コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

【ボイスドラマ付きマンガ】垣根と境内vol.1

※今回、18禁の作品について触れているため、念のため数行下げることにします。書いている内容は普段とあまり変わらないのですが、18歳未満の方は閲覧をご遠慮くださいませ。
ネタバレ注意!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

dlsite.jp

 

ネットで宣伝ツイートを目にしてなんとなく気が向き、YouTubeの視聴動画を見たことからすべてが始まりました。

 


www.youtube.com

※サムネはこんな感じですが、内容はエロシーン以外の抜粋です

 

絵柄が好みだったのと、同人なのに商業みたいにちゃんと恋愛してるのが新鮮*1で、キャストお2人のお芝居も良いなと思い、エロシーンの試聴を軽率に聞いたところ、受けの芝居がめちゃくちゃ刺さり、動揺しながら即購入しました。

 

全部聞いたらやっぱり性癖ど真ん中で未だにパニックに陥っている。

 

本編は37分で、おそらくYouTubeの視聴動画の16分がラストを除く通常シーン全部なので、残り約20分がエロパート。半分以上がエロなあたりは同人らしいですね。

受けを演じている陸智希さん、DLsiteで調べた限りではシチュには5作出ているものの、BLは攻め1作で今作で初めての受け役。初めてでそんな長時間エロパートがあったら、正直おおらかな心でいないと最後まで聞けないことがほとんどなんですよ。

さすがに最初の1人でアレソレなシーンは、受け役最初のお芝居にありがちな力みを感じたんですが、トラック1のラストで受けの夢の中で絡むシーンでぶったまげた。

 

めちゃくちゃエロかった!!!!!

 

心の中で、「初受けなんて嘘だ!!!!!」って叫んだ。初だとしたらマジで受けの天才だと思う。その名称を使うのは冬ノ熊肉先生以来だけど、熊肉先生以来の衝撃だった。

ブログを書く上でどこが好きなのか言語化すべく、数日脳内でいろいろ考えてみたんだけど、全ッ然適切な言葉が出てこなくて、おそらくこの後も何も伝わらないことばかり書いてると思います。

多分、性癖に刺さってとにかく好きっていう説明できない系のガチなやつ。熊肉先生みたいに、みんながみんな好きな系統ではないと思う。熊肉先生の受け苦手な人もいるとは思うけど、私の周囲にいるBLボイスを嗜むオタクの支持率100%だから、熊肉先生は比較的大勢に刺さるお芝居だと思っているけど、陸くんはそうではない気がする、ただ私はめちゃくちゃ好き!!!

声はどちらかと言えば高めで役にピッタリな素直な男子高校生の男の子ボイスで、あざとさもなく自然な感じなんだけど、受け声で急にエロくなるのよ(語彙力の欠如)ちょっと声汚いんですよね、喉潰してる感じ。語尾にハートついてるのも表現できているし、それでも「男の子」がちゃんと残ってるあたり、めちゃくちゃ推せる。

体育授業の柔軟体操中に、開発されたtkbいじられて出た第一声の「―――あひっ(ハート)」の声があまりにも大天才すぎて暴れたからここをぜひ聞いてほしすぎる。「ひっ」の発し方が最高で狂うんですよ。トラック1の最後も「ひっ…ひっ」って快感でトランス状態っぽくなってる時も良い。

トイレでアレソレなシーンも背徳感がすごく、「めちゃくちゃにされたい」を狂ったように心の中で連呼するシーンがま~~~あ狂気じみてて良くてですね。どうやら新人声優さんみたいなのですが、私は最初からここまですごい人を聞いたことがなくて本当に陸くんが怖くて仕方ないです。この受け厨で無駄に耳が肥えた私にこんな記事を書かせるくらいにはお芝居をやり遂げていることがすごい(誰?)

 

こんな初受けいるんかマジで~~~意味わかんないありがと~~~!!!!!

 

もはや感情の掃きだめ記事と化していますが、一番言いたいのはめちゃくちゃエロいから試聴だけでも聞いてくれ!!!っていうのととんでもない受けの逸材と出会って最高!!!ってことです。

昨日、我慢できず原作を買って読んだら3話から急展開で一気にダークな雰囲気になっていたので、今からvol.2が楽しみです。3話以降は攻め視点の話になるので、星野さんの怪演に期待。かなり難しい役だと思うのでドキドキ。星野さんの声とお芝居は初めてまともに聞きました。今回のパートでは寡黙なキャラなのもありほとんど喋ってなかったけど、耳に残る良い声だしド攻め感がある(間違いなくご親戚出演作の影響)

いずれCDとして販売してほしいけど、こういった作品が改めてCDになることってあるのだろうか?発売したとしてもキャストが変わったら怒り狂ってしまうから、そのままがいいな!いいな!!(圧)

実は同人音声を買うのは2回目で、前回は受けの方のお芝居があまり刺さらない、というか苦手な高音受けだったので個人的には微妙だったんですが、今作は大当たりでした。同人はエロの配分が多めだから、受けの芝居が刺さればCDに比べて安く手に入る最高のコンテンツなんだという学びがありました。今作も770円で買えますからね。コスパが良いところじゃない。

1つうーんと思ったのは、攻めが私の耳元で囁いてきたところですね。私じゃなくて受けに囁きなさいよ!!!シチュみたいに自分に言われてる感覚に陥ってしまうので、個人的にはBLにダミヘ要素はいらんな~って思いました。サークルがBLのASMRを売りにしていたのでその辺は承知しつつ買いましたが。

 

小林千晃くんの受けの最高傑作を聞いて卒業を見届け、ディストピアの王のドラマCDを聞けたらBLCDオタクを卒業しても良いと思っていましたが、陸くんの表名をBLCDとボブゲ主人公に連れてくるまでは続けないといけなくなりました。卒業まではまだ遠そうです。ありがとうございます。

*1:後で調べたら昨年商業BLとして販売されていて、最新のBLアワードにも入っていました