某トラウマエンドを挟んだせいで時間がかかってしまいましたが、ようやくミツギルート攻略しました！
体験版までの感想は別記事に書いているので、それ以降について書いていきます。
※今回、18禁の作品について触れているため、念のため数行下げることにします。書いている内容は普段とあまり変わらないのですが、18歳未満の方は閲覧をご遠慮くださいませ。
ネタバレ注意！！！
キャラについて
ミツギ（CV.一条光）
25歳、マイペースで一匹狼。几帳面に見えて実は大雑把。冷静でブレない男。
各エンドに分岐するまで、ずっとアヅマと言い争っていて、古き良きケンカップルだなぁと微笑ましく眺めてた。マツダルートでもアヅマは子どもっぽく反抗はしていたけど、このルートでは終始嚙みついてた印象。可愛い。
まぁこれはミツギもミツギで、アヅマを池に突き落としたり、煽るような声かけをしたりと子どもっぽい態度だから仕方ない。そんな彼への印象が変わったのが、2人一部屋（ログハウス）になってミツギの部屋が汚部屋なのが判明してから。神経質そうでずっとスーツを着て、見た目も綺麗だから部屋も綺麗だと勝手に思っていたので驚いたし、そのギャップに心つかまれた！
意外に大雑把なことが分かった後に驚いたのが、恩師とのエピソード。ミツギって、常に1人で積極的に人と関わらないから他人に興味がないように見えていた。でも、彼が吐露した恩師への感情、重くて愛憎が入り混じっているように聞こえたのよ。
そっからことに及ぶ流れは無理やりすぎて「？？？」となったし、ミツギルートのアヅマがすごく感じやすい子になってた理由が、全エンド攻略した今でもよく分かっていないので誰か教えてください。体臭が好きだと身体の相性が良いとかそういうこと？
BAD END
残像効果
今作のようなクローズドサークルの作品にありそうな、次々にみんなが死んでいき、生き残ったアヅマが瀕死のミツギを見つけて……という終わり方。
倉庫でホンゴウさんとキドさんの無惨な死体を発見し、その後、ミツギやマツダ、タカラの姿がなく海辺に探しに行ったら、ミツギが刃物で刺された状態で横たわっていたという……。
ミツギが「船を完成させろよ」という言葉を残して息絶えた後、アヅマはその亡骸と一緒に夜空を見上げ、「ミツギが犯人じゃないと分かって良かった」と安堵するモノローグで終わる、少しロマンティックというか切ない幕引きでした。
祝福の鉄の味
マツダルートでは、BADでマツダがおかしくなったからミツギもちょっと病んじゃうのか、それともウチムラに刺殺されたエンドみたいに、ミツギ以外に殺されるのかなぁと想像していたら……まさかのアヅマがおかしくなっちゃった！！！
もう片方のBADでは、キドさんを納得させることができたんだけど、こちらでは頭に血が上ったキドさんとアヅマが揉みあいになり、誤ってキドさんを殺してしまってから、どんどんアヅマが追い詰められていくのが見ていてつらかったし、マツダのことを思い出さずにはいられなかった。
事故だったにせよ人を殺してしまい、周りの疑いの目線に怯えて逃げたところに無惨な姿のシマダさんの死体を見て、様子がおかしいホンゴウさんに殺されかけるという恐ろしい畳み掛け。ホンゴウさんを返り討ちにした後は、すべてが敵！なにも信じない！殺そうとする奴は殺す！思考になっていたんだけど、自分のことを信じてくれたミツギに陶酔しメンヘラになっていく様が怒涛で目が離せなかった。
メンヘラと言っているのは、「どんなことをしてもミツギを守る」という気持ちから、不安分子であるマツダとタカラを殺しに行くという行動からです。ここのアヅマには、「こんばんは」って言いながらシマダさんを殺しに行くマツダを思い出したよ。まだ、会話をして真実を確かめようとするアヅマの方がマシかな。実際は、疑念に囚われすぎて、殺すための理由（マツダの場合は「お前は犯人じゃないよな？」という問いかけがトリガー）を探してただけだったが……。
タカラも死んだ（ように見せかけて絶対死んでない）のを確認して戻った後に、アヅマがしてきたことを話したミツギはさすがに動揺して、「お前とはもう一緒に行動できない」となり、まぁそうなるよね～と。
これは、どうなるんだ？俺を疑う奴はいらないって、ミツギも殺すのか？？って緊張して見守っていたら、自決したアヅマを見て
私とミツギ「「馬鹿野郎！！！」」
と同じ言葉をかけたよ！！！お、お、お前～～～～って！！！アヅマの凶行がすべて「ミツギを守るため」だと知っていたからなおさら悲しかったよ～！！！
でも、アヅマの内心は私みたいに知らないはずなのに、ミツギがすべてわかったように「死ぬなよ」って、初めて涙を見せたのでもう、アアアアアア～～～～！！！！となり、それに息絶えながら嬉しさを感じているアヅマにもアアアアアア～～～～！！！！となった……。
ぶっちゃけ、このエンド結構好きです（ラブデスによる洗脳済）
GOOD END
こちらでは、キドさんの暴走を上手いことまとめ、ホンゴウさんも殺されることなく、このまま平和に終わることを期待したけど、ホンゴウさんが怪しい動きをしてから流れが変わった。ホンゴウエンドを回収した後だったので、お前ふざけんなよ！！！？？？って思いながら事の成り行きを見守っていた。
そしたら船が燃えていた。みんなに問い詰められても頑なに理由を言わないミツギに、マツダに対しても同様、ちゃんと理由を言え！！！とずっと画面に向けて訴えてた。そして間髪入れずキドさんが死んで、最悪のタイミングだ～～～！！！って頭を抱えるしかなかった。
このままじゃキド殺しもミツギのせいになる！ってミツギを連れて逃げ出すアヅマGJ！！！いいムーブ！！！そしてミツギが船を燃やした理由も明かされます。アヅマを人質に脅されていたっていうのは察していたけど、ここのミツギがめっちゃかっこよくて。
俺のせいで……ってなるアヅマに対して言った、
「お前のせい、じゃねえだろ」
「お前のため、だ」
かっっっこいい～～～～～！！！！！！！！！
攻略対象に対して、初めてかっこいいという感情を抱きました。
その後、一緒に座敷牢に閉じ込められておっぱじまったのは分かってたけど戸惑ったよ。暇だからって数日間ずっとやってたの、確かに食料の配給はあったろうけど、いやいや体力温存するために大人しくしとけよって思った。元気有り余ってるやんけ。
行為の最中に出てきた話で、アヅマに似てる恩師に対しては恋愛感情なかったってのは意外だった。だったらなんで手を出したのか疑問だけど、割と早い段階でアヅマのこと好きになってたのかな？おそらくこの回答はFDの結で分かるのでしょう。
ここからどうやって助かるのか疑問だったが、まさかホンゴウさんが助けに来てくれるとは。ここでホンゴウエンドの件について少し許した。
そこからは大規模の火事になっていたり、明らかに怪しいムーブしてるタカラちゃんと睨み合いになったりと怒涛でしたね。ちゃんと助けられる描写があるとは思わなかった。
助けられたヘリの中で、「島に戻りたいのか？」って聞かれて「絶対に戻んねぇ」って断言したアヅマにうるっときた。「本土に戻ってもまた会いにいっていい？」っておずおずと聞くアヅマ、クソかわだったよ！！！それに「元からそのつもりだけど」ってさらっと返すミツギを見て思わず末永く幸せにな！！！と口に出してました。
最後の2人の会話好きでボイスセーブしたかったのに、マツダのせいでできなかったのが悔やまれる。
アヅマもモノローグで語っていたけど、本当のミツギってアヅマにとっての一等星だよね。ただの星ではなく、恒星の中で最も一番強い光である一等星と表現しているのが良い。アヅマの暗闇を強い光で照らして、明るい方へ行く先を導いてくれる一等星のミツギってめちゃくちゃロマンティックじゃないか。
「楽園は自分で作るもんだ」ってミツギの言葉も大好きです。自らの力で、自らが選んだものを勝ち取っていく様は、デ王の桐久を思い出してしまった。正直、マツアヅの関係性があまりにも衝撃で、唯一無二だったからカプ萌えとしては敵わないんだけど、キャラ単体ではミツギが一番好き！
さいごに
声優について
正直、一条光さんは声が本当に良いけど、お芝居は苦手だなと全編通して思った。でも、芯の強さと自分を貫くブレなさ、感情が大きく変化しない冷静さがミツギそのもので、苦手だろうがなんだろうが、一条光さんしかミツギは考えられない、というのが個人的な感想です。ピルスラのキャスティング力は素晴らしい。
ご親戚のことは昔から存じ上げているけど、心の底から良い声だなと、ミツギルートを通して改めて思いました。
さいごに一言
ミツアヅ末永くお幸せに！！！！！
ミツギが受けだったらどハマりしてただろうなと思ったのは内緒だよ！！！
他ルートの感想はこちらから。
