コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

私とBLCD~2014年編~

シリーズの過去記事はこちらから。

 

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2014年のオススメBLCD4選

チョコストロベリーバニラ

「三人で気持ちよくなろうよって言ってるの」
幼馴染みのタケと"好きなモノ"を共有してきた拾。その拾の好意にずっと応えてきたタケ。
同窓会で再会し、付き合い始めた元同級生のミネにも、拾は3人でのセックスを持ちかける。
反発しながらも、拾に恋するが故にそれを受け入れるミネ。
絶妙なバランスで保たれていた3人の関係が、少しずつ溶け合って、混ざり合って、崩れていく――……。

歪で甘美なトライアングル・ラブ!
「麗人」誌上で大好評を博したシリーズが待望のドラマCD化!

引用:Ginger Records

(河本拾) 武内健×興津和幸 +(多田健) 佐藤拓也×興津和幸 (峰岸克也)

ひたすら絡んでる病み成分多めの3〇もの。興津さんお疲れ様です!!!って頭下げたくなります(笑)ただ、彩景でりこ先生の作品なので、ただのアホエロではなく登場人物(主に拾)が歪んでいるし雰囲気が暗め。

個人的に3〇ものは得意ではないのですが、なぜ買ったかというとメインキャスト3人のお芝居を聞くため。確か、PVでさとたくさんの声聞いたのが決め手だった気がする。
3人ともハマり役でしたが、武内さんのハマり具合がすごかった。でりこ先生ご指名だったのかしら…。「好きなものはタケちゃんと共有したい」と恋人までも共有することになんの疑問も持ってないのがだいぶおかしいんだけど、一見ではそれを感じさせない純粋さが武内さんの声がつくことによって倍増されてると思います。武内さんの声って中毒性があってハマったら抜け出せないイメージ。だいぶ沼。若手の方にも可愛い声の方はたくさんいるけど、なんか違うんだよなぁ…。きゅるるん(古い)ってSEが似合うと思います。
さとたくさんはかなり低めだけど無理して出してる感じはなく、当時声に聞き入ってました。BLCD界隈でさとたくさんの名が知れ渡ったのがこの作品のような気がするけど、違ったかな…。
興津さんは本当にお疲れ様でしたとしか言いようがないくらい乱れておられました(笑)どちらかというと男っぽくて、最初は拾の提案を全力で拒否していたけど、拾のことが大好きで渋々受け入れて、そんな拾と同居している好きでもない男に抱かれるっていうなかなかとんでもない役柄でしたが、身体で絆されていってましたね。
拾のことは大好きなのでそうでもないけど、多田のことはよく思っていないので、よく嚙みついていて強気受けも味わえる一石二鳥スタイルです(笑)

新庄くんと笹原くん

「死ねリア充。爆発して消し飛べカス」
高校生の真希ちゃんは二次元が大好きなオタク男子。
ひょんなことがきっかけで、リア充な同級生・新庄くんの興味もない恋愛相談(対・生物教師♂)に乗るハメに。
面倒ながらもオタク知識満載のアドバイスを続ける真希ちゃんだが、日に日に自分の方が新庄くんを意識し始めてしまい...。
『鮫島くんと笹原くん』でお馴染み、あの笹原くんの弟・真希ちゃんが大奮闘するてんやわんやの最新刊が2枚組でドラマCD化!

引用:BLCDコレクション 新庄くんと笹原くん 音声CM

(新庄) 吉野裕行×小野友樹 (笹原真希)

大好きな腰乃先生作品。あらすじにもある通り、「鮫島くんと笹原くん」のスピンオフです。

とにかく小野さん演じる真希ちゃんがうるさくてめんどくさ可愛い(笑)新庄のことを意識し始めてから長いこと1人で悶々と悩んでは突飛な行動に出て新庄を困惑させます。そんなんなので、2枚組なのに本番まではしないしくっつきません(笑)しかし、キャストお2人の掛け合いが気持ちよくて最後まで聞けてしまうのですよね。

小野さんは真希ちゃんにめちゃくちゃハマってます。卑屈だけどプライドが高い隠れオタク、本当にめんどくさいけど可愛い(2回目)。
新庄に襲われて怯えるシーンがかなり癖に刺さりました。吉野さんとのフリートークで「むせる演技が上手い」って絶賛されてたのをよく覚えてます。

 吉野さんはかなりナチュラルめ。私は勝手にリアコみが強いと思ってます。今作では終始真希視点のため、新庄が何を考えているのか分かりにくいんだけど、キャラとしてはザ・陽キャ!絵から吉野さん成分は感じられないのだけど、お芝居が上手いので「これはこれでアリ」と思った記憶があります。個人的には、やらしいことをする雰囲気になった時に、真希ちゃんの怯えっぷりに興奮してる芝居が、「こ、これは欲情している…!」と分かるお芝居で高まりました(笑)

あなたは怠惰で優雅

中学時代からの友人・弓削碧に誘われたはなやかなパーティー
志水朱斗は、容姿も極上で芸術的才能にも恵まれている碧に、
中学のころから六年近くも恋している。
その片恋に疲れた朱斗は、新年のカウントダウンのときに、
最後だと思いながら碧にキスを。
泣き出しそうな朱斗を碧は会場の外に連れ出し、
怒りながらも激しいキスをしてきて…。

引用:Atis collection

(弓削碧) 鈴木達央×梶裕貴 (志水朱斗)

こちらは「しなやかな熱情」シリーズのスピンオフ。なので、単体で聞くとなんのこっちゃ?となりますが大丈夫です、私もこのシリーズは最初の作品しか聞いてませんが充分楽しめました。なぜなら、梶くんの最高オブ最高CDだからです!!!

受けのお芝居って、だんだんコツを掴んで少し良くなるのはよくあると思うんですが、梶くんはとある作品からお芝居の仕方がガラっと変わりまして、それが私のツボに直撃したので強く印象に残っています。変わってから人気がグッと上がってBLCDへの出演が少なくなり、数作くらいしか聞けなかったのが少し残念。
役柄としては、あらすじにもある通り、碧にずっと片想いしている健気な男の子。可愛すぎない、2014年頃に主人公でよく聞いていたような無理のないトーンでしょうか。あと、この作者さんの受けあるあるの快楽に弱い設定もあるのでそんなん可愛いしかないですよね。あと、関西出身の子なので関西弁が出てくるシーンがあります。関西出身ではないのですが、違和感は拭えなかったので方言のお芝居って難しいんだな~って思いました。

達央さん演じる碧はま~~~ぁ性格が悪くて、朱斗のことが好きだからこそいじめ倒すっていう、お前は小学生か!?って攻め。過去シリーズを聞いてないからかもしれませんが、後半まで朱斗のことを好きなのか伝わってこないので朱斗に対して「なんでこんな奴が好きなの!?」って思って聞いてました(笑)碧のことが分かった途端、達央さんの芝居も相まって可愛く思える不思議。
ラウンドが多めなので、私にとってはそれを楽しむCDになってます(笑)

魔彼 MAKARE~魔は来たりて彼を堕とす~ eins「愛の章」

ある日、魔界の秩序を守る調整機関・万魔殿(パンデモニウム)より古龍の退治を任命された二人。
問題なく処理できるはずの案件だったが、ベリアルの調査ミスで窮地に陥ってしまう。
自分をかばって大怪我を負ったシドナイにベリアルは……

引用:GRISEDGE

(ベリアル) 佐藤拓也×山中真尋 (シドナイ) 

「男はじ」と並ぶ人気のオリジナルBLCDシリーズ。変わった世界観でとっつきにくい作品ですが、聞けば割とすんなり入ってくるし、シナリオが大変良いのでおススメしたい。

個人的にはこのカップルが原点にして頂点だと思っています。山中さんのツンデレ受けが可愛すぎるのと、なんといってもドSな自信家で独占欲強めの声帯・佐藤拓也のベリアルですよね…最高。さとたくさんマジでなんでもできてしまうので、どんなキャラでも良いんだけど、ねちっこくていじわるで言葉責めする攻めが一番好きというか、これのせいで目覚めたところあるよ!!!「サハラの黒鷲」聞いたときに今作を思い出しました。

現在、セカンドシーズンで止まってしまってるけど、サードシーズンを密かに待っています。推しに出てほしいシリーズ。

まとめ

ほかにも良い作品はあるのですが、特にお気に入りな作品に絞ってみました。
ちなみに、この年は増田さん、村瀬さん、花江くん、壮馬くんがBLCDデビューしており、漏れなく全部チェックしてました(笑)
増田さんは俳優業をやっていた時期があり、BLに来るなんて1ミリも思っていなかったので、BLCD初メインを聞くときに一番緊張しました。村瀬さんも壮馬くんもまだ現役だから、結構長いこと出てくださってるんだなぁ。花江くんは数作出て、確かおはスタの出演が決まったのもあり早々に卒業してしまったけど、可愛い受けを演じてくれております。最初の作品が小野(友)さんとのコンビなのが、地味におはスタ繋がりでじわる。