コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

私とBLCD~2013年編~

下記記事で書ききれなかった話を深堀りしていくシリーズを始めてみました。

 

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記事にあるように、2010~2012年は購入した作品数が少ないため2013年スタートにしています。

もちろん、全作品網羅していたわけではないので、買って聞いたものの中から個人的に印象に残っている作品を紹介していきます。

 

 2013年のオススメBLCD3選

恋惑星へようこそ

夏休みは西ヶ谷先輩と南の島で過ごす予定だった未知也。
それをクラスメイトの瑞野に頭ごなしに否定され、ムキになって支度をしていたところに謎の小包が届く。
箱の中にはスライム状の生物が。なんとそれは喋り、自分は西ヶ谷で、人間体に戻れなくなった宇宙人だというのだ。
仕方なく夏休み中、そいつの面倒をみることになった未知也だったが……。

異色の触手ラブコメボーイズラブ

引用:フィフスアベニューHP

野島裕史(瑞野文彬)×吉野裕行(池上未知也)

今でこそ、オメガバースやDom/Subユニバースなどの特殊設定が流行っていますが、今作は人外×人間もの。野島さん演じる宇宙人は人間に姿を変えられますが、本来の姿はスライム状。CDでは、文字にすると「ポヨンポヨン」というSEでスライム感を表していました。

吉野さん演じる未知也の元に宇宙人がやってきて、実はそれがずっと気になっていたクラスメイト・瑞野だった。それ以外はよくある男子高校生同士のラブストーリーです。
吉野さんは聞き馴染みのある元気な男の子声で、野島さんは人間モードとスライムモードで演じ分けされており、スライムモードの時の声がとにかく可愛い。人間モードではかっこいい声色なのでギャップを楽しめます。

今作一番の聞きどころは、なんといっても触手攻め。瑞野が嫉妬の怒りで未知也を襲うシーンで披露されます。こちらも「シュルシュル」といったSEで触手の動きが表現されており、原作を読んでいなくても光景が脳内に浮かぶようになっているのに制作側の本気を感じました。

明記するのは避けますが(笑)、触手を使って未知也の前と後ろを攻め倒すシーンがあり、そこの吉野さんの表現がもうすごい。同時に攻めたてられて、気持ちよすぎて完全にトんじゃってるのが分かります。
吉野さんの受けはいくらか聞いたことがあるけど、普通のラウンドより5割増しくらいあられもない声を出してました。身体中の汁がそこかしこから出まくってぐしゃぐしゃな感じなんですわ、マジで。
個人的には、触手攻めシーンだけで買う価値があると思います。吉野さんの声が独特なので受け役は人を選ぶと思いますが、ハマる人にはどハマりします。ちなみに私は後者です!!!

宇田川町で待っててよ。

人通りの多い街中で、同級生・八代の女装姿を目撃してしまった百瀬は、その日から毎日、「あのこ」のことを考えてしまう。
一方、そんな百瀬の様子に戸惑いつつも、熱の籠もった百瀬の視線をそらせない八代は、無理やり渡された女子高の制服に袖を通し、彼の前に立つが……。

引用:フィフスアベニューHP

(百瀬慧吾) 羽多野渉×小野友樹 (八代智哉)

こちらは基本ぼっちの一途男子×女装癖のある男子高校生もの。

この羽多野さんは声が低めでちょっと気持ち悪さすら感じます(笑)原作の先生がブックレットに書かれていた、キモコワ系という表現が的確。八代に迫るシーンは原作の3倍くらい怖かった…。
小野さん演じる八代は百瀬とは真逆で友人が多くて目立つ、いわゆるカースト上位の男子。百瀬に言い寄られていくうちに、どんどん臆病な本来の性質が見えていきます。

今作の聞きどころは、徐々に弱弱しく、攻めに絆されていく八代。絵がないので女装の要素はあまり分からないのですが、だんだんと小野さんの声色やお芝居が変化していくのが良いです。

囀る鳥は羽ばたかない

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!

引用:ドラマCD「囀る鳥は羽ばたかない」公式サイト

羽多野渉百目鬼)×新垣樽助(矢代)

最近映画にもなった作品なので、名前を聞いたことはあるんじゃないでしょうか。

今作は新垣さんの鮮烈なBLデビュー作。当時、テニプリの木手しか担当キャラを知らず、BLCDでも見かけたことがなかったので、なぜキャスティングされたんだ?と怖いもの見たさで購入。いざ聞いてみたら、矢代にハマっているのと同時に、全体を通してお芝居が上手くすごい人が現れた!!!と騒然となった記憶があります。ビッチな役なのでラウンドシーンも多いのですが、艶っぽく初めてと思えない色気だったとレビューで軒並み絶賛されてました。

新垣さんは今でも新規作品に出てくださっていて、攻め受け問わずいろんな役を演じていますが、私はこの作品の影響で食えない飄々とした腹黒キャラが大好きです。

番外編

積極的にオススメはしない面白い、いわゆるトンデモ枠です。

ヤンデレ天国BL~真誠学園芸能彼氏編~

野島裕史×逢坂良太 +樋口智透×逢坂良太

2012年から第5弾まで続いたシリーズ。タイトル通りヤンデレがテーマで、ヤンデレ攻め2人に愛されて受けが大変な目に遭ってます(笑)鬱・グロ耐性がないとトラウマになるレベルで、大体は1回聞いて封印してました…。ヤンデレのお芝居を聞くのは好きだけど、ヤンデレ自体は好きではなくむしろ苦手なので、ほぼ萌えなかったですね。

今作は逢坂さんの貴重なBL出演作品であり、初BLでもあります。キャストの皆さまは、内容がハードにも関わらず、振り切って演じてくれていたと思います。確か、この第3弾は受けである逢坂さんも病むエンドがあって新しいなと思った記憶がかすかにあります。

本当は書くにあたり、作品を聞き直すべきだと思ったんですが、ガチで気持ち悪くなったことがあるのでスミマセン、無理です(笑)つまり、それくらい本気のヤンデレが楽しめるということなので、ヤンデレが好きな方や刺激が欲しい方にはオススメです!

僕らの三つ巴戦争

佐藤拓也×江口拓也赤羽根健治×江口拓也/興津和幸×井口祐一

カテゴリとしてはアホエロ作品に入るのかな?攻め2人が受けを奪い合ってます。貴重な赤羽根さんBL出演作であり、江口さん初受け。メイン3人ともBL不慣れな攻めたキャスティングですね。

もう一つの興津さん井口さんの方にインパクトがあって江口さんメインの方が若干霞んでしまっていたような。井口さん演じる留学生の名前「ウンポポ」と「先生にお注射をしてほしいのです」が衝撃で話がまったく入ってこなかった(笑)

まとめ

ピックアップした作品を改めて見てみると、変わった作品が多いな!?

正統派な作品もたくさん生み出されていたはずですが、インパクトが強い作品だから7年経った今でも覚えているんでしょうね(笑)
気になる作品があったらぜひ聞いてみてください!