して偶然でないというのだ。忘れるという以上は、必ずそこに理由がある。何か思い出しては都合の悪い訳があって、知らず知らずその記憶を無意識界へ幽囚しているのだという。いろいろ実例もあるが、たとえばこんな話がある。
 かつてある人が、スイッツルの神経学者ヘラグースという名を忘れて、どうしても思出せなかったが、数時間の後に偶然心にうかんで来た。日頃熟知している名前を、どうして忘れたのかと不思議に思って聯想の順序をたどって見た所、ヘラグース――ヘラバット・バット(浴場)――沐浴もくよく――鉱泉――という風にうかんで来た。そしてやっとなぞが解けた。その人は以前スイッツルで鉱泉浴をしなければならない様な病気に罹かかったことがある。その不愉快な聯想が記憶を妨さまたげていたのだと分った。
 また精神分析学者ジョオンスの実験談にこういうのがある。その人は煙草ずきだったが、こんなに煙草をのんではいけないなと思うと、そのしゅん間かんパイプの行方ゆくえがわからなくなる。いくらさがしても見つからない。そして忘れた時分にヒョイと意外な所から出て来た。それは無意識がパイプを隠したのだ。……何だかお談義みたいになったが、この忘却の心理学が、今度の事件を解決するカギなんだ。
 おれ自身も、実は飛んだことを胴忘れしていたんだ。親父を殺した下手人が、このおれであったということをね……」

引用:疑惑(青空文庫江戸川乱歩 疑惑 (aozora.gr.jp)

これ全部あったかは分からないけど、とにかく長い台詞だと思ったのは確かで、これを客に「聞かせる」のって上手くないとそもそも何を言ってるのか分からなくなるし、頭に入ってこなくなると思う。(ただ、りょうたくんで聞いてもこの話は途中から意味が分からなかった)

原作を読んでもらうと分かる通り、聞き手はあくまで聞き手に徹していて、語り手であるりょうたくんにすべてがかかっていたと言っても過言ではなかったんだけど、語りが上手すぎてずっと引き込まれた。シーンが切り替わるごとにどう変化していくのか毎回楽しみだった。

細かい部分について言及できないのが惜しいんですが、ただ一つ言えるのは鈴木崚汰マジで推せる」ということですね!狂気芝居ありがとうございました!!!

陰獣

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青空文庫のリンクなので、興味がある方はこちらから読めます

語り手(寒川・探偵小説家)が立花さん、話のキーマンである小山田静子を渕上さん、寒川の友人で記者をりょうたくんで、こちらは地の文があり、立花さんが基本喋りっぱなしで、一生分の立花さんボイスを聞いた気がします。

寒川が、小山田静子から大江春泥という探偵小説家から脅迫されており、助けてほしいという申し出から話が始まるんですが、こちらは私の頭だとまとめられないのでWikiか何か読んでください。

原作を読まないまま朗読劇にのぞんだのですが、話を追うのに必死で芝居を楽しむ余裕がないくらい濃厚な話だった。湿度が高くてジメジメした空気感と変態性、真実が明かされず謎のまま終わる後味の悪さ。これが江戸川乱歩の真骨頂かと分からせられました。「人間椅子」と同じ気持ち悪さがありましたね……。

ただ、立花さんの語り口が基本軽く飄々としていたのもあり、その重さが軽減されていたのは、個人的には良かったかもしれないです。

渕上さんはまず着物姿がお美しく、声も素敵だな~と思っていたら、行為中に鞭で打たれるのが好きなマゾヒズムをお持ちな女性で、結構エロティックな台詞があるので、めちゃくちゃドキドキしてしまった。両隣がおそらく渕上さんファンの男性で、ファンの方はどういう心境なのかも気になって余計に気が気じゃなかったですね。

話のインパクトが強かったので、話を知った上でもう一度見てみたい。他のキャストさんだとまたアプローチが違うはずなので、比較したらより面白いだろうと思う。今、まさに記事を書きながら円盤の購入を悩み始めております。私が行った公演が入ってる円盤、立花さんと同じ役を演じてるのが野島さんと佐藤さんとか、確実にお芝居全然違うだろうから聞きごたえ絶対あるよな~!聞きたいな~!!

 

江戸川乱歩の作品な時点で濃い内容になるとは思ってましたが、予想以上にどギツくて大変面白かったです。神田明神ホールという厳かな場所で、かつ会場の内装がとてもオシャレで昭和というかアンティークな家具や小物を使っていて、衣装もこだわりの和装で、目と耳で楽しめる格式高い朗読劇でした。
江戸川乱歩の作品が苦手でなければ、好きなキャストさんが出てたらぜひ行ってみることをおススメします!配信もあるので、まずは配信から見てみるのもアリかと!

こちらの動画で内装と各キャストのお写真があるので、気になる方はどうぞ。

 

youtu.be

【BLCD】春になるまで待っててね

e-fifth.net

発売日:2022/06/29
出演:熊谷健太郎(ディビス・ゲラー)×天﨑滉平(リック・エドワーズ)、大塚剛央(テイラー)、ほか

季節は初冬――リス獣人のリックは、来たる冬眠に向けてせっせと準備していた。
木の実も買い込み準備万端、いざ明日から冬眠休暇……という日の夜、
なんと運悪く、火事で自宅を失ってしまう。
家も、木の実も、ふかふかの毛布やクッションも、何もかもを失くし
途方に暮れていたリックだったが、それを見かねた消防士が、
「明日から冬眠休暇に入る同僚がいる」と居候することをすすめてくれた。
恐縮しながらリックは紹介された家を訪れるが、なんと出迎えてくれたのは
リスであるリックには縁遠すぎる、寡黙な熊獣人のディビスで――?

絵本のようなあったかいケモミミBL小説がドラマCD化!

久しぶりの感想記事!

熊谷くんと天﨑くんコンビのCD化、(確か)一昨年から待っていました。ついに実現したということで、フリートークを目当てに内容はあまり気にせず購入したわけですが、心温まる良い作品でした!

たっぷり2枚組で、ほぼ2人だけの掛け合いで話が進んでいきます。モノローグ担当の天﨑くん、熊谷くんが寡黙な役なのもあり、本当に喋りっぱなしなので天﨑くんのオタクは買った方が良い。

冬眠中のお話で、2人の寝息やベッドの上でのお喋りなど、全体的にまったりしていて、良い安眠CDになりそう。絡みは最後の最後に1回ガッツリあるのみで、心の距離が近づく様が丁寧に描かれてました。

熊谷くんは低くて落ち着いた声で寡黙なディビス。大型熊獣人役ということで、声を太めに作ってる印象を受けました。口数が少ないのもあって、前半は何を考えているのか分からないのですが、後半になるにつれてリックへの好意がにじみ出ていき、それが急じゃなくてグラデーションみたいに徐々に表れていくのが良かったです。

ディビスは好意を持ちながらもリックと同じベッドに寝ても我慢して一切手を出さない忍耐強い男なんですが、堪えきれなくなり、まどろむリックにキスの雨を降らせるんですよ。そのシーンがはちゃめちゃに好き!

壊れやすいものを扱うみたいに、とにかく柔らかくて優しいキスなのが音で表現されてて、しかも1つ1つの音が全部違うんですよ。表現のしようがないので、これはもう聞いてもらうしかないんですが、まさに職人芸ですね。さすがとしか言いようがない。

あと、リックに対してトントンしながら「よし、よし」って寝かしつけるシーンがあるので、熊谷くんに寝かしつけられる疑似体験ができます(?)この辺、これってシチュCDだっけ?と錯覚した。

ディビス、基本的には優しくてリックを大事にしてくれるけど、告白した後結構強引に事を進めようとしたり、愛情を直球にぶつけてくるのが良い意味で予想を裏切られて好きになったキャラです。

天﨑くん演じるリックは火事に遭って家を失うかわいそうなシーンから始まるのですが、芯があって強く明るい子なので、最初以外は悲壮感が全然なかったです。両親を早くに亡くして孤児院に預けられていた過去を持つのに、本当に真っすぐで良い子で、ディビスの「リックさんは、可愛くて、すごい」って言葉に共感しました。

とにかく可愛いから天﨑くんのオタクマジで買ってほしい。

ディビスからのアタックに慌てふためく声が可愛すぎて抱きしめてあげたいしこれはディビスも好きになっちゃう分かる……ってずっと思いながら聞いてました。

表情がクルクル変わって一生懸命で、可愛いけどあざとさが微塵もない、ピュアな男の子を演じさせたら右に出る者いないのでは?と思うくらいピッタリな役だったと思います!

話の中身があまりないエロ特化の作品に飽きたら、ぜひこれを聞いて浄化されてほしいです。BLCDにおいて絡みは必須としていますが、今作は絡みシーンに入ってかなり動揺してしまった。それくらいピュアピュアな内容になっております。

また、2人の声って上手く言えないけど耳に優しくて聞き心地が本当に良くて、作品のほっこりな世界観と合ってました。原作は未読なんですが、このお2人だからこそ、原作をそのまま音声化できたのでは、とすら思います。

ちなみに、3番手にいる大塚くんは火事に対応した、ディビスと同僚の消防士の役なのですが、最初のトラック約3分にしか登場していないので、大塚くん目当てに買うのはおススメしません(笑)ただ、メイン2人をくっつけるきっかけとなるキューピット役を演じてるというだけで、中の人オタク的には十分満足でした!

2枚組のCDって値段が高いし、聞くのに時間がかかる(今作は本編だけで約2時間半)ので、なかなか手を出しにくいですが、その分話をじっくりと味わえて満足度が高いと改めて思いました!

実は2枚組のCDをいくつか積んでしまっているので、これを機にちゃんと聞き始めて感想を書けたらと思っています。今回、リハビリを兼ねているので短くて申し訳ないですが、この辺で。

SideM声優の話

前回、記事にしたボイコミをきっかけに大塚くんの主演作「風が強く吹いている」を視聴しているあおいです。

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3話ずつ見てるんだけど、面白くて毎話の体感がとにかく早い!元々スポーツアニメは好きだったのですが、ここ数年はまったく見ていなくて、「もう自分にスポーツアニメを見る気力は残ってないのかも」なんて思ってたが、完全に興味関心の問題だったことがわかった。

風つよの感想は完走できたら書くとして、本題に入ります。

 

アニメの合間に、「そういえば大塚くんはSideМにいたな」とふと思って、YouTubeで探してみたら1つ引っかかりまして。

 


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2曲目で、おそらくほぼ全員キャストが揃って集合曲を歌ってるんですが、それを見て思ったのです。いつの間にか、BLでお世話になってる声優さんばっかりになったと。そこからいろいろと思うことがあったので、記事にしちゃいました。申し訳ないですが、作品自体や各キャラについてはほぼ知らないので触れません。いつも通り、声優さんとBLの話になります。(二次元に熱中する才能がマジでない)

過去記事でも触れた気がするけど、SideМの声優さんに関しては、複雑な気持ちがあった。機会に恵まれずに、なかなか人目に触れることがなかったであろう声優さんの存在を知ることができたのは間違いないし、おそらくこの先もずっと感謝し続けると思う。

作品自体に愛着がないので、キャストさん同士がTL上で会話してる、いわゆる内輪っぽいノリにモヤモヤしたり、どれだけの声優さんがアイマスだけで終わらず活躍していけるのか勝手に心配したりしていた。今思うと、余計なお世話すぎるな。

私にとってダメ押しだったのは、ジェネリックキャスティングが流行り出したBLCD界隈に続々とキャスティングされたことで、BLCD界隈を離れたきっかけの一つでもあった。でも、いざ帰ってきたらBLCD界隈の主軸を担う声優さんが増えていて、やっぱりSideМには頭が上がらないと思った。

 

特に熊谷健太郎を発掘した功績はデカい!!!(あくまで個人の意見)

 

皆さんそれぞれがいろんなフィールドで活躍していますが、私はやっぱりボイス作品にメインで出てくれる人を贔屓してます!

大塚くんも所属するユニットの声優さんを調べたところ、宮崎くんはスタダ所属のためBLは来なさそうだけど、伊瀬くんがVIMS所属と聞いて思わず立ち上がってしまった。

 

さすがにまだBLには出てないだろうと思ってダメ元で調べたら、

crownworks.jp

 

出てた!!!しかも名前ありの役で!!!!

ありがとう仕事が早いぞVIMS!!!!!

 

取り急ぎ、CDは聞き返す。

 

こうやって若手声優発掘をするのは楽しいのだけど、時間がソッコーで流れ、もうこんな時間だ。また気になる声優さんが増えました。

 

冒頭に載せたライブ映像、宮崎くんと伊瀬くんは笑顔でダンスも様になっているのに、大塚くんだけ真剣な表情でダンスが固く見えるのに勝手に萌えていました(キャラ意識でわざとやってるのかもしれないが)

 

あと、彼らの曲が好みで頭を抱えています、助けてください。
SideМ、なんでサブスクないんだよ~~~!!!

 


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「佐原先生と土岐くん」ボイコミとキャストの話

ブログ書かな過ぎて、書きたい欲が限界に達したので突発的に画面に向かっているあおいです。お久しぶりです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

5月は約週1で小林千晃くんのイベントに参加していて、1つ1つのイベントの内容を嚙み砕く余力がなく、そのまま6月に入り、いつの間にか真ん中を過ぎていてビックリよ。

ブログを書くためにイベントに行っているわけではないものの、ブログを始めた以上は感想という形でゆっくりアウトプットはしたかったな~と今になってちょっぴり後悔はしている。やっぱり感想って言った直後のホットな感情と勢いがないと書けないから、時間が空いて熱が冷めた今になって書くのはなかなか難しい。

あと、書けなかったのはBLCDを買ってないからですね(白目)今月は迷っているのが1作あるんでまだいいんだけど、来月本当にないことに気づいて愕然とした。でも8月は3枚欲しいのがあるから、それのために貯金しよう……と思いなおしている。

そんな感じで、最近は他界隈に目を向けていたのですが……久々に沸いたお知らせがこれ。

目新しいかつ私が気になってた2人のメインキターーーーーー!!!!!

原作の内容自体は、先生と生徒のよくありそうなピュアなお話で、そこまでピンとこなかったんだけど、BL作品のメイン初めての2人にはピッタリでむしろ良し!!!

広瀬くんはアイナナで知って、キャラがとても好きだったので、似たような感じのツンデレ可愛い受け聞きてえ~~~って3年前から待っていたけど一向にその気配がなく、もはや諦めていたのでだいぶ感動している。正直、参入させるの遅いけども!!!聞いてますかアーツビジョン様!!!これを機にCDもお願いします、本当に(必死)

大塚くんは名前は見かけるけど、作品でしっかり聞いたことなく、最近SideМに加入したっていうほぼ知識がない声優さんなので、やっと機会が巡ってきた!待ちきれずいろいろと調べたら主演作を見つけて良さそうだったので、見るところから始めてみようと思っている。いろいろ映像を漁ってみたけど、落ち着いた声で地声から良い。

声優オタクに復帰してから2年経とうとしてるんだけど、この2年間で地声から良いなと思える聞き心地の良い落ち着いた青年ボイスの声優さんにたくさん出会えた気がする。今って、おそらく平凡で自然な少年(高校生~大学生)ボイスが流行りだと思うけど、主人公ではなくその親友・相棒ポジションにいそうな声。

お名前をあげると、阿座上さん、りょーたくん、坂くん、熊ちゃん、水中さんあたり。このブログではお馴染みのメンバー。大塚くんは私の中のではこのカテゴリ。濱野くんはだいぶ低く、私の好みからは外れるけど、めちゃくちゃ良い声だなといつも思う。

今、いろんな作品で主人公を演じてる千晃くんの声が大大大好きではあるんだけど、適切な表現かは分からないが、細谷佳正の系譜の声も好きなんですよ。そういう声の方はたくさんいるとは思うんだけど、自分のアンテナに引っかかる人ってそんなに多くはなくて。でも、この2年はフラフラしすぎだぞと自覚するくらいにはアンテナに引っかかる人との出会いがあったと思います。

やっぱり声フェチなので、声は地声から良くあってほしいし、近年の主食がBLCDなので聞き心地の良さを求めるし、ドラマCDで聞いて違和感ないレベルのお芝居を求めてしまう、耳が肥えたワガママオタクだから、アンテナに引っかかる人がいてくれることに感動する日々です。

眠くて何を書きたいか分からなくなってきたが、とりあえずBLCDに出てくれる若手声優さんを私は応援していきます!!!あと、CDでもそろそろ目新しいキャストの作品が来ないと悪魔化しそうなので祈りつつも、アニメ見たり、読めていないソシャゲのストーリー読むなどしてきたい。

 

プチ感想まとめ

5月はいろんな場所に出向いて見たり聞いたりをしてきたんですが、1つの記事にするほどでもない、といった感想をいっそのことまとめて書くことにしました!

第3回大沢男子会

2部のみ参加してまいりました!会場が大きくなり、どんな雰囲気になるのだろうかとドキドキしていましたが、前回と変わらず居心地の良い空間でした。「親しき中にも礼儀あり」で、仲の良さはありつつも役者としてのリスペクトは忘れていないと感じられる3人の関係性が好きで、安心して見守ることができるのが良い。

3人についてそれぞれ印象に残ったことをあげていくと、誠一郎くんは事前に応募があった「3人で話し合ってほしいこと」を話すミーティングのコーナーで、方言のテーマになった時に生広島弁を聞けたこと!前にドラマCDで広島弁を話しているのを聞いたことがあって、いつか生で聞いてみたいなと思っていたら、まさかここで叶うとは思わず感動した。

市川くんは、未だに中性的というか、ボーイッシュな女性に見える時があってビックリする。耳飾りはじめ衣装がオシャレで、席が市川くんだったのもあり穴が開くほど見つめてしまった。気になった話は「自分がいないところで芝居を褒められている」って話していたことかな。最近、市川くんのお芝居を聞いたのが「寺野くんと熊崎くん」の千晃くんの役の友達くらいなので、もっと出番がある役で聞いてみたいと思っている。「ツルネ」で良い役をやっていると聞いていて、気にはなっています。

千晃くんは衝撃の画伯ぶり。

テーマは「モアイ像」で、左上が千晃くんの絵なんだけど、完全に「もじぴったん」で笑いを堪えるのが大変だった。いや、堪えきれてなかった。

encore.mojipittan.jp

もじぴったん」って20代前半の子たちって分かるんだろうかと心配だったんだけど、Switchでソフトが出てるならきっと伝わっていただろう。2部においては前回よりも大人しかったというか、真面目モードだった気がする。近況報告コーナーのテーマ「最近嬉しかったこと」で、「他の声優さんから(千晃くんに)役をとられて悔しいって言われることが多くなった」って話をしていたのが印象に残っている。前回も人気になってきてるな~と思ったけど、今や様々な媒体で名前を見かけるので、めちゃくちゃ売れちゃったな~と少し寂しく思ったりしているのは秘密。

真面目な話をしつつも、ゲームコーナーのお絵描きコーナーではしっかり笑わせにくる、ゆるい雰囲気なのに体感5分に感じるくらい面白くてあっという間の不思議なイベント。

特『刀剣乱舞-花丸-』~雪の巻~(ネタバレ注意)

toku.touken-hanamaru.jp

キャラ出過ぎでは!!!???

先週の配信くらいでしか事前情報を仕入れなかったので、出演キャラの多さに度肝を抜かれた。最後のエンドロールでキャストの数を数えてみたけど、40人手前で脱落したから下手すると50人くらい出ていたのでは?(兼ね役があるので意外と少ないかもしれないが)

映画は1時間ちょっとで、前半に山姥切2振メインの話、後半に土佐組の話とおそらく約30分ずつだったと思う。始まってすぐ「花丸の本丸に帰ってきた」と思わせてくれる沖田組メインのOPが歌も映像も可愛い癒し全開でまず最高。不穏な雰囲気から始まるんだけど、とうらぶから離れていたのもあり、自分の知ってるキャラが出てきてテンションが上がりまくり、話どころじゃなかったな。今剣と岩融、髭切と膝丸、三日月とまんば、鯰尾と骨喰と、胸アツコンビから始めるのずるい。そして、

山姥切長義が可愛い。

花丸仕様の長義、幼くて可愛いのに原作通り性格悪くてまんばにきつく当たるのに、出陣で見事に敵に追い込まれてるの、あまりにも私好みで内心あらぶってた。あとやっぱり長義の高梨さんボイスが大好きすぎる。ケガを負って「くそくそ!」って自分にいら立ってむくれてるボイス最高だった。3週目は山姥切2振のキャラソンがEDなのでそれも楽しみです。

あと、編成に同田貫御手杵が入ってたのが地味に嬉しかったし、堀川くんと兼さん推しなので少しでも出てくれたのもめちゃくちゃ感動した。久しぶりに見た兼さんは可愛くて強くてかっこよかった!

後半の土佐組の話は、正直花丸じゃなくて活劇かと思うくらい刀剣乱舞してた。話の半分以上が戦闘パートだったことあったっけ?土佐組はほぼノータッチで、映画で関係性がなんとなく分かったけど、肥前くんめっちゃ可愛い。配信で小松くんが言っていたけど、ツンツンした思春期男子感と先生に振り回されてるのが可愛い!

岡田以蔵の刀だから「自分は人切りしかできない」って自己評価低いのもポイントが高くて、そんな中でも戦闘になって追い詰められて笑う戦闘狂っぽいのもツボだった。あとむっちゃんがひたすらかっこよくて、良い男なのを思い出しましたよ。

同時に、顕現した静形さんと小夜ちゃんの交流も心温まった。花丸の本丸のみんなの優しさに触れた小夜ちゃんを久しぶりに見たら泣きそうになってしまった。静形さんもあまり知らなかったんだけど、あんなエッチなお姉さんな見た目なのに不意の事故で小夜ちゃんの花瓶を割ってしまってアワアワして、どう謝ったら良いか悩んでる繊細さと低音ボイスのギャップがすごかった。CV.阿座上さんなんですけど、クッソ良い声で映画館に素敵低音ボイス響き渡ってた。

というか、分かっていたけど、キャストが豪華すぎて耳がかつてないほど忙しかった!半分以上主役級の声優さんですよね……収録と編集にどれだけ時間かかったんだろうと思いを馳せてしまった。このキャラ数を見るに、全3編で全員出す気なんだろう。スタッフさんの愛情の深さに泣ける。ちゃんと全部観に行きます!

 

本当は朗読劇の感想も書くつもりだったんだけど、花丸映画の感想が思ったより長くなってしまったので別の機会に。