コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

【BLCD】「凪がれ星」CD化!

仕事帰り、普段は夕飯の惣菜を買って帰る。
たまには息抜きってことで外食でもしよう。そう思って途中の駅で降り、お店に入った時、フォロワーさんから無言でリプライがきた。
食券を買い、スタッフさんに渡して席に着き、どれどれとTwitterを開く。

 

驚愕した。

 

月末でネットの速度制限がかかっており、文字情報しか表示されなかったが、そのおかげで変顔をする以上の奇行をせずに済んだ。
この画像を一緒に目にしていたら、声が漏れ出て居場所を失っていたかもしれない。

上の空で食事を終え、休む暇もなく即帰宅したのだった。

ちなみに、ご飯(ちゃんぽん)は美味しくいただいた。

 

 

 

 

茶番にもなっていない何かはこの辺にして。

 

剛央くんのメインデビューが決まりました!!!
嬉しい!!!

 

ブログを読んでくださっている方はご存じかと思いますが、私は剛央くんのデビューを1年ちょい待ち望んでおりました。1年ちょいって文字で見ると短いけど、体感は2倍の2年くらいあった。
初めて名前を出したのがこの記事。

koegatari.hatenadiary.com

いつからか待ちきれなくなり、数分の出演でもいいからと脇役の出演作を買い集め、つい最近、3番手でそこそこ出番が多そうな脇役での出演が決まり、早ければ年内にメインデビューしないかな、と期待していたのですが、まさかもう決まるとは。

嬉しくて仕方なくて、今回は原作をすぐに購入して読んだんだけど、楽しみポイントが増すばかり。

微ネタバレを含む、個人的最高ポイントはこちら。

  • 受け側!ボイコミ2作が攻めだったので、良い意味で予想を裏切られた
  • お相手が古川慎さん!BLにおいてとても信頼できる声優さん
  • 2枚組!台詞量は半々程度なのでバランスが良い
  • 受けが影があってミステリアス、かつ攻めをおちょくって余裕がある男前年上美人!でも攻めにグイグイいかれて絆されちゃう、かなり好きな受け像
  • ストーリーが適度にあり、2人の距離が縮む様を追うタイプの作品
  • 仕事の元相棒で、大柄で粗暴だけど根っこは純粋、受けに対して恋愛感情に近いものを持っていた役が八代拓くん!キャラ絵を見る限りは大好物の低音が聞けそう
  • 剛央くんの泣き芝居が聞ける!
  • 剛央くんの美人ボイスが聞ける!
  • 制作がCROWN WORKS様!

こんなん、良作になることが約束されている。

とにかく、剛央くんが受けをやるなら、で聞いてみたかった理想の役に近いのでもはや天を仰ぐことしかできない。いつかツンデレ美人もお願いします。
本当にありがとうございます、CROWN WORKS様!!!

受けの槇人さん、画像を見てもらえば一目瞭然だけど、とにかく美しいの。

それに加えて、可愛らしさもあるし、天惺くんに抱かれてる時、いつも泣いてて……天惺くんも羊介も一目惚れしてメロメロになるような、ファム・ファタールとまでは言わないが、魔性の男。明るくてサッパリしているのに、たまに見せる弱さで放っておけないギャップ、ずるい!

そんな、周囲の人を魅了し目が離せない槇人さんを、剛央くんは声だけでどう表現するんだろう。発売まで、幾度となく原作を読みながら脳内で声をあててみるつもりだけど、きっと予想を超えてくるんだろうな。

BLCDがなぜ好きかって、感情の揺らぎや移り変わりっていう繊細なお芝居に触れられる媒体だから。剛央くんに関しては、感情が爆発したお芝居はアニメで、しかも最近生で聞く機会があったから、今回心理描写が比較的丁寧に描かれた作品で良かった。(オールドファッション~くらい丁寧が理想)

 

ゆっけさんのメインデビュー作品、同じCROWN WORKS様の「好きで、好きで」を彷彿とさせる、ドンピシャキャスティングだと思う。
あと、私が聞いた作品の中でピックアップすると、誠一郎くんの「まほろばデイズ」阿座上さんの「嫌いじゃないけど人間てコワイ!!」も好き。

詳細を知りたい方は、こちらをぜひ。

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10月発売の「ヘタクソラブステップ」も、元くんが素朴大人しい役で、こちらも前から希望していた役柄なので、CROWN WORKS様には頭が上がりません!

広瀬くんのメインデビュー作も、ミスキャストでは?と思ったけど、視聴済の人の感想を聞く限りは役にハマっていたようなので、いずれ……と思っていたが早々に聞きたくなった。

とにかく、CROWN WORKS様にお布施したいので、来週早速シュガードラッグでお金を払えて恐悦至極にございます!
きっと熱烈な感想を書くと思うので、もし良ければ生温かい目で読んでもらえれば幸いです。

 

今年、メインデビューでより嬉しいのが、来年、もしくは再来年に発売するかもしれない男はじ6thシーズンに剛央くんが食い込む可能性が高くなったこと!
7thの河西さん、エピ10の家史さん以来の美人枠で来ないかな~。

今年発売分のCDが出揃ったら、5thと同様キャスト予想をするつもりなので、間違いなくメンバーに入れます。出てほしいんで。心置きなく入れられるのが嬉しい!

 

ここ最近、詰みCDを崩す気力がないくらいモチベーションが落ちていたけど、一気に上がった私は本当に簡単な人間だな、と苦笑しています。
でも、それだけで元気になれるってだいぶ幸せ者だよね、ということで11/29までは生きる!!!

【BLCD】好きって言ったのお前だろうが! 感想

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発売日:2023/8/25
出演:阿座上洋平(大前鷹雄)×千葉翔也(桐生暁)

無自覚セクハラ理系男子×チョロくて不憫なツンデレ俳優
凸凹同棲生活スタート♥

売れない俳優・桐生暁が再会したのは、かつて自分の大ファンだった同級生・大前鷹雄。
だけど彼は暁のことを一切覚えていなくて……。

「俺のこと好きだったくせに忘れてんじゃねーよ!」

ムカつく大前に一泡ふかせるべく、絶対オトすモードの暁。
一緒に暮らし始めたまではいいものの、エッチな罠を仕掛けるたびに、返り討ちにあってしまい!?

ストーリーとそれぞれのキャラ

これまでいろんなおもしれー男に出会ってきたけど、大前のようなタイプは初めてかも。
量子力学の界隈では有名人で、バリバリの理系ゆえにムードもクソもなく、論理で物を語る天才のテンプレのような男。左脳がフル稼働して代わりに右脳が未発達というか、リソースの大半が左脳に割かれていて機能していないのかもしれない。

情緒もないので、暁が色じかけを仕掛けてもまったく響かず逆に正論と予想外の言動で実質反撃してる様に笑った。煽りスキルのあるロボットだと思った。熱っぽいキスを自分からした癖に、終わった後の一言「なるほど」は暁と一緒にハア!?と声に出していた。ちなみに、ここのキス描写に湿度を感じてドキドキしたんだが、同志はいるだろうか。

そんな大前が、暁と関わるうちに情緒を獲得して人間らしくなっていくのが個人的にツボ。「神々の悪戯」の月人くんを思い出す。最初の話しぶりは淡々としていて感情の機微がまったくなかったのに、時間の経過とともにちょっとずつ声色に感情が乗っていくのが阿座上さんのお芝居から感じられて好きが増した。

本編の後半に、暁に怒る場面が2か所あったと記憶しているんだけど、どちらも怒鳴り慣れてない声の出し方に聞こえた。阿座上さんの怒鳴るお芝居は、他のCDやガンダムで聞いたことがあるが、それとは違うように私には感じられて、テンションが上がった!

本編ラストで、暁への好意を自覚してまっすぐに伝えるシーンは声に込められた愛情が特盛で、とにかく好きしかない。3年前にオールドファッションを聞いた時に、阿座上さんが愛を込めて言う台詞がピカイチだと思ってから、変わらずファンである。

これは個人的な趣味だが、私が好きな阿座上さんって、夜はともだちや男はじ14の落ち着いた比較的低音の声なので、大前の声もドンピシャで永遠に流していたかった。特典の最初のトラックが、コンビニ店員、ゆかりさん目線で語られる2人の話で新鮮だな〜と思いながら聞いていたら、「帰ったら抱きます」のボイスがヤバすぎて取り乱してしまった。阿座上さんの艶めいたウィスパーボイス、いつまで経っても慣れない……。

目の前でそれを聞いてしまったゆかりさんみたいな声がリアルに出たし、「うん言ってた!!!」と思わず相槌をうってしまった。だが大前、それはコンビニを出てから言え。暁、2度とゆかりのいるシフトの時にコンビニ行けないだろ。暁、強く生きろ。

 

暁は真面目で健気なのに報われてこなかった不憫な子。おそらく子どもの頃から22歳までそうだから、心の中で愚痴をこぼし、気を許せる人に悪態をつくことで自分を守ってきたんだろうなと思った。

特に、演出家指名でオーディションに呼ばれたのに、実際は出来レースで落とされて海に行っちゃうくらい落ち込んでいるのに、いつものことだから慣れてるって、まるで自分に言い聞かせるみたいに大前に言うのが辛かった。

その後に、その時の演出家に別の舞台に呼んでもらえてどん底から脱出したと思ったら、倉持さんと再会して今度は大前との関係に暗雲が立ち込めたのに加え、ショッキングな一言はさすがにかわいそうすぎた。最終的に大前とくっついたから良かったけども。

先月、レンタル彼氏を聞いた際にももった感想なんだけど、千葉くんって声質とお芝居ともにパワーが強めなのに、悲しんでいる時や絡みで攻められている時の、レバーを勢いよく下げたように弱弱しくなるギャップが好き。もちろん、個人の感想なので、全然違うという人もいるだろうけど。

「レンタル彼氏~」の伊織くんは天真爛漫な素直な子、今回は口が悪いツンデレな子と方向性が異なるキャラだけど、両者に共通するチョロさが千葉くんの得意分野になっていきそうだなと予想している。

とは言え、暁が大前を誘惑する時の、分かりやすく例えるとえっちなお姉さんみたいな声もだいぶアリだった。ぜひ、今後ビッチな受けも聞いてみたい。

絡みシーン(特典)

本編がキス止まりで終わっているけど、特典に初夜+@が収録されている親切仕様。
コンビニで大前がゴムを買って、部屋に帰った時の「俺はこれから、大前に抱かれる」というモノローグが好き。一緒にいる時に目の前でゴム買われるの、当事者だったら絶対嫌だけど傍から見てる分には興奮する。

帰宅前にそれを購入する=帰ったら抱く意思を行動で示してるわけじゃないですか。緊張と期待を抱えて家路につく受けの気持ちを考えると心拍数が速くなる!

内心はドキドキしているのに、最中は経験豊富なところを見せようと大前のを舐めようとするのいいよね!このシーンの「いい子」の言い方が、やっぱりえっちなお姉さんぽくて好き!あと、挿入後の「オレの方がお前のこと好きだもん!ずるいじゃん!」が最高に可愛いから聞いてほしい。

「観察者 大前」というトラックは大前の性癖の話。大前による暁のア……実況、阿座上さんの声が良いからより面白かった。逐一状況を説明してくる攻め、正直私は苦手だけど、阿座上さんの声のトーンも影響しているのか、まったく下品に感じなかったのが良かったのかもしれない。

実況されて羞恥で泣きながら嫌がる暁も良い。抵抗するけど、最終的に「気持ちいいですか?」って聞かれてぐずぐずになりながら「はい」って答えるのも、ごちそうさまです!大好物です!泣いてる千葉くんボイス、的確に私の性癖をついてくるので困る。

正直、絡みについては「レンタル彼氏~」が白熱していて、今作は熱弁するほど燃え上がらなかったが、2作目なだけに息の合い方はこちらがとても良かった。また、キスシーンがたくさんあったのもポイントが高い。

フリートーク

フリートークは、終始作品と担当キャラの話で盛り上がっていて良かった!挨拶して少し会話した後に、間髪入れず千葉くんが「(大前が暁のこと)忘れてるのひどくないですか!?」って若干責めた口調で言ったのすごく好き。暁に寄り添っている感じが。

お互いに担当キャラの肩を持っていて、

阿座上さん「雑な扱いされても暁のことを大切に想ってくれる大前を大事にして!」※意訳
千葉くん「俺のこと忘れてる時点で何しても許されない!」※意訳

……というやり取りがこちらとしては痴話げんかにしか聞こえなくて微笑んでしまった。

大前を擁護しつつも、お母さんや先輩のような保護者目線で暁のことあたたかく見守っている阿座上さんに愛を感じた。「売れない時代を過ごしていたから気持ちがわかる」という話もしていて、今となってはジャンル問わず多くの作品に出演して活躍しているけど、下積みが長いことを知っているので言葉の重みを感じた。

他社作品だから話題にならないかな、なってほしいなとちょっぴり期待していた「レンタル彼氏~」ネタも聞けて大満足。ここまで短期間で同じ組み合わせの作品を聞くことがあまりなかったので、良い経験だった。

作品の好みとしては、今作の方が好きだけど受けボイス厨としては、過激な内容でしか耳にできないものもあるので、どっちも聞けて良かったです!これで3回目があったらビックリですね。

最後に

CD1枚で2人が距離を縮めて結ばれるまでをじっくり聞き、特典でミニドラマ5本+フリートークと、贅沢セットでございました!本編のみの通常盤もありますが、個人的には私が購入したいちゃラブ増量盤をおススメします!お値段以上の価値があるので!!

 

 

「レンタル彼氏~」に興味を持ってくれた方は、こちらもぜひ。

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【BLCD】某声優の脇役出演作を集めている話&ヘタラブ試聴について

こんばんは。最近、BLCDやイベントの感想記事をあげてきましたが、今回はBLCDの雑談です。

皆さんは、BLCDメインデビューを控えた声優さん目当てに、脇役で出演している作品を集めた経験がありますか?

私はBLCDオタクに復帰した3年前、小林千晃くんを好きになった時にやっていました。
千晃くんの時は、「ロストバージン」に始まり、「ご利用は計画的に」、「サハラの黒鷲」を2作買ったところで「彼のいる生活」でメインデビューが決まったので、そこでストップとなりました。

そして昨年から今にかけては、大塚剛央くんの脇役作品を細々と集めています。作品についてはこの後紹介するんですが、少なくとも1年は待っているのでしんどくなってきています……。

千晃くんを追いかけ始めたのが、忘れもしない2020年の5月。メインデビュー決定が11月で、半年も待たなかったのもあってか、剛央くんを待つ時間がより長く感じるのでしょう。

毎日、決まった時間にTwitter(X)をチェックし、疲れていると永遠にリロードするようになってしまったので、最近はなるべく触らないようにしています。代わりに、別の媒体で声を聞いたり、個人的に神回だった、YouTubeにあがっているむろかつを見ています。

 


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※サムネの様子がおかしいのは通常運転

 


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※このねっとりウィスパーボイスをBLで聞きたい

 

さて、動画の宣伝が済んだところで、ここから紹介パート開始です!
ボイスコミック2作も視聴済ですが、CDのみに絞っています。

黄昏アウトフォーカス


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普段は坊主頭で、徳の高い声(アフレコレポより)の演劇部の男の子なのですが、美人な生徒会長を演じると聞いて、メインの松岡くんとゆうまたそも聞きたかったのもあり購入。

トラックにつき一言二言台詞があるくらいで、出演時間を合計すると1分程度しかないのでは?という短さでしたが、バッチリ美人声が聞けました。それでさすがに満足はできなかったのですが、ストーリーとメイン2人のお芝居が良かったので、買って良かった!と思えた作品でした。

春になるまで待っててね

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熊ちゃんとあまちゃんのタッグだったのもあり、購入。
感想記事にもある通り、最初のトラックの3分程度の出番でした。地声に近い落ち着いた声で、ボイスコミック2作に近い雰囲気。

いけにえもんぜんばらい

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私が視聴した中では一番出番があり、発売から半年経った今でも定期的にリピートしている作品。詳しくは熱弁した感想記事をご覧ください。

会長、イイコはもう終わり

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いつも楽しく読ませてもらっているこちらのブログで、以下のように書かれていて、長いこと悩んだ末、意を決して最近買いました。

あと朝日くんが一人で後ろいじるときに男同士の動画が流れるんですけど、ここは大塚剛央さんと猪股慧士さんという方でした(ブックレット参照)。

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さて、いつそのシーンが出てくるかしらとドキドキしていたら、聞き始めて2分も経たないうちに該当シーンになって、それはもうパニクりました。
土岐くんの台詞の背後で1分ほど喘いでいたので、土岐くんの台詞がまったく入ってこなかったです……。あまり多くは語りませんが、最初の「ダメ……ッ」で思わずスタンディングしてしまいました。メイン待ってるよ!!!

 

当初はここでまとめに入る予定だったのですが、終われない理由がこちら。

 

3番手の脇役出演きた~~~!!!

 

注目すべきは、下巻のあらすじ。

どこまでも完璧な男・アルに半ば強引に口説かれ続け
更には仕事のプロジェクトを共にすることなった陽人。
男遊びは賢く軽く、恋人は作らずがスタンスだったのに
一緒に過ごす時間を悪くないと思い始めていたところに
アルの執事・レイが日本にやってきて
ふたりの時間をことごとく邪魔されてしまう。

そんな中、アルが日本を離れるという噂を聞き、
好きだ好きだとアプローチしてくる一方で
大切なことを直接伝えてくれないことにモヤモヤする
気持ちを抱えたままふたりで出張へ行くことに。
その夜、思いがけずアルの気持ちを知り恋を自覚した陽人は
アルと自分の誕生日を一緒に過ごす約束をするが
後日レイから"その日はアルのお見合いがある"と告げられ――?

引用:【コミック】スウィートルームエスケイプ(下) | アニメイト

2人の邪魔をするポジションなんてある程度出番が多いに決まっているじゃないですか!!!

ということで、購入したいのは山々なんですが、これまでおわる先生の作品が自分にハマらなかったのと、高音受けがあまり得意ではないのとで、要検討という結論に至りました。10月発売の作品もまだ出揃っていないはずなので。

というか、あまちゃん演じる陽人はあらすじを見る限り、セフレ作る遊び人のようですが、あまちゃんにそういう役のイメージがないのは私だけでしょうか。新しい引き出しを聞ける点ではワクワクする部分もあるけど、あまちゃんには健気で可愛くあってほしいと願ってしまう私です。でも、本当に購入したら楽しく聞かせていただきます!

こんな調子で脇役出演を重ねて、早くて年内、少なくとも来年にはメインデビューしてほしい。千晃くんや阿座上さんのような、出演作まとめ記事を書くのが夢です。

 

しかしながら、同じ事務所の佐藤元くんも3月から随分空いて10月に新作出演が決まったばかりなので、ゆったり構えていきたいところです。

皆さん、最近解禁された試聴聞きましたか?

 

待っていた素朴大人しい役の元くんに加えて久しぶりの柿原さんの声で、私歓喜

私の記憶が正しければ、柿原さんは受けポジションでしか出ていなかったはずなので、攻め声が新鮮というか、乙女向けCD(主にRejet)でしか聞いたことがないので変な感覚。役自体は耳なじみがあるけど、BLとしては新鮮。

依子先生と言えば、同じCROWN WORKSさんで発売された「寺野くんと熊崎くん」でもきーやんがキャスティングされていましたね。こういうベテラン×新人の組み合わせがもっと増えてほしいので、CROWN WORKSさんには今後もベテランの方を連れてきてほしいです!

ちなみに、柿原さん出演の作品でおススメは「あかないとびら」です!

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【BLCD】悪人の躾け方 感想

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発売日:2023/7/28
出演:中島ヨシキ(針間一郎)×遊佐浩二(雨津木正継)

余裕最強若造 × 元バリタチ悪態社長の最低最悪に不機嫌で、…甘い関係。

7年間も囲っていた愛人にフラれ、妻とも離婚した雨津木。
憂さ晴らしにバーで出会った従順な年下の男・針間を抱こうとするが、
実は針間は以前から雨津木のことを狙っていて、逆に抱かれてしまう。

「あんた、手錠で繋がれてもエラそうなんですよね。そこが良い。」

余裕たっぷりで生意気な針間が、雨津木は憎たらしくて仕方ない。
ヤツにのしかかられる受け身の快楽は、不覚にも体になじんできてしまった気がするが、
ヤツのことなど絶対に認めない。

あんな憎たらしい男の手に落ちてたまるかーー。

『悪人の縛り方』(「ロンリープレイグラウンド」下巻に収録)も含め、待望の音声化!

 

遊佐さん7年半ぶりの受け作品ということで、発表後に即予約をキメて心待ちにしていた今作。

タイトルコールから始まるのですが、「ダヨオ」「祥伝社 on BLUE comics」の遊佐さんの声でまず昂ってしまい、1回再生を止めた。一時停止最速記録じゃないだろうか。遊佐さんメインの作品を聞いていた頃の感覚がブワーッと蘇った。読み方とか、声の感じがおそらく昔のままだったはず。

その後のヨシキくんの「悪人の躾け方」も演じた役のようなサディストみがあってゾクゾクした。というか、タイトルコールを聞くの久しぶりな気がする。

 

トラック1はあらすじにもある通り、スピンオフ元に収録されている話。予備知識なしで聞いても最高だが、スピンオフ読んで聞いてたらもっと良かっただろうなと、内容を知って絶賛後悔中なのはここだけの話。

natalie.mu

さて、CDの感想に戻ります。

雨津木さん、プライドの高さとめんどくささが声に表れててワクワクした。その後、猫被り針間くんにイラ…させてホテルに連れ込むまでは威厳を保っていたのに、連れ込んで形成逆転した瞬間、盛り上がりすぎてスタンディングオベーションした。

サディストな本性をあらわした後の針間くん、大変ツボでした。
繰り出されるごとに笑みがこぼれてしまった台詞たちがこちら。

  • 「当然自分が犯す側だって思ってるんですね」
  • 「アンタのこと、ずっと抱きたいって思ってました」
  • 「俺、イラ…されるの大っ嫌いなんですよ……奥まで思いっきり突っ込みやがって」

特に最後の台詞の言い方が大好きなんだけど、同志はいないだろうか。言葉の内容に反してうっすら笑ってるんだろうなと想像がつく台詞回しだった。あと、雨津木さんを嫌がらせるためにやたら雪文の名前を出すのも良い。

繊細で危うい面をプライドの高さゆえに必死に隠していて、でも結局は相手に暴かれる年上受け、すごく遊佐さんが担当する受けっぽい。ここまで不遜で尖った遊佐さんって聞いたことないから、一転して攻めにねじ伏せられた時との落差の大きさに興奮してしまった。

私の中でおじさま受けって「オールドファッション~」の野末さんで、野末さんって普段から可愛らしさ全開だけど、雨津木さんって「俺が可愛いわけねえだろうが!」ってプリプリ怒ってるのが本人の意に反して可愛くなってるし、優秀なのに金を盗もうとするしょうもない男に引っかかる危うさが放っておけないのすごいわかるよ針間くん……って1人で頷いてしまった。ここの駆け付けた針間くん、まさにヒーローのそれで月9かと思った。

抱かれた後もヘロヘロなのに減らず口たたくのも可愛いよね。特に「棒としては、認める!」って台詞がツボ。

この流れで絡みのシーンの話を始めるんだけど、遊佐さんが受けだからか、昨今では当たり前な1トラック1絡みが多く感じたの私だけ!?私が聞いたことがある遊佐さん受けの作品って、基本は会話で物語が進んで中盤あたりにキスか未遂が1回、最後に絡み(フェードアウトすることもある)という構成がほとんどだったもので。

だから聞いていくうちに大丈夫かなって心配になったけど、結局最後まで乱れまくっていて圧倒された!しかも、声の感じも昔と変わってないし、声を抑えるわけでもなかったから、もはや感動したまである。

トラック4の、他の男(金盗んだ奴)に走ったことに怒る針間くんにお仕置きされるシーンがとにかくすごかった!フォロワーさんが言及していて気づいた、消えそうな弱弱しい「やめて……」と「抱いてない!」って白状した時の声がヤバイから聞いてください!!!

作品が発表されて演じる役を知った時にも思っていたけど、遊佐さんの真骨頂を体現したような役だった。酷いことをした愛人を別の男にさらわれ、奥さんには振られ、変な男に引っかかり、どんどん針間くんに惹かれているのに素直にならない、めんどくさい男だけど、その人間くささがいじらしくて憎めなくて、そんな役を演じる遊佐さんが好きだったのを思い出した。

 

読者の方は察してるかもしれないけど、針間くん、好きです!!!
年下×一途×ドSな攻めなんて好きに決まってるでしょうが。

序盤に語ったように、もう最初の言葉責めの中身で100%コイツ好きだと確信し、次のトラックで副流煙を雨津木さんにさりげなくかけたので完全に落ちた。実は原作未読なので勝手な妄想なんだけど、雨津木さんが嫌がるからって体で煙を吹きかけていて、その意味もあるけど裏には自分の匂いにしたかったんじゃないかな~って。(夜のお誘いって意味もあるらしいので)

前半の飄々としていて腹の中が読めない針間くんも、直球に好意をぶつけてくる針間くんも好き。針間くんくらいズカズカと心の内に踏み込んで、はらわたを裂かないと雨津木さんは手に入れられなかっただろうな。

ヨシキくんの飄々した芝居すごく好きで、同じく良いなと思った男はじの什三が頭に浮かんだ。ワンコ攻めが性癖だから、後半の素直に好意を見せる針間くんの方が好きだけど、お芝居的には前半が好きという、ややこしい感情になってる。

 

キャストトークでも、終始遊佐さんのトークに懐かしさを感じていた。遊佐さんのトークは、生で見たかは思い出せないけど、それこそCDのキャストトークやイベント映像、ラジオで何回か耳にしたことがある。鋭いツッコミをやんわりと笑顔で言う頭の回転が速い人、というのが私の中での遊佐さん像で、今回のトークでその一面が見れてにっこりした。

本人もインタビューで言っていた通り、濃い内容の収録だったはずなのによく喋るな~と感心しつつ、ヨシキくんと和やかにトークしている様にまたにっこり。というか全然声が変わってなくてすごい(ファンの方が聞いたら変化に気づくのかもしれないが)

「遊佐さん、ボーイズラブのCDまだ出られるんですね」と、全リスナーが気になっていたことを直接投げかけてくれるヨシキくんは仕事ができると心底思った。また、こういった上の年齢の役なら受けでもオファーを受けてくれると期待していいのかしら。これからももっと聞きたいです。

キャリア年数が離れた声優さんの対決って昔はメジャーだったけど、今は同世代対決の方が多いから新鮮だった。同世代のトークってより和やかだしリラックスして聞けるから好きだけど、ガッツリ2人で話すのは初めてくらいの程よい緊張感があるトークもやはり良いものだなと再確認したので、もっとベテランと若手対決増えてほしい!

 

今回はこの辺にしておきます。感想書くの楽しかった~!
とは言え、なかなか良さを伝えるのは難しいので、ぜひ気になった方はCD買ってください!ここまで読んでもらったのにこんなこと言うのはアレだけど!大変満足度が高くて、自分が聞いた今年発売作品でTOP3には確実に入ると思う。

遊佐さんをオファーしてくれたGinger Records様と受けてくれた遊佐さん、お相手のヨシキくんとすべてに感謝する作品でした。ありがとうございます!

 

ぜひ、「ロンリープレイグラウンド」も近いうちにCD化してください!!!!!

若造スパダリ王子様な慧介くん、見た目から最高に好み。阿座上さんや熊ちゃんがやりそうだけど、希望が外れたら悲しいのでできればキャストが決まってから原作に触れたいのが本音。遊佐さんをぶっ飛ばせる強さがある声の人に担当してほしい。

雪文は土岐くんや伊東さんが合いそう!ちなみに、最初に浮かんだのは武内健さんでした。CV.遊佐さんに調教される美味しいポジションだから、本音を言うと推してる人が選ばれてほしい。

大塚剛央くんはいかがでしょうかGinger Records様!!!

……と密かに願っているのでここに記しておきます。言うだけタダ!
さて、どうなることやら!?

 

【BLCD】レンタル彼氏のお尻をご指名 感想

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発売日:2023/7/26
出演:阿座上洋平(環 侑久)×千葉翔也(伊織 架)

レンタル彼氏のバイトをしている大学生の伊織架は、アダルトグッズ会社で働く環という男の依頼を受ける。自社製品のPRのため、ネカマでブログを運営する環は、新たに『彼氏のお尻開発日記』を書きたいと言う。
その【彼氏役】に抜擢された伊織に課せられた目標は……「(大人の玩具を使って)お尻だけでイけるようになる!」だった。
最初はしぶしぶ従っていた伊織だけど……!?

 

これ聞いた千葉翔也さんのオタク、生きてますか???

 

もし、これから聞こうとしている方がいたら、覚悟を持って聞いた方が良い。
誇張抜きでそう言いたくなるものが収録されています。

ちなみに、私は千葉くんの特別ファンというわけではなく、今回CDを聞いたのはBLに戻ってきてくれたことへの感謝の気持ちと、お相手が阿座上さんだったからです。正直、ストーリーは全然刺さらなくて、CDを聞いた後もそれは変わっていないです。

にもかかわらず、CD聞いて数日経った後もこの作品を引きずっています。

元気で相手を喜ばせたいという純粋な理由でレンタル彼氏をやっていること、環に子犬のようにキャンキャン噛みつくところが伊織にすごくハマっていて、まさに年上のお姉さんが好きそうな感じ。

可愛いな~とニコニコしながら聞いていました、トラック1の中間までは。
環がドSな本性を表して、伊織の尻を開発し始めて嫌がる演技がすごく良くて、途中までは楽しく聞いてたんですよ。もちろん最初なので、伊織くんは後ろだけでイけるわけもなく、環が前を触ってイかせるんですけど、その時の声を聞いて再生を止めました。完全に語尾にハートがついてるやつだった。

なんでここでそんなに衝撃を受けてるかって、前作の「カットオーバー・クライテリア」を聞いたからなんですよ。拙くて慎ましやかで、息多めだった声の出し方からガラッと変わってたんですよ。変わりすぎなんですよ。そのせいで衝撃が5割増しされてる。

加えて驚いたのが、声の出し方が全部違っていたこと。今作、全トラックに大きく括って絡みのシーンが入ってまして、それをさらに分けると大人の玩具で開発されてるシーン(トラック1~4)、無理やり襲われるシーン(トラック5)、両想いH(トラック6、ボーナストラック)と文字にすると大ボリュームなんだけど、演じ分けていて感動した。

特にヤバかったのはトラック3で〇〇〇ビーズを使うシーンの演技です。挿入して抜くのを3回繰り返すんだけど、ヤバすぎてここで一回休憩入れました。ちょっとここから気持ち悪い話をしますが、1回目は声が甲高くなって可愛いなと感じる余裕があるんだけど、2回目、3回目にかけて汚くなっていって、あまりのドエロさに宇宙猫の顔になるしかなかった。2回目の直後にあるモノローグ「頭がバカになる」の説得力がとてもあったし、3回目は唸るように濁点がついてて、とにかくヤバい。

特に私は2回目の声の出し方で脳を破壊されました……。このシーン、1回目は環がいやらしく1~6までカウントしながら入れるので、阿座上さんの声も破壊力が凄くてWコンボで無事K.O.です。千葉くんがそんな芝居するわけないって思った方はCDを聞いてみてください。嘘じゃないんで!

絡みの話はこの辺にしておいて、その他萌えたのは嫌がるお芝居でした。基本的に無理やり嫌なことをされるので、「嫌だ」って何回も言ってるんですけど、その言い方が良い。反抗的な語気強めの「嫌だ」も、ぐずぐずになって弱弱しく言う「嫌だ」も大変よろしい。あと、しくしく泣いて環にすり寄るところも印象強い。

千葉くんってアニメなどでよく見る元気っ子か、カットオーバー~のような感情の起伏がないキャラしか聞いたことがなかったので、こんなに繊細なお芝居ができるんだって驚かされた。印象に残る台詞回しが多かったように思う。

 

お相手の阿座上さんについてですが、千葉くんがキャラと芝居ともにパワフルだったので、残念ながら印象が薄いです……。本編では環のことを好きになれなかったのも大きい。

不器用な男なのは確かなんだけど、私にとっては可愛いと思える要素が見いだせなくて。ただただ意地悪で、最後に「実は伊織に一目惚れしてこんなことをした」って白状したけど、それが垣間見えるシーンが全然ないように思えた。好きだから素直になれなくて悪態をついてしまう、には見えなかったんですよね。だから伊織くんはなんで環に惚れたのか、私はいまだにわかりません(笑)
ただ、良い声で「ローター」が聞けたのは最高だった。

まぁこの辺は原作についての話だから置いておくとしましょう。
そんな私は、ボーナストラックでようやくちょっぴり可愛いなと思えるようになりました。泥酔して素直に伊織に好意を伝えるところはさすがに可愛らしいな、と。きっと私はくっついた後の方がこの2人を応援できる気がする。

こう思うのは、阿座上さんが演じているのも大きいと思っていて、私が好きな阿座上さんって、相手にきちんと愛を伝えているキャラで、阿座上さんが相手に愛情を込めて気持ちを伝える芝居が大好きなんです(男はじ14の四葉くんが代表例)

印象の薄さについては、千葉くんと阿座上さんの芝居の濃淡(今思い当たる表現の限界)の差なのではないか、と考えています。千葉くんは、キャラクターも相まってとにかくパワーがあって、正直、ずっと聞いてて若干疲れたんですよ。一方、阿座上さんは良い意味でサラッとしていて、ずっと聞いていたい感じ。

私はどちらかと言えば阿座上さんの方が好みなんですが、当たり前だけどいろんな人がいた方が面白いし、こうやって新たに気づくこともあるので、千葉くんとの組み合わせで聞けて良かったと思ってます!

 

久しぶりのBLCDの単独感想記事、いかがだったでしょうか?
今回は、主に千葉くんに圧倒された勢いのまま書いてみました。

個人的には、このCDは千葉くんの魅力がすごく詰まっていると思ったので、ファンの方にはぜひとも聞いてほしいんですが、絡みシーンが過激ゆえに安易には勧められない、という葛藤を抱えています。
阿座上さんに関しては、今までBLで演じたキャラとまったく違うのを聞いてみたい人にはおススメです!ボーナストラックの泥酔芝居はふわふわ、ぽやぽやしてて私は聞いたことがない雰囲気のお芝居でした。

来月発売の「好きって言ったのお前だろうが!」もこの2人の組み合わせですが、ストーリーやキャラの設定、関係性としては今作より好みなので楽しみです。
阿座上さんは今月から新作ラッシュでなかなか追いきれないけど、千葉くんは新作が決まったら今後もぜひ購入したい。

【BLCD】「Sub様、躾の時間です 1」CD化!

 

俺得キャストCDが爆誕してしまった!!!

 

まず、熊ちゃん。

 

2年3ヶ月ぶりの受けが嬉しすぎる!

 

調べたところ、「サンドリヨンの革靴」(2021年6月)ぶりの受けです。
ブログを読んでくださっている方はご存じだと思いますが、この2年1ヶ月「熊ちゃんの受けが聞きたい」と事あるごとに訴えてきました。その時間はあまりに長く、もはや諦めの境地に達しそうになっていたのもあって、正直実感がありません。

試し読みを読んだところ、あらすじにもある通り、隠れSubで普段はDomを演じている強気受けで、まさに熊ちゃんにハマり役!フォロワーさんが、「サハラの黒鷲」のロキに似てるってツイートしていて、確かに!となりました。(一方で、私は「αがαを抱く方法」を思い出した)

実感がないのでまだふわふわしてるんですけど、試聴が出たら一気に楽しみと緊張がくるんだろうな。

次に、小松くん。

9/8発売の「不機嫌イトコがかわい過ぎて仕方ないside直樹」と「シュガードラッグ 薬学side」に続き、まさかの3作目。大プッシュですね!

年下執着攻めが完全に性癖なので大変楽しみです。

小松くんがコマンドをどんな風に言うのか気になりますね!

シュガードラッグが先輩2人を攻めるのに対して、こちらはSideМやゴーラスなどで親交がある熊ちゃんなので、やりやすいのかな~とか勝手に想像しています。フリートークが地味に楽しみ。欲を言えば4人ワイワイトークが良かったけれど。

次に、ちばしょー。

ちばしょーと千晃くんはサブカプのようなのですが、調べた感じだとまだ2人のことは描かれてなさそう。試し読みにチラッと出てきてましたが、元気っ子っぽいし、少なくともビジュアルはピッタリだなと思いました。

バースものの作品って、特性的にエロが過激になりがちなので、ある程度絡みの技術(?)がある人に出てほしいと常々思ってるんですが、Subにちばしょーをキャスティングしたの、GJ!

実は、最近「レンタル彼氏のお尻をご指名」を聞いたんですけど、受けのお芝居がバースもの向きのそれだったんですよ。明け透けに言うと、大変エロかった!詳細は感想記事に書こうと思いますが、お芝居が衝撃すぎて、脳内がちばしょーのことでいっぱいになっています。

最後に、千晃くん。

まぁ千晃くんはずっと応援している声優さんなので言わずもがな。とは言え、最近は千晃くん出演のCDを全然聞けていないわけですが……。試し読みには出てこなかったので、どんなキャラか分からないけど、見た目は一番好きです!(千晃くんが演じるキャラ、大体好きになる)

千晃くんがちばしょー演じる「ちあき」を名前で呼ぶことになるのちょっと面白いな。

 

9月が7月以来の豊作で、また買うCDの厳選に頭を抱えることになりそうです。
購入候補はこんな感じ。

  • Sub様、躾の時間です 1(小松×熊谷)
  • ふたりあそび(増田×千晃)
  • シュガードラッグ 薬学side(小松×吉野、小松×羽多野)
  • ホワイトライアー(笠間×田丸)
  • 不機嫌イトコがかわい過ぎて仕方ないside直樹 (田丸×小松)

「Sub様、躾の時間です 1」と「シュガードラッグ 薬学side」は確定なので、他をどうするかですね。千晃くんの受けは久しぶりに聞きたいし、笠間さんの新規攻めと小松くんの受けも気になる。

さすがに9月分はもう全部出揃ったと思っていいのか。正直、これで確定だと嬉しいのですが(お財布的に)

もうすぐ「悪人の躾け方」が手元にくるわけですが、「そん抱き2」を積んでしまっている……2枚組の続編、積みがち。来月は2作のみ、かつどちらも下旬発売なので、それまでに時間を作って聞きたい!

まずは、遊佐さんの新規作、ドキドキしながら聞きたいと思います。

その前に、視聴済の感想を語りつくさねば!というわけで、今回はこの辺で。
最後に叫ばせてください。

 

熊ちゃんの新規受けありがと~~~!!!!!

 

【BLCD】ドラセクⅡ/南くんはその声に焦らされたい 感想

約2ヵ月ぶりのBLCDの感想記事になります。

ドラッグレス・セックス 辰見と戌井Ⅱ

発売日:2023/5/19
出演: 江口拓也(戌井)×古川慎 (辰見)、高橋広樹(無良)+武内健 (薬師寺)

こちらは「ドラッグレス・セックス 辰見と戌井 return」のCDと原作を一部履修済。returnは「ドラッグレス・セックス」に入りきらなかった話と短編集だったので、2人の話をガッツリ聞くのはこれが初めて。

付き合った2人が紆余曲折あって絆を強くするまでがDisc1、大学時代・30代の2人の短編集がDisc2に収録されてて、2日に分けて聞いたんですが完全にお腹いっぱいです!末永くお幸せに!!

まず、トラック1から辰見の変わりように驚きまして。コラボカフェに無理やり連れていかれた時は嫌悪感丸出しで早く帰りたいってなってたのに、戌井が観たい映画に付き合ってるし!興味示してるし!!関連作品一緒に見ようって提案してるし!!!戌井に対して歩み寄っている辰見に感動した。「バーカ、俺も」って台詞に戌井への愛情を感じさせる優しさがにじみ出てて好き。

オタ友(女性)と泊まりに行くって言いだす戌井にブチ切れて独占欲丸出しになるのも、父親のことがトラウマで戌井の自分に対する愛がいつかなくなるんじゃないかって怖い、でも手放したくないっていう弱さが見えるのもいじらしくてね……。同棲してる家飛び出して実家に1人でいる時に戌井を思い出して1人でしながら泣くシーンが古川慎GJすぎて大好き。私のメモが正しければ同時に指を口に入れてるのも性癖グッサグサに刺された。

 

私は戌井が商業BLの中でもトップ3に入るくらい大好きで、変わったところもあるけど、根本の辰見への愛と趣味、変態具合はまったく変わらなくて推せる~~~ってなりました。だいぶコミュ障だったのに、激務でお客さんとの折衝が大変そうな職場で働いてて、あの戌井が……!?と衝撃だったし、立派になったことにマジで感動した(誰?)でも、いくらお互いに恋愛感情はなくても女性と泊まりに行くのはさすがにダメだよ戌井!

辰見のお母さんとの会話も、その後の辰見に愛を誓うところもかっこよくて、でも、辰見宅に様子見に行く様が完全に不審者でダメダメなところ含め、好き!今回はシリアスなストーリーだったのもあって絡みはそこまでなかったけど、最後の最後にドSスイッチ入った戌井聞けてテンション爆上がりでした。returnで、辰見に1人でしてってお願いしてビデオ撮りだす戌井が一番好きなんですけど、やっぱり相手のこと好きすぎて、明らかにヤバイ行動に出る攻めが性癖だと再確認した(ヒント:男はじ15の統吾)

 

Disc2の特典は「温泉いこー編」「おはようおやすみ編」をはじめどのトラックも好きですが、やっぱり「ナッつんリバイバル編」が一番好き。ということで、「ナッつんリバイバル編」について語らせてください!

ナッつんというのは、戌井が好きな、男体化すると辰見に似ているらしいキャラクターで、前に辰見用の衣装を用意し、無理やり着せてヤったことがあります(変態)。それを30代の2人でリベンジする話。激しい絡みが繰り広げられたのはもちろんなんですが、個人的にクリティカルヒットだったポイントがありまして。

このトラックに至るまで、4トラック分30代の2人の話が描かれていて、もうその時点では結婚してるから、お互いに名前呼びなんですよ。苦難を乗り越え完全に甘々なやり取りを聞いて、良かったなぁと思う反面、名前呼びになったことに寂しさを感じてて。

で!このトラックでも、辰見は名前で呼ぶんですよ。でも、その後の戌井の「昔みたいに戌井って呼んで?」が完全にドツボで!!言い方も、語尾が上がってちょっと甘えてる風なのが最高で、実況アカで興奮が天元突破してしまったツイートがこちら。

 

 

実況してる時、大体テンションがおかしいので晒すの恥ずかしいんですが、言いたいことを完璧に表していたので思い切って貼りました。お目汚し失礼しました……。同じく爆沸きした方がいたら同志です。握手しましょう。

演技の話だと、まこさんの辰見の大学時代と30代の演じ分けが印象的でした。30代の辰見はすっかり落ち着いて、ツンな部分は残しつつも、戌井に対する愛情をちゃんと伝えてるし、これまで聞いたことのない優しい声色。大学時代はまだツン部分が多くてすぐに手と口が出る尖った部分があって、これを踏まえて30代を聞き直すと感慨深くなる。

なお、父親役が過去にブログで何回か名前を出してる水中雅章さんだったのですが、相変わらず良い声だしまこさんに声が似ててナイスキャスティングだった。あと、2人の友人役のにぎやかしで良い奴な濱くんと、クールでちゃっかり彼女作って結婚した岩中くんも、もはや愛着が湧いてる。4人での飲み会シーンずっと聞いていたい。あわよくば、濱くんと岩中くんでくっついてほしかった

 

脇カプの話である「無良と薬師寺 return」にももちろん触れていきます。

 

武内健さんの可愛さマジエターナル!!!

 

このカップルの本編はまだ聞いていないので、辰見と戌井とは真逆で声優さんのお芝居にしか言及できないんですが、もうさ、広樹さんに対しての「もぉ~!」がマジで武内健ちゃんだよね。これと「ふふっ」って笑い方は武内健ちゃんからしか摂取できなくないですか!?お好きな方には伝わってほしい、コレ。

「お風呂沸いた」って台詞も、語尾に小さい「つ」があって本当に可愛いんですよ。広樹さんの突飛な発言に「へ!?」って驚くのも、振り回されるのも、でもそんなところが好きで事後にイチャイチャしたいのも本当に可愛い。今回、キスまでしかないけどキスされてる時の鼻にかかる声とかね…………書きながら涙出そう(?)

あざとくなくて、ナチュラルボーンな可愛さ、守ってあげたくなる、可愛がってあげたくなる、庇護欲を搔き立てられるんですよ。昔、BLでそういったキャラクターを多く演じられてきたであろうお芝居と、一部ではありますがそれに触れてきた思い出がぶわっと蘇って、懐古に拍車がかかっております。来月の遊佐さん受けを聞いて同じこと言ってると予想。

ここまで熱弁してきてなんですが、私は武内さんの熱心なファンではないです。こんなに感動してる自分に自分が一番驚いてます。なんなら、声質や滑舌の甘い部分が最初は苦手でした。でも、いつの間にかそういった個性に魅了されて、「チョコストロベリーバニラ」で完全に落とされた記憶があります。

武内さんの声ばっかり耳に入ってきて、広樹さんについては安定のかっこよさだった、としか言えなく申し訳ない……。かなりの曲者キャラなのはよくわかったので、いずれ本編も聞きたいです!

南くんはその声に焦らされたい

発売日:2023/6/7
出演:鈴木崚汰(烏丸幸大)×内田雄馬(南理矢)、海渡翼(明虎)

発売発表からキャスト発表まで、確か半年くらい待った今作。最近崚汰くんの受けばっかり聞いてたから、攻めだし買おうと思ったらお相手のゆうまたそがとにかく可愛くて、最終的にたそ可愛いbotと化した。

ほとんど情報を入れずに聞いたので、エロパートに入るまでが急で戸惑い、思わず「男はじじゃねーか!」とツッコミを入れてしまった。烏丸くんのASMR配信をオカズにしている南くんがリスナーであることが本人にバレるところから始まるので、こういう導入になるか~とは思いつつも、展開になかなかついていけなかった。

ただ、それは導入だけで、その後はお互いに好きなのに気持ちがすれ違っていき、最終的に和解してくっつくので、意外にも王道なストーリーだった。登場人物も基本的には良い人で、特にメイン2人とも棘がなく優しい。あと、声質も中低音だからなのか、とにかくストレスが少なくて寝る前に聞くのに良いな~と思った。

初っ端、崚汰くん演じる烏丸くんのASMR配信から始まって、エッチな台詞をリスナーに向けて言ってるんだけど、棒読みでドキドキもクソもなくて笑った。配信後にSNS(もしくはコメント)でリスナーにボロクソ言われる下手さがちゃんと表現されていた(笑)確かダミヘを唯一使ったトラックだったと思うけど、ダミヘを感じる余裕がなかったです……。崚汰くんの本気ダミヘシチュがあればこちらまでお寄せください。

ただ、下手だった配信が南くんとの関わりを通して上手くなる描写や、トラックを重ねて南くんへの好意が増すごとに言葉責めのSみが増してるのが分かって、崚汰くんのことをまた好きになってしまった(告白)

BLで似たキャラだと「失恋ジャンキー」の龍次郎が浮かぶんだけど、龍次郎ってもう少し声質が硬いし、寡黙だけど明らかにモテるだろうと分かる声なんですよ(個人の感想)でも、烏丸の崚汰くんも寡黙ではあるけど、自信がない根暗な男の子というのが分かる声で、当たり前なんだけど演じ分けがすごい!!!と感動しました。

お気に入りの台詞は、最後の最後に南くんを誘う時の「ダメ?」「どう?」で、短い台詞に色気がすごく滲んでて良かった……んですが、一番好きなやつ、正直に言っていいですか?……南くんにフェ…されてる時の若干受けっぽい声です……。

 

さて、今回私がメロメロ(古)になった南くんのゆうまたそ。

たそは圧倒的に攻めを聞くことが多く、受けは「カーストヘヴン(2016)」以来聞いておりませんでした。というのも、受けのお芝居が変わってしまったと風の噂で聞いたからです。「カーストヘヴン」と「カラーレシピ」のたそが大好きだった私は、良い思い出のままにしておきたくてそれ以降受けの作品に手を出せずにいました。

でも、実際に聞いてみると、確かに芝居は変わっていたけど悪くはなかったです!やたら吐息が多いのはちょっと気になったが……。それが帳消しになるくらい、南くんを演じるたそが可愛かった!!

攻めを聞く機会が多かったので、おのずと低音で男前なたそが私の中のデフォルトになっていたのもあって、とにかく新鮮だった。南くんは人に対して好意的で素直で、だからこそ周囲に愛される太陽みたいな子。だけど、烏丸のASMR配信がオナネタで、抜いてもらうために本人の家に乗り込んじゃう、良く言えば好きな人・モノに一直線でもある。

そして、当て馬かと思いきやナイスアシストを見せてくれた明虎くんや烏丸のような陰キャが好感を持ちそうな光属性なんですよ。中学時代、明るくて運動神経良くて可愛い人気者だけど、陰キャだった私とも仲良くしてくれた女の子を思い出した。元気にしてるかな。……話が逸れたけど、そういう男の子なことが分かる話し方だと思った。

逐一台詞が可愛かったんだけど、どう可愛いのか上手く言語化できないから気になる人は、もうここで読むのをやめて聞いてほしい。烏丸に触っていい?って聞かれた後の「うん」がね~~~良いのよ!!!

エロいことになると、吐息多めになって急にスイッチ入った感じになるのは原作通りなのか気になっています。トラック5の電話でアレソレは、烏丸視点なので電話越しに実況してる南くんが大変スケベでした。電話シチュが大好きな私は思わず天を仰ぎましたよ。感謝!

シチュCDの才能がないので、ASMR配信ももちろん聞いたことがないのですが、実際とは違うんだろうけど新しい文化に触れられて面白かった。CDの都合上、コメントが女性の声で流れるのが、内容が内容なだけになんともゾワゾワしたけど……。

 

 

久しぶりの感想記事、いかがだったでしょうか。ちゃんと文章を書けているでしょうか。少しでも言いたいことが伝わっていればいいな。

 

前回、ブログで書くネタをゆるく募集したところ、めちゃくちゃ張り切って書きたくなっちゃうお題をいただきました!ありがとうございます!!こだわって書きたいので、時間がかかると思いますが、記事にするという形でお返ししたいと思います。

では、今回はこの辺で!