コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

ディストピアの王 水明ルート感想

ようやく2人目のキャラを攻略しました!!!推奨されてる攻略順通り、2人目は庵士ルートにする予定だったんだけど、水明が気になって仕方なくなりまして。

 

※今回、18禁の作品について触れているため、念のため数行下げることにします。書いている内容は普段とあまり変わらないのですが、18歳未満の方は閲覧をご遠慮くださいませ。
ネタバレ注意!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラについて

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霞丁水明(CV.井伊筋肉)
21歳、桐久の両親の部下で超優秀。常に敬語で愛想はない。

 

完全に舐めていた。

「可愛い見た目のツンデレ年下攻めも攻略キャラに必要だよね、わかるわかる」と軽率に特攻したら完全に返り討ちにあいました。壮絶な過去を内に秘めて自分の信念を果たすべく、血の滲む努力をしてきた男前キャラだった。まだ2人攻略キャラ残っているけど、攻略キャラの中で1番の男前じゃなかろうか。

ルートに入ってすぐ両親が殺されるので、半左ルートとは打って変わって、バンドの「バ」の字もなくなり、桐久が復讐に燃える少年漫画の主人公になるんですが、水明が本当に頼りになる。事件があって以降、桐久はずっと誘拐されそうになる度に水明の頭脳と研究員としての有能さを発揮してピンチを潜り抜けていきます。水明でなければ間違いなく早々に桐久は敵の手に堕ちていたと思うので、水明を傍に置く選択をした桐久の両親も超優秀な人たちだったんだろうな。

そんな水明ですが、たまに素が出て治安が悪い喋り方をしてツンツンしだすので、年下らしい可愛らしさもあるのがずるい。喫煙者と思わせる描写もあったのでプライベートでは不良な一面もあるのかな?特にラウンドシーンで荒い口調のまま声がワントーン低くなる時があってSみが増してドキドキしつつも「キャラ変わりすぎでは!?」と若干戸惑いましたね。

桐久と水明の関係性の何が良いって、同じ傷を抱えた者同士なところで、前半は水明が桐久を、後半にかけて桐久が水明を支えようと寄り添っているのがグッときました。ゲーム中でも出てきた、まさに「鏡写し」な2人なのですよね。水明が「共通点がなくて話すことがなかった」と言っていたように正反対な2人で、足りない部分を補い合うバディみたいだなと思いながら読んでました。

なので、正直、1、2回目のラウンドシーンは自他ともに認めるバリタチ水明のテクにドキドキしつつも「この2人にエロは蛇足ではないか」と思っていました。
……3回目を見るまでは。あまりにも衝撃を受けたので、別途項目立てして語りますね。

GOOD END

桐久の両親の部下であり、水明の上司が敵の1人であることが判明し、その張本人から「相談したい」という名目でメッセージが届きます。もし罠だとしても解決するには直接対決するしかないという結論に至り、A地区に向かうことに。その上司からはメッセージ通り、相談という形で話をされるのですが、突然、現れた敵の1人に殺害され、その殺した敵も桐久たちの前で自害するという怒涛の展開で事件が収束。何も分からないまま終わるので置いてきぼりにされ、両親が無駄死にと言っても過言ではないのでなんだこの終わりは!?と正直納得できませんでした。

でも、その後の2人のスチルを見た瞬間、「2人がこれから幸せに生きて行ってくれたらなんでもいい」と拍手してました。家族を失った2人が寄り添い合い、新しく家族になる……最高じゃないか。半左とは違い、この時点で2人には互いへの恋愛感情はなく(水明は割と桐久のこと好きなのか?と思う節はあったが)、これから一緒に過ごすことで育まれていく、終わりではなく始まり感がとても好きです。

BAD END

敵に襲われ、桐久の前で水明が首を切られ絶命

車に乗っているところを奇襲され、2人同時に車外に出たところ、桐久の目の前で水明が首を切られあっけなく死にます。敵曰くほぼ即死でしたが、こと切れるまで敵の足を掴んで桐久を守ろうとする姿がつらくて…。その後、桐久が「自分がすぐに捕まれば死なずに済んだ」と気づいて絶望しながら敵に気絶させられる終わり方が後味が悪かったですね。

敵に2人とも捕らえられ、敵の目論見を知った水明が…(閲覧注意)

敵に奇襲されるのはもう一つのBADと同じですが、車に罠を仕掛けることで相手にダメージを与えられ、交渉にもっていくことができ、水明は殺されずに済みます。2人で敵に捕まり、桐久が目覚めて少しして水明が部屋に入ってくるのですが、完全に様子がおかしいんですよ。声色がやつれていて、桐久とまともに話す気がない雰囲気なのに加え、最終的に「ヤりたい」と言い出す始末。「敵に桐久さんを説得するよう圧力をかけられているから、それから逃れるために甘えたい」と支離滅裂なことを言い出しますが、懐が広い桐久はそれに応じます。

半左BADを経た私は、「もしかして薬をうたれておかしくなっているのでは?」と思いました。行為中もいつもの水明らしくなく、桐久をモノみたいに扱っていたので。でも、半左みたいに獣のようになっておらず、コミュニケーションはとれたのでまた違う薬でも発明したのか…?と悩みながら事が終わるのを見ていました。

 

そしたら、いつの間にかワイヤーを桐久の首に巻いて締め付けているではありませんか。

 

いや~~~ちょっと怖くて見返せない*1ので詳細には覚えてないんですけど、桐久が敵の手に渡ってされたらまずいことがあって、それをやらせるくらいなら殺す、的な展開だったと思います。そこで合点がいきました。酷くやつれていたのも、まともに話をしないのも、桐久を救って世界を終わらせるか、桐久を殺して世界を救うか、苦渋の二択を迫られていたんだろうと。まともな精神ではいられないよ…。

あと、マジで制作側に人の心がない!!!ってプレイ直後ぶちぎれたんですが、水明に親を殺した憎き相手と同じことをさせたんですよ(激怒)詳細の説明は省きましたが、水明のお母さんは意識がまだある状態から、犯人にレ〇プされて呪詛を吐きながら死んでいきました。それを幼い水明は目撃していて、確実にトラウマ案件だったと思うんですが、それを水明にやらせたんですよ!!!!!ひどい!!!いや、絶対やらせると思ったけど!!!

でも、桐久は首を絞められ意識を失いつつも、「水明が選択したことだから正しい」と殺されることを受け入れるんですよね~~~!!!どんだけ男前なの桐久!確かに水明をここまで追い詰めてしまったのは自分のせいだからってのはあるけど…。桐久が息絶える直前の水明の「桐久さんが死んだら後を追いますから」って台詞でウワ~~~~ってなり、その後しばらく放心しました。

3回目のラウンドについて(閲覧注意)

いややばかったんですよ。気持ち悪めに語るので一応閲覧注意と書いておきます。
無駄に長文なので読まなくていいです。

 

水明自身も言ってましたが、おそらくお母さんの件でセックスに対して歪んだ認知をもっていて、相手を支配するための道具・方法。また、男女問わずモテたということで実践で技術を磨いてきたんでしょう。めちゃくちゃ上手いバリタチなのです。

GOODENDの時に「家族」というワードを出しましたが、それはこのラウンド前の会話で桐久から切り出され、桐久のことを信じきれない水明は「桐久がドン引きするプレイもする」やらなんやらと言って受け入れません。ただ、桐久は懐が広い男前なのでOKの返事をし、それを受けて水明の「試してみます?」から始まります。

まずは口と手を使って攻め立てて、最終的に桐久のモノを縛ってから挿入という流れなんですが、縛ってからがマジでやばい。半左ルートでのムードぶち壊しな発言や態度をとる桐久が、言葉が喋れないんですよ。(正直喘いでしかいない)水明の言葉も理解できないんですよ。それくらい理性を破壊されてるわけです。

それだけでもやっばいのきた!!!となっていたのに、挿入後にまさにあられもない声をあげるんですがだいぶ命の危険があった。それまで耐え喘ぎかこらえ切れず甘い声がどんどん漏れていくくらいだったのに、甲高い嬌声が上がるからそりゃやばいよね。

水明さんは素晴らしいSで、挿入後も緩慢な動きしかしないので桐久はどんどん追い詰められていくんですが、そこで水明さんが「腰、動いてますね」と鋭い指摘。「バレないようにこっそり動かして、それが桐久さんのすることですか?」「動かすなら堂々とやればいいでしょ」*2と攻めるわけですね。(ちなみにここで水明の言葉ではなく、動きが止まったことで変化に気づいて働かない頭で振り返る桐久がツボです。)

ここでイけない苦しさから自分で動き出すんですが、ここからの桐久の喘ぎが本当にもう……大好きで…。いろいろ聞いてきたフォロワーさんが「桐久の喘ぎが1番好き」と言っていたけど、私もそうかもと思っている。

なんでしょうね…気持ちいい時、鼻にかかった甘い声出すんだけど、それにプラスして泣いてるかつ濁点がついてる感じ?すげえ好き。私、濁点つくような汚めの声の出し方ってあまり得意じゃないんだけど、濁点ついてるのに汚く聞こえなくてむしろ萌えの塊と化すんですよね。まだ半左と水明ルートしかやってないのですが、1番良い声でして、中の人がシチュエーションとかプレイの内容に応じて声の出し方に段階がついてるのがすごすぎてガチクソすごい(語彙不足)

この項目がめちゃくちゃ長くなっているので、最後に言わせてください。
私、特に最後のイく前の「あッ、や、や、あッ」の部分が一番大好きです!!!!!!!(謎の告白)

さいごに

皆さんも察していることでしょう。3回目のラウンドシーンが一番思い入れがあるということを。その通りです!

いや、ストーリーと水明というキャラも大好きなんですよ!?この2人はバディ兼家族という尊い関係性で良いじゃないかと思ってたんです……3回目を見るまでは。

なんだかんだ10年近く、いろんな方の受け芝居を聞いてきて、最近は刺さる受け芝居に出会っていなかったこともあり、今後はある程度フラットに楽しめるというか、生活に支障が出るほどハマることはないだろうって思ってたんです。ここにきてとんでもないものに出会ってしまったよ。本当にディストピアの王を買って良かったと心から感謝はしていますが、ただでさえ興味範囲が狭いのに、デ王のことしか考えられなくなってしまい、だいぶ支障が出ています。最近、友達と久しぶりに会って雑談したんだけど、デ王の話をしなかった自分めちゃくちゃ偉いと思う。

 

冬ノ熊肉さん恐るべし!!!!!

以前から存じ上げてましたが、今作で大ファンになりました。直接口座に謝礼を振り込みたいです。

水明役の筋肉さんもすごく良かったです。ハスキーボイスで色気を含みつつ低めの声で囁く様は、まさに「香水のような声」でした。SE祭お疲れ様でした。
中の人の話はボロが出そうなのでこの辺でやめておきますね。

次は庵士ルートやります!楽しみ!!

特典ドラマCD(10/31追記)

フォロワーさんから、水明の特典CDもやばいという話を聞き、ソフト2個目をCDのために購入しました。

ストーリー中に出てきたラブホ訪問ということで大変楽しみにしていましたがま~~~あ最高でしたね!!!まず、視線でヤりたいアピールをする水明が可愛い。本編では、「セックス=手段」としていたのもあってか、強引に持って行ってたのに、「エッチしたい気づいて桐久さん!!」って目線を送る水明が年下感満載で性癖直撃でした。それに対し、わざとだろってくらい気が付かなくて結局強引に押し倒される桐久も可愛いですね。すべてが可愛い。

本編でめっちゃキスしまくってたものの、ゲームの性質上交互に音声が流れるために、ちょっと物足りなかったキスがついにCDでされてて、しかも、半左のCDよりもだいぶ長い尺をとってくれてて、ヨッシャァァアアア!!!!!ってガッツポーズしたね。ありがとうございます。やっぱりキスはCDで聞くのが一番です。また、桐久がキスされながら喋るのが良いし、また熊肉さんが天才なんですよ。そういう喋り方するの。

そこからラウンドに入るわけですが、このCD、15分と短くラウンド自体は5分ちょいしかないためか、水明と桐久が同時に喋るので耳が忙しかった。水明の低めの囁きと桐久の激エロ喘ぎも好きだから、どちらも聞こうとして混乱する現象が発生しました。あと、桐久の喘ぎが大きくて水明の声があんまり聞き取れなかったのは私だけでしょうか(笑)聖徳太子になりたい。

水明の「感じてる時の色気だけは、自信もっていいんじゃねぇの」は全力で同意するしかなかったし、一番最後の「ルームサービス、何が食べたい?」に対して「なんでもいいよ……桐久さんと食べるなら、なんでも美味いから」のデレのデカさに爆発したし、桐久を好きになってからの水明はより好きですね…。

桐久に関して言うと、今回も喘ぎっぷりが最高オブ最高で、フィニッシュ間際の「好きなようにっ…したらいい…」の言い方と「アッアッアッアッ」って箇所で発狂しました。後者が分かる人がいたら握手しましょう。

FDかドラマCDでとんでもプレイをする2人が見たいよ~!!!!!

 

他キャラルートの感想はこちらから。

 

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*1:主にスチルのせい。桐久の顔が怖い

*2:台詞は正確ではないですが趣旨は合ってると思う。リピしまくったので覚えた