コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

私とBLCD~2014年編~

シリーズの過去記事はこちらから。

 

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2014年のオススメBLCD4選

チョコストロベリーバニラ

「三人で気持ちよくなろうよって言ってるの」
幼馴染みのタケと"好きなモノ"を共有してきた拾。その拾の好意にずっと応えてきたタケ。
同窓会で再会し、付き合い始めた元同級生のミネにも、拾は3人でのセックスを持ちかける。
反発しながらも、拾に恋するが故にそれを受け入れるミネ。
絶妙なバランスで保たれていた3人の関係が、少しずつ溶け合って、混ざり合って、崩れていく――……。

歪で甘美なトライアングル・ラブ!
「麗人」誌上で大好評を博したシリーズが待望のドラマCD化!

引用:Ginger Records

(河本拾) 武内健×興津和幸 +(多田健) 佐藤拓也×興津和幸 (峰岸克也)

ひたすら絡んでる病み成分多めの3〇もの。興津さんお疲れ様です!!!って頭下げたくなります(笑)ただ、彩景でりこ先生の作品なので、ただのアホエロではなく登場人物(主に拾)が歪んでいるし雰囲気が暗め。

個人的に3〇ものは得意ではないのですが、なぜ買ったかというとメインキャスト3人のお芝居を聞くため。確か、PVでさとたくさんの声聞いたのが決め手だった気がする。
3人ともハマり役でしたが、武内さんのハマり具合がすごかった。でりこ先生ご指名だったのかしら…。「好きなものはタケちゃんと共有したい」と恋人までも共有することになんの疑問も持ってないのがだいぶおかしいんだけど、一見ではそれを感じさせない純粋さが武内さんの声がつくことによって倍増されてると思います。武内さんの声って中毒性があってハマったら抜け出せないイメージ。だいぶ沼。若手の方にも可愛い声の方はたくさんいるけど、なんか違うんだよなぁ…。きゅるるん(古い)ってSEが似合うと思います。
さとたくさんはかなり低めだけど無理して出してる感じはなく、当時声に聞き入ってました。BLCD界隈でさとたくさんの名が知れ渡ったのがこの作品のような気がするけど、違ったかな…。
興津さんは本当にお疲れ様でしたとしか言いようがないくらい乱れておられました(笑)どちらかというと男っぽくて、最初は拾の提案を全力で拒否していたけど、拾のことが大好きで渋々受け入れて、そんな拾と同居している好きでもない男に抱かれるっていうなかなかとんでもない役柄でしたが、身体で絆されていってましたね。
拾のことは大好きなのでそうでもないけど、多田のことはよく思っていないので、よく嚙みついていて強気受けも味わえる一石二鳥スタイルです(笑)

新庄くんと笹原くん

「死ねリア充。爆発して消し飛べカス」
高校生の真希ちゃんは二次元が大好きなオタク男子。
ひょんなことがきっかけで、リア充な同級生・新庄くんの興味もない恋愛相談(対・生物教師♂)に乗るハメに。
面倒ながらもオタク知識満載のアドバイスを続ける真希ちゃんだが、日に日に自分の方が新庄くんを意識し始めてしまい...。
『鮫島くんと笹原くん』でお馴染み、あの笹原くんの弟・真希ちゃんが大奮闘するてんやわんやの最新刊が2枚組でドラマCD化!

引用:BLCDコレクション 新庄くんと笹原くん 音声CM

(新庄) 吉野裕行×小野友樹 (笹原真希)

大好きな腰乃先生作品。あらすじにもある通り、「鮫島くんと笹原くん」のスピンオフです。

とにかく小野さん演じる真希ちゃんがうるさくてめんどくさ可愛い(笑)新庄のことを意識し始めてから長いこと1人で悶々と悩んでは突飛な行動に出て新庄を困惑させます。そんなんなので、2枚組なのに本番まではしないしくっつきません(笑)しかし、キャストお2人の掛け合いが気持ちよくて最後まで聞けてしまうのですよね。

小野さんは真希ちゃんにめちゃくちゃハマってます。卑屈だけどプライドが高い隠れオタク、本当にめんどくさいけど可愛い(2回目)。
新庄に襲われて怯えるシーンがかなり癖に刺さりました。吉野さんとのフリートークで「むせる演技が上手い」って絶賛されてたのをよく覚えてます。

 吉野さんはかなりナチュラルめ。私は勝手にリアコみが強いと思ってます。今作では終始真希視点のため、新庄が何を考えているのか分かりにくいんだけど、キャラとしてはザ・陽キャ!絵から吉野さん成分は感じられないのだけど、お芝居が上手いので「これはこれでアリ」と思った記憶があります。個人的には、やらしいことをする雰囲気になった時に、真希ちゃんの怯えっぷりに興奮してる芝居が、「こ、これは欲情している…!」と分かるお芝居で高まりました(笑)

あなたは怠惰で優雅

中学時代からの友人・弓削碧に誘われたはなやかなパーティー
志水朱斗は、容姿も極上で芸術的才能にも恵まれている碧に、
中学のころから六年近くも恋している。
その片恋に疲れた朱斗は、新年のカウントダウンのときに、
最後だと思いながら碧にキスを。
泣き出しそうな朱斗を碧は会場の外に連れ出し、
怒りながらも激しいキスをしてきて…。

引用:Atis collection

(弓削碧) 鈴木達央×梶裕貴 (志水朱斗)

こちらは「しなやかな熱情」シリーズのスピンオフ。なので、単体で聞くとなんのこっちゃ?となりますが大丈夫です、私もこのシリーズは最初の作品しか聞いてませんが充分楽しめました。なぜなら、梶くんの最高オブ最高CDだからです!!!

受けのお芝居って、だんだんコツを掴んで少し良くなるのはよくあると思うんですが、梶くんはとある作品からお芝居の仕方がガラっと変わりまして、それが私のツボに直撃したので強く印象に残っています。変わってから人気がグッと上がってBLCDへの出演が少なくなり、数作くらいしか聞けなかったのが少し残念。
役柄としては、あらすじにもある通り、碧にずっと片想いしている健気な男の子。可愛すぎない、2014年頃に主人公でよく聞いていたような無理のないトーンでしょうか。あと、この作者さんの受けあるあるの快楽に弱い設定もあるのでそんなん可愛いしかないですよね。あと、関西出身の子なので関西弁が出てくるシーンがあります。関西出身ではないのですが、違和感は拭えなかったので方言のお芝居って難しいんだな~って思いました。

達央さん演じる碧はま~~~ぁ性格が悪くて、朱斗のことが好きだからこそいじめ倒すっていう、お前は小学生か!?って攻め。過去シリーズを聞いてないからかもしれませんが、後半まで朱斗のことを好きなのか伝わってこないので朱斗に対して「なんでこんな奴が好きなの!?」って思って聞いてました(笑)碧のことが分かった途端、達央さんの芝居も相まって可愛く思える不思議。
ラウンドが多めなので、私にとってはそれを楽しむCDになってます(笑)

魔彼 MAKARE~魔は来たりて彼を堕とす~ eins「愛の章」

ある日、魔界の秩序を守る調整機関・万魔殿(パンデモニウム)より古龍の退治を任命された二人。
問題なく処理できるはずの案件だったが、ベリアルの調査ミスで窮地に陥ってしまう。
自分をかばって大怪我を負ったシドナイにベリアルは……

引用:GRISEDGE

(ベリアル) 佐藤拓也×山中真尋 (シドナイ) 

「男はじ」と並ぶ人気のオリジナルBLCDシリーズ。変わった世界観でとっつきにくい作品ですが、聞けば割とすんなり入ってくるし、シナリオが大変良いのでおススメしたい。

個人的にはこのカップルが原点にして頂点だと思っています。山中さんのツンデレ受けが可愛すぎるのと、なんといってもドSな自信家で独占欲強めの声帯・佐藤拓也のベリアルですよね…最高。さとたくさんマジでなんでもできてしまうので、どんなキャラでも良いんだけど、ねちっこくていじわるで言葉責めする攻めが一番好きというか、これのせいで目覚めたところあるよ!!!「サハラの黒鷲」聞いたときに今作を思い出しました。

現在、セカンドシーズンで止まってしまってるけど、サードシーズンを密かに待っています。推しに出てほしいシリーズ。

まとめ

ほかにも良い作品はあるのですが、特にお気に入りな作品に絞ってみました。
ちなみに、この年は増田さん、村瀬さん、花江くん、壮馬くんがBLCDデビューしており、漏れなく全部チェックしてました(笑)
増田さんは俳優業をやっていた時期があり、BLに来るなんて1ミリも思っていなかったので、BLCD初メインを聞くときに一番緊張しました。村瀬さんも壮馬くんもまだ現役だから、結構長いこと出てくださってるんだなぁ。花江くんは数作出て、確かおはスタの出演が決まったのもあり早々に卒業してしまったけど、可愛い受けを演じてくれております。最初の作品が小野(友)さんとのコンビなのが、地味におはスタ繋がりでじわる。

 

ストーリーメインのおススメBLCD紹介

ストーリー全振りのBLCDを探してるフォロワーさんがいたので、せっかくだから記事にしてオススメすることにしました。

 

 

あめのかえるところ(日野×梶)

pokedora.com

発売日:2012/01/27
出演: (能登匡志) 日野聡×梶裕貴 (椎本千歳)、ほか

「離れたくないって想ったら、寂しくなったよ」 そう告げたのは、飄々として不躾で、どこか寂しげな予備校講師の能登先生だった。
高校生の千歳は、優しすぎる彼の恋心に翻弄されながらも、幸福な時間を積み重ねた。
ふたりきりの教室、一緒に見た花火、朝焼け……。
けれど、それは一瞬にして千歳の中から消失した──…。
恋を初めて知った能登と、恋を忘れた千歳の抗えない想いは……。

引用:ポケットドラマCDHP

 CDジャケットの絵のタッチのように、繊細で優しい雰囲気ながらも切なくて泣ける。ハッピーエンドなので安心して聞けます。
キャストお二人は原作者ご指名で、原作未読ではありますがぴったりだと思います。(ブックレットの原作者コメントに記載あり)

梶さんは見た目通りの可愛い高校3年生の千歳役。今は進撃の巨人のエレンのような低めのトーンが多い梶さんですが、今回は可愛いんだけどあざとくなく、それでいて芯の通った男の子で高めの声。梶さんの少年声って高めのトーンだと可愛すぎるがゆえにあざとさが滲み出る印象なんだけど、今回はナチュラル。でも可愛いです。浄化されます。10年近く前の作品なので、可愛い男の子をメインに演じていた頃の梶さんを堪能できます!

日野さんは千歳が通う予備校の教師、能登役。最初は飄々として浮世離れしていて、人への興味がまったくないのですが、千歳との関わりを通して人間らしくなっていきます。ネタバレなので具体的には言えませんが、千歳にある出来事が起こった後の能登が本当に聞いていてつらい…。日野さんの声がとっても優しいからなおのこと。

上記の通り、教師が未成年の生徒に手を出すので、それが気にならなければぜひオススメです。

同級生(神谷×野島)

pokedora.com

発売日:2008/04/25
出演: (草壁光) 神谷浩史×野島健児 (佐条利人)、石川英郎 (原学)ほか

合唱祭前の音楽の授業中、メガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた同級生の草壁光。
佐条は歌なんかくだらないからと思っていたが、ある日の放課後、誰もいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿をみて思わず声をかける…。
思春期に揺れる少年たちのスローテンポな恋とじれったくもあまずっぱいドキドキした気持ちを丁寧に描いた、さわやか系ピュア・ラブストーリー!

引用:ポケットドラマCDHP

 2016年に映画化した作品なので、一度は名前を聞いたことがあるかもしれません。

男子高校生同士の恋愛は近年も多く見かけるけど、今作は清涼飲料水のような爽やかさとピュアさ。あと、うまく言語化できないのですが、中村明日美子先生の描く独特な空気感が音声からも感じ取れます。

ラジオで自らBL食物連鎖のミジンコと言うくらい受け役が多い神谷さんの貴重な攻め。草壁はバンド活動してるいわゆる陽キャです。アニメでは聞いたことがないトーンで、私が知る神谷さんのキャラの中で一番ナチュラルな感じがします。(好き)

眼鏡をかけた大人しい左条くんの野島さんはもうド鉄板。間違いない。私の中では野島さんの真骨頂な役柄。眼鏡キャラによくある根暗ではなく、かと言って明るいわけではないんだけど、ちょっと近寄りがたい格式の高さがある。だって、下の名前が「利人」ですよ。これだけで上品。

同級生はシリーズものですでに続編やスピンオフが出ていますが、最近、最新シリーズの発売も発表されたので、ぜひ聞いてみてほしい。キャスト変更がなくてめちゃくちゃ嬉しい!神谷さんと野島さんありがとうございます!!!

ちなみに、私はスピンオフ作品である「空と原」という作品に出てくる空乃くん(画像の赤髪の子)がシリーズの中で一番好きです!

pokedora.com

スメルズライクグリーンスピリット

crownworks.jp

発売日:2014/03/28
出演:松岡禎丞(三島フトシ)、羽多野 渉(桐野マコト)、吉野裕行(夢野タロウ)、遊佐浩二(柳田)ほか

ド田舎に住む学生・三島は”ホモっぽいから”を理由にクラスメイトからいじめを受けていた。
実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れて女装するだけが心の拠り所となっていた。
ある日、自分が以前なくしてしまった筈の口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃してしまい……。

女装が好き、オトコが好き、それは口に出来ない一夏の秘密――。
永井三郎が描く、オトナが泣けるゲイ男子の青春を完全ドラマCD化。

引用:CROWN WORKS

 こちらはラウンドがないので、BLCDの括りとはまた違うかもしれないけどおススメするのは、ストーリー全振りだから。あらすじにもある通り、いじめシーンもあれば、ヒステリックな母親、無理やりなシーンなど、地雷要素満載なのに加えて、近年のBLのような同性愛者に優しい世界はないです。ネタバレになるので書きませんが、終わりもバッドでもなければハッピーでもないという、ちょっと切ない終わり方です。

大々的におススメするのははばかられるんですが、ストーリーとキャストさんのお芝居が素晴らしいので聞いてもらいたいです。
私は三島を演じる松岡くんが未だに一番かもしれないくらい大好きです。

清澗寺家シリーズ

www.k-izumi.jp

平安時代から連綿と続く公家の名門・清澗寺(せいかんじ)家。秘技秘術をもって帝に仕え、もともと色狂いの一族として知られている。
第一部は、大正時代前後を生きる清澗寺家の三兄弟(国貴・和貴・道貴)+父(冬貴)の物語。
第二部は、戦後に時代が移り、和貴が養子に迎えた双子(弘貴・泰貴)とその兄(貴郁)の物語。
挿絵・円陣闇丸様。幻冬舎コミックス・リンクスロマンスより発売中。
引用:和泉桂先生HP

 やっぱりこれは外せない。聞くのにめちゃくちゃカロリーが必要なシリーズです(笑)
7作CD化されており、基本2枚組で、ものによっては3枚組!気力に加えて時間も必要。

キャスト様はこちら。

主な出演者(敬称略)

清澗寺国貴:千葉進歩
成田遼一郎:置鮎龍太郎

清澗寺和貴:野島健児
​​深沢直巳:小西克幸

清澗寺道貴:福山潤
クラウディオ:諏訪部順一

清澗寺冬貴:神谷浩史
伏見義康:遊佐浩二

引用:和泉桂先生HP

 これこそが超・豪華声優陣!!!

脇役にもベテランの声優さんが出ていて、予算どうなってんの!?って今は思う(笑)全部は聞いたことがないので、聞いたことのある作品について簡単に紹介します。

夜ごと蜜は滴りて(小西×野島)

主従下剋上もので、一番胃もたれした思い出(笑)小西さん演じる攻めが鬼畜系のため受けがめちゃくちゃ調教されてます…。野島さんは「同級生」とは打って変わって、性に奔放な役柄で魔性感がすごい。野島さんの声って華があるというより慎ましやかな印象なのに色気が凄まじくて、聞いたらビビり散らかすと思います。受けは強気美人系御曹司なのですが、攻めに快楽によって懐柔されていく様がねっとり描かれております。
小西野島、通称コニノジは相性抜群なので他作品でも良いので1回聞いてみてほしいです!

せつなさは夜の媚薬(諏訪部×福山)

シリーズ上一番ピュア!それは、福山さん演じる受けが純真無垢で綺麗な心の持ち主だからだと思う。福山さんは当時ド鉄板の素直な男の子。唯一の癒し。諏訪部さんはイタリア人の役で、こちらも超・どハマりしてる。とにかく良い声で甘い言葉を囁いているので、こちらが恥ずかしくなります(笑)確か、ベッドシーンが薔薇の花びらで埋め尽くされてるみたいな描写があって、やけに記憶に残っています。
幸せになってほしい2人。

罪の褥も濡れる夜1・2(遊佐×神谷)

ここが一番エロエロ。神谷さんがすごいからとにかく聞いてくれ。私はこれを聞いて神谷さんの印象がガラッと変わったし、大好きな受けの一人です。2が出るまで6年半空いたんですが、ブランクを感じさせないどころか通常芝居もラウンドもパワーアップしています。本当にラウンドシーンばっかりなんですけど、受けの役柄的に必要なものだし、特に2なんかはシチュエーションによって神谷さんがお芝居を変えていて飽きないんですよ。
「すごい」「やばい」そんなことしか言えないのでこんな駄文など読まずCDを手に取ってください!!!

 この清澗寺家シリーズ、大手のレンタルショップに置いてあることがあります。集めるのは大変だと思うので、まずはそこからチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

多分探せばもっとあるんですけど、いつの間にか4000字近く書いてたので、今回はこの辺にしておきます(笑)昔聞いたCDを振り返るの楽しいし、聞き直したくなりますね!

参考になれば幸いです!

最近気になる男性声優さんについて

BLCD感想ブログと化している当ブログですが、たまには声優オタクブログらしく、声優さんについて語ってみます。

過去記事を読んでくださった方は察しているかもしれませんが、私は若手の声優さんが特に好きです。声優さんというより、将来有望な期待の新人の発掘作業が好きなんだと思う(笑)
去年、ツイステを始めて気になる声優さんが一気に増えたので、それぞれ書いていきたいと思います。

鈴木崚汰さん

過去記事に何度か取り上げていますが改めて。
崚汰くんはツイステのトレイで知りました。初めて声を聞いた時に「この良い声誰!?」とすぐにググった記憶があります。名前を見たことがないから若手の方なのは頭では分かりつつも、年齢を知った時はビビり散らかしたね…22歳とは思えない声と芝居の落ち着きっぷり。その後に調べたりラジオを実際に聞いて、パリピみのある陽キャ感にまたビックリするという、強烈な第一印象でした。

次に聞いたのがFGOアスクレピオス。ゲームは未プレイでボイスのまとめを聞く限りだと、陰をはらんだ冷たいクール声。悌太さんがキャラデザの時点で絶対女子に刺さるキャラとは思っていたけど、ツンデレ属性あるのが大変良いですね。基本クールですが、宝具使用時に悪役っぽい狂気じみた笑い声や叫びがすごく良くて芝居うま!!!となりました(笑)アニメか映画になったら見たいのでよろしくお願いします。

あとはRejetの新コンテンツ、「CARNELIAN BLOOD」の1stシングルもサブスクで聞きました。

rejetweb.jp

崚汰くんは天才の二重人格キャラを演じています。1stシングルのドラマパートではメインキャラ5人の治安の悪い会話が聞けます(笑)Rejetの兄弟、大体不仲だよね。その中で二重人格シーンも聞けるのでオススメ!
RejetのシチュCDは前はシリーズものを集めてガッツリ聞いていたけど、シチュCDは自分に向いてないのが分かってから歌コンテンツだけたまに聞いたりしています。でも、崚汰くんが今後出るならまた買ってみようか、などと考え中。

坂泰斗さん

坂くんも知ったきっかけはツイステ。演じるジャックが低めの男らしい声なので、羽多野さんみたいな低音担当の声優さんなのかなと思いつつ「VAZZ ROCK」のキャラソンを聞いたら地声高ッ!?となりました(笑)しかもデュースみたいな見た目の堅物キャラ担当という…。

tsukino-pro.com

サブスクにキャラソンがあがっておりまして、他の方のも含め聞き漁ったんだけど、曲の中で一番坂くんが歌う「月下美人」が大好き!これから放送開始になる「美少年探偵団」のPVを見ると分かるけど、坂くんは低音担当ではなくかなりの美人声でして、綺麗な曲想と坂くんの歌声がマッチしてて最高です。
ちなみに、今リンクを貼るためにHPをちゃんと見たら、5月発売のライブDVDで月下美人が収録されていると知って、動揺してます(笑)おまけに、小林裕介さんが歌う「VACHI×VACHI」も大好きで、それも歌ってるらしくて、き、聞きたい…!!!ぐぬぬ中。

今はとにかく「美少年探偵団」が楽しみです。これまでは、アニメやBLCDの脇役でたまに見かけるくらいだったので、メインキャラでガッツリ、特に好きなトーンで聞けると思うとニヤニヤが止まらないので早く土曜日になってほしい!

bishonen-tanteidan.com

佐藤元さん

佐藤くんは「美少年探偵団」の創作くんの声でアンテナが立ったので気になったのは割と最近。ゆえに勉強中です。「ジャックジャンヌ」の世長くんも似たようなトーンらしく実際に聞いてうわ好きなやつだー!!!となりました(笑)YouTubeに公式チャンネルでボイスドラマがアップされているので一通り聞いてみようかしら。

ナチュラル・透明感・綺麗な要素がある声に弱いので、創作くんや世長くんはまさにそのワードが合うなぁと思っています。素で話してるのを少し聞いたときの印象は、めっちゃ普通の声。主人公が合いそう。あとテンションが高い(笑)

主演もすでにやっているし、春アニメでも名前を見かけるので今後たくさん耳に入ってくることでしょう。風の噂で、同期との番組で「BLでもなんでもやるので仕事ください!」宣言をしてたと聞いたので、BLCDメインめちゃくちゃ待ってます!!!ぜひ千晃くんと共に受けの枯渇を食い止めていただきたい!

小林千晃さん

千晃くんについては下記記事で語っているのでここで書くことはないですが、今夜溜めに溜めたエスケーエイトを一気見します。祐くんとのW主演お疲れ様でした!!!

 

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もしかしたらお気づきかもしれないですが、私は個人の番組や雑誌の記事などはあまり見ないタイプです。千晃くんは個人ラジオやゲストで呼ばれた番組、崚汰くんはニコ動のBLを取り上げる番組くらい。フォロワーさんは結構チェックする人が多くて、私はなんでやらないのかな~って思案したんですが、多分、芝居を聞く時に余計な情報を入れたくないんだと思う。
声優さんが好きなだけあって、声フェチである自負があり、かなり好みがはっきりしていて、スイートスポットのような好みの幅に入ったら全肯定するレベル。それに加えて、BLCDで違和感なく聞けるお芝居ができていればもう万事OKなんですよね。

声が好みではない声優さんに関しては、プライベートの部分やトークスキル、考え方を知ってプラスになる確率が高いけど、好みな人ってそれ以上プラスにする必要がなく、むしろ変な情報を入れてしまって、声を聞いたときに頭によぎるのがしんどいかも。
イベントやBLCDでの、作品に関するフリートークくらいが私にはちょうどいいんだな、と今、ようやく行きつきました。

あとはBLに出てくれる人はみんな大好きで感謝しています!!!人によっては生理的に受け入れがたいだろうし、BL自体は世間に広まりつつあるものの、BLCDに関してはニッチなジャンルだし、芝居の勉強のために行ってこい!って事務所から駆り出されるか、芝居が好きだから出るかだと勝手に思ってまして。もうほんと出てくれてありがとう~~~って思います。

今や声優さんの活動は幅広くなり、タレントやアイドルとしての活動が目立つ人もいますが、私はやっぱり声優さんが裏方にいた時代に好きになったので、声と芝居が魅力的な人を応援していきたいし、これからも新人発掘を楽しみたいです!

3月のオタ活振り返り

3月に入って記事書くネタがないな~と思っていたら、年度末に入って仕事が忙しくなり、いつの間にか4月になってました。時が過ぎるのは早い!

先月は新規のBLCDを購入していないので、今回は3月のオタク活動を振り返ることにします。

 

シン・ヱヴァンゲリヲン鑑賞

少し前にテレビで放映された「Q」を見て、続きが気になって観に行きました。ちなみに、アニメや過去の映画は未履修でカラオケやアニソンを取り上げる番組の背景に流れる映像でしか見たことがないかもしれない。

そんなまっさらな状態で観に行ったけど、面白かったし感動する場面もありました。1回見ただけだと分からないことだらけで、感想を書くことはしないけど、声優オタク的には子どもの頃に馴染みのあった声優さんの声を久しぶりに聞けたのが嬉しかった!私が最近アニメなどをあまり見れてないのもあるけど、石田さんや真綾さん、関さん以外は超絶久しぶりな気がする!真綾さんのキャラは途中から参加だったはずなので、初期から出演していて今もアニメのレギュラーで名前を見かける石田さんと関さんって…すごいんだな。

もう公開されてだいぶ経つからネタバレしていくけど、ミサトさんとやまちゃん(キャラ名がわからない)の息子で内山昂輝くんの声が聞こえてきた時は動揺した(笑)あと、クレジットを見てたら興津さんの名前があってTwitterで呟いたら親切なフォロワーさんが教えてくれました。興津さんの出演シーンを見るためにも、後1回は見たいと思ってるところです。

 

鬼滅の刃 全集中展

知り合いに誘われて応募を手伝ったら私の名義で当選したので、行ってきました!展示会はそんなに行ったことはないけど、展示会の中でもコンテンツが豊富だしセットが豪華だったと思う!作品の展示会って、絵の展示と詳細なプロフィールが読めるコーナーと物販ってイメージだったけど、キャラクターが持つ刀を再現した本当の刀があったり、シアタールームがあったり、写真撮影スポットも複数あったりと、アトラクションのようだった。

物販はグッズの種類の多さがえぐかったな(笑)グッズは所持しない方向にシフトしたので、パンフレットと色紙ガチャをいくつか購入。

早く遊郭編が見たい!!!

オンライン朗読劇『イツキトハル』

商業BLの朗読劇の配信イベントで、ツイステで知って気になっていた市川蒼くんと 坂泰斗くんが出演すると聞き、ドキドキしつつ視聴。

以前に見た朗読劇では、会場のステージ上にキャストさんが立ってお芝居する姿を見る形だったけど、今回は背景が部屋や居酒屋など、場面によって変わっていたのが面白かった。

ストーリーは幼馴染もので、攻めが受けに子どもの頃からずっと片想いしているけど想いは内に秘めたままにしていて、とあるきっかけで受けが攻めの家に転がり込んでくる…という幼馴染ものでよくあるシチュエーションで、実は両想いなんだけどすれ違ってすれ違って、遠回りしてくっつくというザ!王道!な内容。

攻め目線で話が進むので、攻めの役である坂くんがたっくさん喋ってくれて大変耳福でした。小学校3年生の時代を演じていて、まぁ小3には聞こえないんだけど、高学年くらいには聞こえる声としゃべり方なのにプロみを感じました。市川くんは元々可愛らしいお声なので、ただただ可愛かった。

朗読劇なのでさすがにラウンドシーンはないんだけど、「キスしていい?」くらいの台詞でもドキっとするくらい坂くんの声が良かった。前から言ってるけど坂くんの声が好きなので声が良い以外の感想がない(笑)
美少年探偵団の坂くんの美人声が特に大好きなので、アニメが始まるの楽しみだし、これきっかけに知名度上がってBLCDのメインにお呼ばれされてほしいって長いこと考えています。年内にはくるだろうか。
同じ美少年探偵団に出演する佐藤元くんも気になっているので2人ともまとめてCDに来てください。メイン初めての声優さんのCDを聞くのを極上の楽しみにしているので、飢えている、マジで。

結局BLCDの話をしてしまうくらいに、BLCDが好きなのだけど今月は買いたい作品がなく「彼のいる生活」を繰り返す生活をしています。ここ2人の新規作品も早くください!千晃くんは決まっているのが1作あるけど、7月を毎日楽しみに待っていたら気が遠くなりそうなので考えることをやめました(笑)

4月は今のところ、1作予約しているけどあと1~2作追加で買おうと目論んでいます。今月買わなかったしね!早くブログに感想を書きたい。需要があるか分からないけど、「私とBLCD」シリーズも更新しますね。

今回はリハビリも兼ねて日記感覚で書いてみました。今月は穏やかに過ごせると思うので、ガツガツ更新していく所存!(宣言大事!)

私とBLCD~2013年編~

下記記事で書ききれなかった話を深堀りしていくシリーズを始めてみました。

 

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記事にあるように、2010~2012年は購入した作品数が少ないため2013年スタートにしています。

もちろん、全作品網羅していたわけではないので、買って聞いたものの中から個人的に印象に残っている作品を紹介していきます。

 

 2013年のオススメBLCD3選

恋惑星へようこそ

夏休みは西ヶ谷先輩と南の島で過ごす予定だった未知也。
それをクラスメイトの瑞野に頭ごなしに否定され、ムキになって支度をしていたところに謎の小包が届く。
箱の中にはスライム状の生物が。なんとそれは喋り、自分は西ヶ谷で、人間体に戻れなくなった宇宙人だというのだ。
仕方なく夏休み中、そいつの面倒をみることになった未知也だったが……。

異色の触手ラブコメボーイズラブ

引用:フィフスアベニューHP

野島裕史(瑞野文彬)×吉野裕行(池上未知也)

今でこそ、オメガバースやDom/Subユニバースなどの特殊設定が流行っていますが、今作は人外×人間もの。野島さん演じる宇宙人は人間に姿を変えられますが、本来の姿はスライム状。CDでは、文字にすると「ポヨンポヨン」というSEでスライム感を表していました。

吉野さん演じる未知也の元に宇宙人がやってきて、実はそれがずっと気になっていたクラスメイト・瑞野だった。それ以外はよくある男子高校生同士のラブストーリーです。
吉野さんは聞き馴染みのある元気な男の子声で、野島さんは人間モードとスライムモードで演じ分けされており、スライムモードの時の声がとにかく可愛い。人間モードではかっこいい声色なのでギャップを楽しめます。

今作一番の聞きどころは、なんといっても触手攻め。瑞野が嫉妬の怒りで未知也を襲うシーンで披露されます。こちらも「シュルシュル」といったSEで触手の動きが表現されており、原作を読んでいなくても光景が脳内に浮かぶようになっているのに制作側の本気を感じました。

明記するのは避けますが(笑)、触手を使って未知也の前と後ろを攻め倒すシーンがあり、そこの吉野さんの表現がもうすごい。同時に攻めたてられて、気持ちよすぎて完全にトんじゃってるのが分かります。
吉野さんの受けはいくらか聞いたことがあるけど、普通のラウンドより5割増しくらいあられもない声を出してました。身体中の汁がそこかしこから出まくってぐしゃぐしゃな感じなんですわ、マジで。
個人的には、触手攻めシーンだけで買う価値があると思います。吉野さんの声が独特なので受け役は人を選ぶと思いますが、ハマる人にはどハマりします。ちなみに私は後者です!!!

宇田川町で待っててよ。

人通りの多い街中で、同級生・八代の女装姿を目撃してしまった百瀬は、その日から毎日、「あのこ」のことを考えてしまう。
一方、そんな百瀬の様子に戸惑いつつも、熱の籠もった百瀬の視線をそらせない八代は、無理やり渡された女子高の制服に袖を通し、彼の前に立つが……。

引用:フィフスアベニューHP

(百瀬慧吾) 羽多野渉×小野友樹 (八代智哉)

こちらは基本ぼっちの一途男子×女装癖のある男子高校生もの。

この羽多野さんは声が低めでちょっと気持ち悪さすら感じます(笑)原作の先生がブックレットに書かれていた、キモコワ系という表現が的確。八代に迫るシーンは原作の3倍くらい怖かった…。
小野さん演じる八代は百瀬とは真逆で友人が多くて目立つ、いわゆるカースト上位の男子。百瀬に言い寄られていくうちに、どんどん臆病な本来の性質が見えていきます。

今作の聞きどころは、徐々に弱弱しく、攻めに絆されていく八代。絵がないので女装の要素はあまり分からないのですが、だんだんと小野さんの声色やお芝居が変化していくのが良いです。

囀る鳥は羽ばたかない

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!

引用:ドラマCD「囀る鳥は羽ばたかない」公式サイト

羽多野渉百目鬼)×新垣樽助(矢代)

最近映画にもなった作品なので、名前を聞いたことはあるんじゃないでしょうか。

今作は新垣さんの鮮烈なBLデビュー作。当時、テニプリの木手しか担当キャラを知らず、BLCDでも見かけたことがなかったので、なぜキャスティングされたんだ?と怖いもの見たさで購入。いざ聞いてみたら、矢代にハマっているのと同時に、全体を通してお芝居が上手くすごい人が現れた!!!と騒然となった記憶があります。ビッチな役なのでラウンドシーンも多いのですが、艶っぽく初めてと思えない色気だったとレビューで軒並み絶賛されてました。

新垣さんは今でも新規作品に出てくださっていて、攻め受け問わずいろんな役を演じていますが、私はこの作品の影響で食えない飄々とした腹黒キャラが大好きです。

番外編

積極的にオススメはしない面白い、いわゆるトンデモ枠です。

ヤンデレ天国BL~真誠学園芸能彼氏編~

野島裕史×逢坂良太 +樋口智透×逢坂良太

2012年から第5弾まで続いたシリーズ。タイトル通りヤンデレがテーマで、ヤンデレ攻め2人に愛されて受けが大変な目に遭ってます(笑)鬱・グロ耐性がないとトラウマになるレベルで、大体は1回聞いて封印してました…。ヤンデレのお芝居を聞くのは好きだけど、ヤンデレ自体は好きではなくむしろ苦手なので、ほぼ萌えなかったですね。

今作は逢坂さんの貴重なBL出演作品であり、初BLでもあります。キャストの皆さまは、内容がハードにも関わらず、振り切って演じてくれていたと思います。確か、この第3弾は受けである逢坂さんも病むエンドがあって新しいなと思った記憶がかすかにあります。

本当は書くにあたり、作品を聞き直すべきだと思ったんですが、ガチで気持ち悪くなったことがあるのでスミマセン、無理です(笑)つまり、それくらい本気のヤンデレが楽しめるということなので、ヤンデレが好きな方や刺激が欲しい方にはオススメです!

僕らの三つ巴戦争

佐藤拓也×江口拓也赤羽根健治×江口拓也/興津和幸×井口祐一

カテゴリとしてはアホエロ作品に入るのかな?攻め2人が受けを奪い合ってます。貴重な赤羽根さんBL出演作であり、江口さん初受け。メイン3人ともBL不慣れな攻めたキャスティングですね。

もう一つの興津さん井口さんの方にインパクトがあって江口さんメインの方が若干霞んでしまっていたような。井口さん演じる留学生の名前「ウンポポ」と「先生にお注射をしてほしいのです」が衝撃で話がまったく入ってこなかった(笑)

まとめ

ピックアップした作品を改めて見てみると、変わった作品が多いな!?

正統派な作品もたくさん生み出されていたはずですが、インパクトが強い作品だから7年経った今でも覚えているんでしょうね(笑)
気になる作品があったらぜひ聞いてみてください!

歴代の推し声優について語る③

増田俊樹さん、お誕生日おめでとうございます!!!!!

間が空きましたが、歴代の推し声優シリーズラストの記事です!
少しずつ書いてはいたのですが、誕生日に上げるしかない!と思い一気に書き上げました(笑)


過去の記事はこちらから。

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増田俊樹さん

おそらく、応援期間が一番長く、熱量も高かったのが増田さん。なんたって、増田さん直筆サインの写真をもらうために札幌まで飛びましたからね(笑)

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左上の「(実名)サンへ」と金色のサインが直筆!

「王様ジャングル」という、地方で小規模で行われる接近戦ありきのイベントがあるのですが、2015年7月に増田さんと鈴木裕斗さんで行われると聞き、1泊2日で札幌まで行きました。写真は宝物です。
この年は、増田さんの出演イベント数が尋常じゃなくて、2、3月は週1で増田さんに会いに行ってました。大体「地球防衛部」のせい。実は転職1年目で東京に来たばっかりで、いろんな面で余裕がなかったのに、よくいったな~若いな~と思います(笑)*1

なぜ増田さんを最後に持ってきたかというと、増田さんは私の中でイレギュラーな推し様でして。というのも、増田さんにハマったのは舞台の映像を観てからなのです。増田さん、声優デビュー前(専門学校時代)にテニミュに出演していて、俳優業をやっていた時期があるんです。増田さんを認知したのは声優業の時で、それをきっかけにテニミュの映像を見てどハマりした、というルートを通っています。
ちなみに、増田さんを知るきっかけとなったのはこちら。


【Rejet】MARGINAL#4 PV

2013年頃、Rejetさんが好きで、その頃はシチュエーションCDが主力だったのが、アイドルコンテンツが出るってことでPVを見たらまぁ曲が好きで。「増田俊樹って人、新人っぽいのに歌が上手いな…何者!?」と思って調べたらイケメンが出てきたのには面食らった。
正直、最初は俳優で上手くいかなくて声優にきたんか?ってうがった目で見ていたんですが、テニミュに出ていてしかもあの立海大の主将、幸村精市を演じていたと知って、映像を見たら……雷が落ちたような衝撃。
無断転載なのはわかっているけど、とにかく1回見てほしいので貼ります。DVD-BOXはちゃんと購入済だから許してください。

これ、初めての芝居かつ舞台なんですよ。おかしくない???
まずビジュアルの再現度が完璧。この動画だと喉の酷使ゆえに枯れ気味なんだけど、歌が安定しているのに加え、声が作られている。テニスのフォームが綺麗。この短いパートの中でも目と表情の繊細なお芝居が分かるのすごい。歌以外のストーリーパートでもひたすら怖い。魔王を体現しているのがすごい。
定期的に見直すんだけど、毎回「幸村様…」ってひれ伏します(笑)

 あと、初めて人間性を深く知ろうとした役者さんでもあります。増田さん、おそらく俳優業をやっていたからなのもあり、声優さんでは珍しいバースデーイベントというものがありまして。そこで仕事について語る姿を見る機会が多かったのもあると思います。

最近は話をしている姿を見る機会が少なく、もしかしたら考え方や価値観は変化してるかもしれないけど、私の増田さんの印象は、不器用でストイックで、嘘がつけない人。仕事場では仕事に集中したいから、同業の友人を作る気はないみたいな話をしていたり(今も?)、若手時代、盛り上げようとボケるのがから回ってたり、割と自己肯定感低いなと感じるとこがあったり(笑うと目が細くなるのが、まりもっこりみたいで嫌いとか)、変わってるとこあるしめんどくさい人だなと思うけど(笑)、真正面からぶつかっていくし、誠実さがあるんですよね。変にごまかさないし、控えめながらも芯は持っている感じ。なんか武士っぽいんだよな。私が印象に残ってるエピソードは、収録ブースで常にドアの近くにいて、収録が始まる時にドアを閉めてたって話。これを聞いて、この人は信用できるし応援したいって思ったんだよなぁ。

ここまで読んで察した人もいるかもしれませんが、私は増田さん自身が好きであって、声優さんとしては実はそこまで…だったりします。ライブイベントで見た目からキャラになりきる姿は大好きなのですが、声と声だけのお芝居は私にはハマってないという。増田さんには、俳優業をやってほしいと密かに思っていますが、声優を志してずっと努力してきたのを知っているから、声優の増田さんを応援したいという気持ちが強いです。

上手くまとまらなかった!悔しい!なんだか思い出語りになってしまって、増田さんについてあまり書けなかった…。まず私は買えていない最新の写真集とアルバムを買いたいです。
今年は、1回でも良いから増田さんに会う機会があるといいな。

 推しと推しの交流に仕事の疲れが吹っ飛んだので、明日からまた頑張ります。

 

素敵な1年になることを心から祈っています。

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*1:当時25歳

BLCD感想まとめ

旧作を2作聞いたので、感想をまとめて投下。

部活の後輩に迫られています(2011)

羽多野渉×鈴木達央

昔、大好きで散々聞いていたのに、いつの間にかCD・データ共に行方不明になっており、最近勢いでポケドラでぽちりました(笑)
羽多野さんの、爽やかの中に垣間見える気持ち悪さと、達央さんがとにかくうるっさくて最高(褒めてます)。BLCDで終始笑ったの久しぶりです。

先輩が大好きで胃袋を掴むことで懐柔していく後輩の羽多野さんは鉄板です。今はメインでの出演は少なく、脇役で出ていても男前な役が多いですが、2010年代では年下わんこ(敬語)攻めといえば羽多野さんで、BL界の帝王と呼ばれる森川さんの後継者だと言われる位置にいたと思います。

羽多野さんのSEの中でも特にリップ音が大好きです。綺麗でみずみずしい音に色気がのった吐息が加わるんですよね。羽多野さんの声をしっかりと聴いたのがBLCDだった気がする。BLCD聞くまでは、良い声なんだけど、低くてアニメだと映えないのか昔はアニメで見かける機会がなかったので、顔出し時のイケメンで良い人のイメージでとどまってましたね。あと、お母様が息子出演のBLCDを近所に配って回ったってエピソードが強烈で、羽多野さんを見る度に思い出します(笑)

後輩のアタックに戸惑いながらも絆されていく先輩の達央さんはもう…お疲れ様です!!!って労いたくなる台詞量。腰乃さんの作品はケンカップルが基本で作中で何回もケンカしていて、まくし立てるような早口もあり絶対疲れるだろうなと思う(笑)モノローグでも感情がジェットコースターみたいに上下するので忙しい。その中でもちゃんと聞き取れる滑舌でやり切っているのにプロみを感じました。

ラウンドは最後の最後にちょっとだけあるし終わり方も雑で余韻がまったくなく、ラウンドの印象はないに等しいのですが、とにかくぎゃんぎゃん喚く達央さんが可愛いのでお気に入りの1枚です!

腰乃さんの作品は、「鮫島くんと笹原くん」「新庄くんと笹原くん」も好きでCD買っていました。なんだか、書いてたら恋しくなってきたから聞き直そうかな。

男子高校生、はじめての 第8弾(2018)

山下誠一郎×小林裕介

ずっと気にはなっていたんですが、メインキャラと2人の関係性があまり刺さらなかったのでずっと保留にしていた作品。「跪いて愛を問う」の発売に備え、山下くん攻めを履修しておかないと、と踏ん切りがつき購入しました。

聞いた第一声がこちら。

山下くんを好きになったきっかけが「刀剣乱舞」の薬研だったもので…。
もちろん、まんま薬研ではないんですが、声の高さとトーンが今まで聞いてきたキャラの中で限りなく近い。感覚的なものなので言葉で表現できないのですが、強いて言えばニュアンスが微妙に違うくらいの違い。そこからしばらく山下くんの声しか耳に入らなくなりました(笑)

男はじは2ndシーズンの白井増田カップル以来聞いてなくて、構成をほぼ忘れていて新鮮な気持ちで聞いたけど、急におっぱじまるよね(笑)展開についていけないし、そもそも学校だし、ちゃんと鍵かけたのか気になるしで男はじブランクを感じました。最近、くっつくまでの過程が丁寧に描かれる作品ばかり聞いていたせいもある。
あと、ラウンド描写が長い!!!!!「もう終わりそう?…あれ、終わらない」って流れを2~3回味わって、途中から小林さんの声帯が心配になって集中できなくなる始末。男はじブランクが深刻である。

キャストお2人はとても良かったです!!!
山下くんのキャラ自体には思うところがあるけど、声が最強なだけでなくかねてから聞いていた通り、いじわるな言い方の天才。フォロワーさんも言ってましたが語尾が上がるのがたまらないんですよね。初めて、言葉責めをされたいと思いました。現状、声がかっこいいという記憶しかないので何回か聞くことにします。
小林さんはおそらく初メインの「好きで、好きで」と「いただきます、ごちそうさま」以来で、どちらも2016年発売のため、約5年ぶり!(衝撃)

crownworks.jp

e-fifth.net

小林さん、通常演技は好きなんですが、ラウンドの演技があまり刺さらず、買わなくなっていました。でも、2年を経て良くなっていたし何より呂律回らなくて快楽に負けてトんでるお芝居のパワーが強い。聞いてる私も煽られました(笑)
「少年の境界」の興津小林カップルが良いと聞いてるから、やはりどこかで買おう。

 

 ここでまったく関係ない話。

小林千晃くん、声優アワード新人男優賞受賞おめでとうございます!!!!!

BLCDリスナーに出戻るきっかけをくれただけでなく、初メイン作品で初めてとは思えない演技をかましてくれ、7月には超・良作出演と、千晃くんに出会ってから間違いなく私の日々は一段と楽しくなりました。コロナ禍を比較的元気に過ごせたのは、BLCDを聞くようになったのが大きいです。
これから、BLだけでなく他のコンテンツの出演作も追っていきます!初キャラソンも最高だったので今後もたくさん歌ってくださいませ!