コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

2021年BLCD振り返り

こんにちは。少し前から年末年始休暇に突入したあおいです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

時が経つのは早いもので、2021年ももうすぐ終わり。ということで、今回は今年のBLCDを振り返ってみます。ただ振り返るだけなのもつまらないので、いくつかコーナーを設けてみました。個人の感想なのを前提に読んでもらえればと思います。また、さすがに全部は買えていないので、買った作品だけ取り上げます。

個人的ナンバーワンCD

「そんなに言うなら抱いてやる」佐藤拓也×寺島拓篤

ストーリーの面白さ・キャストさんのお芝居・ラウンドの回数を総合して一番好きな作品でした。リピートしやすいのも◎。文句のつけどころがない完璧な作品だったと思います。(ちなみに原作は未読です)

さとたくのオラオラ色気こんもりな攻めと、てらしーの美人なちょろかわ受けがはまり役でした!脇役の千晃くんと市川くんのショタ双子をはじめ脇役もそれぞれハマっており、輝いていたのも良かったです。

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個人的にぶちあがったCD

「彼のいる生活」鈴木崚汰+小林千晃)

注目の新人対決×大人気ピュア作品ということで、発表から発売までずっと楽しみで、楽しみ過ぎて緊張すらしていました。2人とも去年ツイステで知って、良い声でお芝居も好きだったのでBLに出てほしいと思っていたらまさかの同時デビューという熱い展開。加えて原作は超王道でピュアさ全開で、いざ聞いてみるとデビューならではの初々しさが世界観とマッチしており、良作に仕上がっていたと思います。

期待値を上げ過ぎて実際に聞くと「アレ?」となることが今年何回かあったんですが、今作は期待値を超える出来でした。崚汰くんの低くて内に秘めた熱がにじみ出る落ち着いた声と千晃くんのまっすぐで自然体な声のバランスが大好きで、今年一番聞き返していたと思います。本編では絡みがないので通勤中に聞けるのも助かる(?)

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個人的ナンバーワン攻め

佐藤拓也さん「理想的恋愛の条件」

「そんなに言うなら抱いてやる」「スモーキーネクター」のさとたくも非常に良いさとたくなんですが、一番刺さったのが今作のさとたくでした。超絶仕事ができる上司で、受けの部下が仕事で大きなミスをした時に颯爽と駆け付け全部フォローする様が本当にかっこいい。ローテンションでちょっぴりSっ気あるのが大変好みでした。

さとたくが喋る度に、普段BLCDを聞くときには鳴りを潜めている乙女心が刺激されましたね。正直リスナーを落としに来てると思いました(笑)声が良くて囁きがエロくて、お芝居・SEともに安心のさとたくには永遠にBLCD業界にいてほしい。切実に。

個人的ナンバーワン受け

熊谷健太郎さん「やましい恋のはじめかた」

演じるキャラの下の名前が「健太郎」かつ、ご本人に近い性格の役で発売当初、めちゃくちゃ狙ったな~と思いましたが、まぁ最高でした。想いが通じていない時と通じた時のラウンドシーンの演じ分けと、特典CDでの色気全開モードでとどめを刺されたのが印象に残っています。低めの声を使えるために攻めでキャスティングされがちですが、受けが天才すぎるので受けもたくさんやってくれ~!!!

本音を書くと、今作よりもっっっっと好きで書きたい作品名がありますが……熊ちゃんとしてはこれが一番でした。(ヒント:親戚とブログの過去記事)

デビューした声優さん

小林千晃さん(受け:4作)

出演作4作と、デビュー勢の中では一番活躍されましたね。BL以外の界隈でも名前をよく見かけたり、声優アワードをとったりしたのも活躍を後押ししたのではと思います。
千晃くんの出演作はすべて購入していますが、作品ごとに成長しているのが分かるので聞いていてとても楽しい。2作目にあたる「跪いて愛を問う」、3作目の「シュガードラッグ」とストーリー・ラウンドともにハードな作品が続き、ラウンド時は拙さはあるものの、通常演技は申し分ないです。場数をもっと踏んで受けとして確固たる地位を築いてほしいと勝手に希望してますが、いずれは攻めも聞いてみたいです(本人も攻めをやりたがってる模様)。

鈴木崚汰さん(攻め:1作)

今年は1作のみの出演で残念でしたが、年明けに「失恋ジャンキー」の出演が決まっているので、来年こそ活躍に期待したいです。原作を予習したらだいぶラウンドシーンが多く、千晃くん同様2作目にハードな作品にキャスティングされていて思わず笑ってしまいました(笑)
崚汰くんは声が太く低めなので攻めがどんどん増えていくと思いますが、1回性悪なクズ攻めをやってほしい。ツイステのキャラみたいに本心を見せない食えない役もぜひ聞いてみたい。あとはまこにゃんが出てくれる内に対決してほしい!!!そんな願いが来年1つでも叶うといいな。

榊原優希さん(受け:2作)

厳密には3作なのですが、2作はシリーズものなので2作としました。
私が聞いたのは初受けの作品でしたが、エロ特化の3○もので、お疲れ様です!!!!!としか言えなかった(笑)81はトンチキエロBLにデビューした人を突っ込むのをやめろ
村瀬くんに似た、女性にも聞こえそうな少年ボイスなので、好き嫌いは分かれそうなものの、貴重な声だと思うので今後も活躍してほしいです。

田所陽向さん(攻め:2作)

久しぶりに渋い天然低音枠がきた!と思いましたね。榊原くんメインの作品で聞きましたが、低くて良い声だった!じっくりお芝居が聞ける作品ではなかったので、機会があればまた聞いてみたいです。

浦和希さん(受け:1作)

江戸時代の作品でべらんめえ口調の役だったのもあり、通常芝居・ラウンドシーンともに粗削り感はありましたが、色気の瞬間風速の速さに驚きました。他の4人の声が攻め・受けの分類が比較的しやすいですが、浦くんはどちらもいけそうな部分も含めて未知数で、今後の伸びしろが大きいなと思います。

※作品未聴の重松さん、竹内さんは割愛させていただきました。

総括

今年も去年に引き続き、コロナ禍で発売数が少ない年で、「買いたいCDがない」と嘆く期間もあったけど、個人的には千晃くん出演の作品が多かったおかげで満足できた年でした。正直、上半期が一番楽しかった!

厳密に集計はしてなくてあくまで体感なんですが、世代交代が始まりつつあるなと感じています。興津さんや樽さん、まこにゃん、松岡くんあたりの2010年前半~半ばデビュー組を見かけることが少なくなった。ただ、本人人気が強いえぐぅや壮馬くんの出演数は相変わらず多いし、さとたくやヨシキもよく名前を見かけたので、スピードは遅そうですが。

20代の声優さんをお見掛けすることが増えてきた気がする。数年内にはメンバーがガラッと入れ替わりそうな予感がしています。世代交代は寂しいけど、あまり心配はないと思えるくらい、若手にお上手な方がたくさんいることに心の底から安心するというか、まだBLCD業界大丈夫だな!って思えるのがありがたい。

それに加えて、今後BLデビューしてほしいなと思える声優さんが何人もいるのも、BL処女厨としては助かっています*1。それについても書こうと思ったけど、前に記事にしたメンバーから変わっていなかったので割愛します。もし興味があればこちらを読んでみてください。

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頼むよ本当に!!!!!

坂くんは来年から大沢事務所に移籍するということで、誠一郎くん・千晃くんの前例から、良作でデビューさせてもらえることがほぼ確定しており来年が楽しみで仕方ないです!ジェネリック的に市川くんと同時デビューがあるんじゃないかって思っていたけど、同じ事務所になったことで現実味を帯びてきましたね。

佐藤元くんはYouTubeでBL漫画のボイスコミックに出演していて、公開分はチェックしましたが、1話冒頭のモノローグでBL適性めちゃくちゃある!!!って確信したので、来年はCDでガッツリ聞きたいところです。

あと、すでに発表された来年3月までの発売作品が気になる作品ばかりで、上半期は楽しいって確定しているのが嬉しいです。特に、3月発売のこちらの作品が楽しみすぎて何回も読み直している。

推し声帯×推し声帯っていう最強コンビかつ、大好きな同級生ケンカップルものかつ、一途でとびきり優しい攻め(CV.熊谷健太郎)×美形の真面目ツンデレ(CV.小林千晃)は間違いないんですよ!!!!!受けの見た目・中身ともに性癖すぎて、そんなキャラに千晃くんの声がつくの100億満点なんですよね…。BLCDオタクやめるなってことですね、ありがとうございます!!!クリスマスイブに発表されたもんだから、私へのクリスマスプレゼントだと本気で思った(笑)

いろんなオタクをやっていますが、BLCDの発売発表情報に一番沸くし、BLCDの話をしてる時が今は一番楽しいなと実感した1年でした。ボブゲの楽しさにも目覚めましたが、私はやはり掛け合いと2人で収録するからこその化学反応に触れるのが好きなので、CDも可能な限り買っていきたい所存です。

あまり更新頻度が高くないブログですが、もしよければ来年も覗きに来てもらえれば幸いです。来年も萌えを吐き散らかしていくぞ~!

おまけ

今年購入したCDの一部。日々の楽しみをありがとうございました!!!

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*1:出てほしい声優さんがいなくなった時=BLCDオタクをやめる時だと思っている