コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

2023年BLCD振り返り

こんばんは。昨日、無事に仕事を納めて年末年始休暇に入っております。
というわけで、毎年恒例のBLCD振り返り記事です!これをアップして、ようやくBLCD納めできる!

過去の振り返りでは、各項目のナンバーワンを選んできたんですが、今年はCD・声優さんともに名盤・名演が多く1つに絞れなかったので、印象に残ったCD・声優さんについて好きなだけ語ることにしました!

印象に残ったCD

  • 悪人の躾け方
  • レンタル彼氏のお尻をご指名
  • シュガードラッグ 薬学side
  • ふたりあそび
  • 凪がれ星
  • 淫魔くんデリバリー

CDとしての完成度が高かったのが「悪人の躾け方」「シュガードラッグ 薬学side」だった。ストーリーが面白いのはもちろんなんだけど、やっぱり遊佐さん・よっちん・わちゃといったベテラン勢の力がすごい。

昨今のCDって、ほとんど若手声優さんだから自然と若手声優さんのお芝居に触れる機会が多くなっているので、この2作を聞いた時の満足度が体感3倍くらい違った。上手く言えないけど、キャラクターとして話しているように聞こえるのは当たり前で、プラスαのものを聞かせてくれる。

「悪人の躾け方」は個別で感想を書いたので、書くのを断念した「シュガードラッグ 薬学side」について少し語らせてほしい!

この作品に関しては、3人とも役にハマってて良かったんだけど、正直よっちんが優勝で、ほとんどよっちんの記憶しか残ってない。これが感想書けなかった理由でもある。倫理観が欠如した天才で、徐々に人としての弱さが現れてきて怖いだけじゃなくほんの少し見せる愛らしい面が大変魅力的だった。玉森の唯一無二感が好き。

わちゃは発表された時は驚いたけど、蓋を開けてみたら結構ハマってると思った。東間の得体の知れない怖さと感情の重さが音声になっていて良かったな~。原作読んで楽しみにしていた覗き見の笑い声も気持ち悪くて最高だった(褒めてる)

小松くんも金指にドンピシャだったな。仕事も色事も有能で理性的にこなすけど、エロの時に滲み出る甘やかしダーリンっぷりが好き。「sub様~」の時は常に甘い声色だけど、金指の時はここぞという時に甘くなるからときめいてしまう。

 

エロという名のパワーで情緒を破壊してきたのは「レンタル彼氏~」「ふたりあそび」「淫魔くんデリバリー」。

「レンタル彼氏~」は感想記事でも書いたけど、ちばしょに情緒をめちゃくちゃにされた作品だった!私の場合は、前作の受けのお芝居とのギャップと、ちばしょが演じそうな受けのイメージとの乖離が大きくて、よりダメージを受けた。

「ふたりあそび」は「淫魔くんデリバリー」と抱き合わせで買って、つい最近聞いたので、ここで少し感想書かせてもらうと、2人の関係が閉鎖的で、共依存っぽい関係性なのに、お互いに相手の優しさを利用していると思い込んでいるから好きと伝えられない、切なさがいっぱいの作品だった。
今作では両想いにもならず、あくまで受けの自慰を攻めが手伝うのに終始してるんだけど、純粋無垢ななっちゃん(受け)が自慰の気持ちよさを教えられて、おまけに胸や後ろを開発されて無自覚に攻めを誘う様が、凄まじい背徳感ですごいえっちなんですわ……そしてそのなっちゃんを演じた千晃くんに情緒をめちゃくちゃにされたので、詳しくはこの後書きますね。

「淫魔くんデリバリー」は坂田くんにお布施するためだけに買ったのに、作品としてとても好みだったし、素晴らしいハッピーエロコメCDに仕上がっていて感動した!身体の関係から始まるけど、そこから交流を通じて親しくなるまでが描かれて、ちゃんと恋愛してるのが好印象。受けに乗っかられて流されちゃうけどスイッチが入るとがっついちゃう攻めな伊東さん大好き。
「おとなしくちん○出しな!」「ち○ぽ警察だ…!」のやり取り、しばらく引きずると思う(苦笑)

「凪がれ星」は、もはや宝物。美しさを音で摂取してる感覚。この作品に関しては、個別記事に書いているのと、1ヶ月経っても「大好き」という言葉しか出てこないので、この辺にしておく。

印象に残った声優さん

攻め編

阿座上洋平さん

3年前に初めてCDを聞いてからずっとメロメロしているし、「かっこいい」と口走ってしまう。阿座上さんの低音と愛の言葉にいつまで経っても慣れない。

今年は8作の出演で、私が聞いた3作だけでも、ドS攻め、情緒赤ちゃん攻め、ヤリチン攻めと幅広い役柄を演じていた印象。去年までは寡黙でクール、一途な攻めのイメージで固まっていたので、今年は新たな面を開拓できた。

特に「好きって言ったのお前だろうが!」の大前はおもしれー男で新鮮だった!とんでもない色気とかっこよさでハートを鷲掴みにされたのは「純情で何が悪い」の諒太。

来年、まだ3月までの発売情報しか出ていないのに、すでに7作決まっているのが恐ろしい!とは言え、阿座上さんの攻めファンとしては引っ張りだこになるのは理解できるし嬉しい!!でも、そんな追いかけられない!!!と悲鳴をあげている。
今年、攻めしかなかったけど来年こそ受けも聞きたいです!なにとぞ!!

古川慎さん

ここ数年、続編への出演が主で新規が減ってきており、勝手に卒業の兆しを感じているまこさん。

今年は阿座上さんと同じく3作視聴(受けを含めると4作)。闇持ちプレイボーイ攻め、野生児な鬼攻め、一途なピュア攻めとこちらも幅広い役柄で耳にする機会があった。お芝居は阿座上さんの方が好きだけど、すべてにおいて安心して任せられるのはまこさんだった。73作も攻めをやっているから当たり前なんだけど(ちるちる参照)。

「マイディア・エージェント」の真利生と「食べてもおいしくありません2」の穂高は、めちゃくちゃ古川慎を感じるキャラだった!攻めのお芝居が好みだったのは「凪がれ星」の天惺。

来年も、今年くらいのペースで良いから出続けてもらって、初受けの相手を導いてほしいし、崚汰くんと対決するまでは卒業しないでほしい!!!

受け編

千葉翔也さん

昨年発売の「カットオーバー・クライテリア」からの「レンタル彼氏~」で度肝を抜かれ、最終的にメイン3作すべて視聴。8月の「好きおま」と12月の「ピットスポルム」でじっくりとお芝居を聞くことができた。
存在感の強さと弱い部分を見せた時のふり幅の大きさが魅力、というのが3作を通したちばしょの印象。グズグズ感が強かったり、嗜虐心を煽る声が癖な私にかなり刺さってしまい、下半期はちばしょに脳内を支配された。

個人的には、脇役で耳にしたクソガキおぼっちゃま(マイディア~)とコミュ強陽キャ(sub様~)がお気に入りなので、来年近いキャラの受けが出ることを祈ってる!

熊谷健太郎さん

受けとしては1作のみの出演なんだけど、2年3ヶ月待ったのはデカい!ずっと待っていたので、ムービックさんと指名してくださった原作者様ありがとうございます(泣)!!
バースものの中では一番Dom/Subが好きなのもあって、そういった作品のCDは何作か聞いてきたけど、Subの演技の正解はコレなんじゃないかと頭によぎるくらいにはすごかった!低音で男前要素が強い役だからこそ、Sub特有のガタガタに弱くなる時の落差が大きくて、心が祭でした。わっしょいわっしょい!

来年も何かしらで受けを聞けますように!!!

小林千晃さん

去年発売の「この手を離さないで」が気に入っていて、他に聞いてみたい声優さんを優先したのもあり、リアルタイムで買ったのは攻め1作のみ。

ただ、やっぱり千晃くんの受けを1作くらい聞いておきたいと思い立ち、「ふたりあそび」を購入して聞いたらま〜〜〜あやばくて!

私の中での千晃くんって強気受けのイメージで固まりつつあったんだけど、今作は「純真無垢」「守ってあげたい」「可愛い」といった言葉が似合う、でも芯は強い眼鏡っ子。千晃くんだと強すぎないか?って心配してたけど杞憂だった。失礼ながら、こんなに繊細なお芝居できるんだって驚いた。

今作、ざっくり言うと攻めに開発されていく話で、自慰シーンが多くて、もうその時の声がやばくてですね……すごく気持ち良さそうで泣きそうで可愛いの……。ただでさえ千晃くんの声に弱いので、私の好みに刺さるものを浴びてしまったら言葉も出ないしおかしくもなる。助けてください。

デビューした声優さん

大塚剛央さん(受け:1作)

今年2月に発売した「いけにえもんぜんばらい」のスピンオフ「やぶへびこいわずらい」で剛央くんを聞いた時、こんなことを書いていた。

私、最近は男前受けにやられているけど、本来美人受けが好きなんですよ。エロいけど品が残っていて受けても美しいみたいな。大塚くんにその可能性を感じたというかアンテナに引っかかったのですごく動揺している!

 

正解!!!

 

エロいより色っぽいって表現が似合う中低音の美人受けが最高すぎる。アニメやゲームで耳にした剛央くんの美人系統の声がすごくツボだったから、受けボイスもツボだったら"終わる"ってずっと言ってたんだけど、本当にツボだったので終わりました(語彙)

「凪がれ星」のトラック1,3,7,9のいわゆる絡みシーンを毎日リピってるんですけど、興奮して盛り上がるのではなく、美しさに感嘆の息が漏れて多幸感に包まれるのでおススメ(個人差あり)

あと、他の方の感想読んで確かに!と思ったのは、今作の剛央くんのお芝居がナチュラル志向なこと。私がここまで引きずってるの、それの影響もありそう。あのお芝居は、洋画やBLCDのコンテンツじゃないと聞けないと思う。

去年、ボイスコミックでBLのメインに出演してから目をつけて、「黄昏アウトフォーカス」の計5分あったかどうか分からない出演シーンを聞き、「この人は美人受けがイケる」と確信した自分を褒めたい。感無量。
来年もキャスト買いさせてもらうので、受けはもちろん攻めも聞きたい!

坂田将吾さん(攻め・受け:1作)

攻め:坂田くん演じた小田島苑にかなり愛着があって、おそらくハードルが高くなっており、お芝居についてはもうちょっとだな~と思う部分があったけど、攻めのお芝居は良かった!というか、小田島苑自体が拗らせたキャラクターで演じるのが難しいんだろうと思う。声自体は正統派イケメンでかなり好みだった!

受け:「ピットスポルム」を聞いた時に、弱音を吐いたり泣く芝居が刺さったので、もしかしなくても受けの方が好きでは?と思っていたら予感的中。受けの上手さがバグってた。フリトで地声を聞く感じ、高めに声作ってるのに、怒涛の勢いのある絡みをこなしてて何この人!?となった。しかも、6トラックのうち5トラックにそこそこの長さの絡みがあるからね……淫魔の名に恥じない受けっぷりだったから聞いてほしい!

キャストインタビューで、「可愛く喘げたんじゃないかと思います(笑)」って話してるの見た時は、ワハハって笑ってたけどガチで可愛かった……音声からハートが見えたよ。フリトで研究したと言ってたので、相当研究してくれたんだなと勝手に思いを馳せてしまった。トラック3の「勃○、して~んぞ?」の言い方が、A◯っぽくてヒーーーッ(興奮)となり、キャスト買いを決意した。

来年デビューしてほしい声優さん

梅田修一朗さん

ここ最近の活躍を見る限り、来年デビューする可能性が最も高い若手声優だと思う。ちる箱で拝見して、ピュアで可愛い受けが合うと確信したので待ってる!

小林親弘さん

事務所移籍したから可能性信じてもいいですか!?
「赤と白とロイヤルブルー」の吹き替えを聞いてから勝手に期待してる。洋画OKならCDもいいじゃないか!!親弘さんの声、CDで聴きたいし絶対合うと思うんだよ……。
攻めだけでも良いと言いたいところだけど、できればくたびれたおじさん受けも聞きたい!よろしくお願いします!!

坂泰斗さん

今年市川くんがデビューしたから、来年は坂くんの番と思っていいよね!?
大沢事務所に移ってから、アニメ仕事が明らかに増えてるので来年こそはメインの出演待ってます!

大野智敬さん

最近、CROWN WORKSさんの作品で3番手にキャスティングされた大野くん。

坂田くんも3月に「教室を出たら俺のモノ」で脇役で出演後、12月にメインで起用されたので、来年こそ待ってる!

総括

今年は、特に下半期に聞きたいCDが多く、どれを買うか頭を悩ませる贅沢な日々を送ってました。絞っても20枚以上購入したので、今年の支出の大部分はBLCDでしたね。でも、決して買って後悔した作品はないです。熟考した上で買っているので。

来年の3月発売分までCDが出揃っているので、年が明けたら購入予定のCDをリストアップする記事を書くつもりなんですが、すでに買いたいCDが渋滞していて、一体来年は何枚買うことになるのか……と震えてます。

キャスト買いしたい声優さんがどんどん増えてましてね……お金と時間が足りない!

千晃くんと阿座上さんをキャスト買いしてきたけど、一旦その枠を別の声優さんにしたいな、と思っておりまして。まぁ、今年に入ってすでに追えなくなってたんですが……。
今のところ、来年は崚汰くん・剛央くん・元くん・ちばしょーを並行して買っていきたいと思っています。今年の出演数を見る限り、阿座上さんのようなハイペースにはならないと思うので、4人一気でも大丈夫……だよね?(弱気)


先月、こんなことを言ってたんですけど、坂田くんも買いたいし、広瀬くんも出演が続くようなら買いたいし、デビューしてほしい声優さんのメインが来たらチェックしたいし……と、メンバーが増えそうで、きっと今年より悩むんだろうな~(遠い目)

 

来年の話はまた別の機会にするとして、今年の話に戻すと、ブランクが空いたベテラン勢のCDを聴く機会が多くて楽しかったな~!私のTLだと「悪人の躾け方」の情報が出た時がかつてない盛り上がりだったんだけど、来年もそういう祭TLに出くわしたいですね!

私が特に好きだった声優さんは、軒並みカムバックしなさそうなメンバーなのでまったく期待してないんですけど……。(小西・神谷が戻ってきたら暴れる)

 

去年から世代交代がより一層進んだように見えますね。
ちなみに、去年の振り返りでは総括でこう書いてました。

さとたく、まこにゃん、おのゆーの出演作が明らかに減ってる気がする。壮馬くんは作品数で言ったらかなり多いけど、新規は3作で残りが続編の出演らしいので、ずっとトップに君臨してきた壮馬くんでさえ減っているから余計にそう思う。興津さんのように減ってない人もいるけど。

2010年代後半から活躍を続けている熊ちゃんやヨシキ、とっとさん、ゆうまたそ、土岐くん、拓ちゃんに、今年活躍した阿座上さんや千晃くんが加わって、来年引っ張りだこになりそうな崚汰くんや元くんも出演作が増えていったら、完全に世代交代が完了してしまうかもしれない。

今年の出演作数を大まかにカウントしてみたら、さとたく・えぐぅ・そーまくんが上位に君臨しているものの、続編が多かったんですよね。ますだは上位層の中でも新作が多かった。若手だと阿座上さん・土岐くん・千晃くんの出演が目立ちました。

去年よりはキャスティングの幅が広かった気がするけど、どうでしょうね?来年も引き続き、いろんな世代の声優さんに、細く長く出演してほしいと願っています。

 

年内は人と会ってBLゲームをプレイする予定で、おそらくこの記事がラストになると思うので、簡単にご挨拶を。

今年もこのニッチでマイペース更新なブログに遊びに来ていただき、ありがとうございます。来年はプライベート含め忙しくなる予定なので、あまり更新できないかもしれないです。ただ、3年も経つと週1でブログを書くのが習慣になっているので、雑談や短い感想まとめの軽い内容で更新できたらいいな~と思ってます!

新年1発目の記事でお会いしましょう!良いお年を!!

おまけ

毎年恒例、今年購入したCDの一部。キャスト買いゆえに相変わらず統一感がない。

日々の楽しみをありがとうございました!!!

※余談ですが、この中の7枚がCROWN WORKSさんのCDです。お世話になりました。

過去の振り返り記事

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