コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

ディストピアの王 庵士ルート感想

ようやく3人目攻略しました!!!

 

※今回、18禁の作品について触れているため、念のため数行下げることにします。書いている内容は普段とあまり変わらないのですが、18歳未満の方は閲覧をご遠慮くださいませ。
ネタバレ注意!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラについて

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群紗木庵士(CV.久喜大)
22歳、メジャーデビューを控えたミュージシャン。寡黙で不愛想。

正直、気になっていた2人のルートを終え、あんまりモチベーションが上がらないままプレイを始めました。しかも、ず~~~っと桐久に対して敵意剥き出しで、それが好意の裏返し、いわゆるツンデレでもなかったので可愛らしさを感じられず、キャラ自体にも愛着がわかなかったので、一層やる気が出なかった(笑)

庵士ルートは半左の登場シーンが長くて、中盤までは半左が出てくる度にテンションが上がりました。中でも、庵士宅にて最初のラウンドシーンがあった後に、半左が家に押しかけてくるシーンが一番お気に入りです。

庵士は自分が所属するバンド「コルチカム」に桐久を引き抜こうとしており、頑なに拒否する桐久に媚薬を使って無理やり「うん」と言わせようとします。(ここのマウント取り合戦も爆笑もの)そんなすったもんだがあった後に半左から電話があり、桐久が家に連れ込まれたと知って庵士宅に乗り込んでくるわけですが、半左の気持ちを知ってる身としてはニヤニヤもの。明らかに不機嫌そうにして内心ブチギレてるのがよく分かるし、シャワーを浴びて髪を乾かしたはずの桐久の髪が濡れているのに気づくあたりが最高でした。

そんな感じで半左にばかり萌えていたのですが、桐久が所属するバンド「定時退社」のメジャーデビューが決まってから、一気に話が変わっていきます。華々しいデビューだったコルチカムに対して、定時退社は広告費をかけてもらえず、地味なデビューとなりましたが、どういうわけかどんどん話題となり、大人気バンドとなります。ほんとにロックスターになった桐久すごすぎる。

対して、コルチカムはいつの間にか露出がなくなっていて、追い打ちをかけるかのようにメンバーの自殺の知らせ。直後、「庵士が枕営業をやっている」とよからぬ噂も耳にして心配しているところに、やつれた庵士が登場します。ここで、デビュー後も引き抜こうとしていた桐久をあきらめると宣言し、きっぱりと桐久を拒絶。

不信感を持っていたところで、事務所の別のプロデューサーから声をかけられ、「赤い部屋」という場所を知ることになります。「赤い部屋」は一言でいうと性的な接待を行う店で、結果を残せなかったアーティストが客としてくる富裕層に取り入ってチャンスを掴みに行く最後の砦。そこで、シャワールームから出てくる庵士を目にします。

そこで、枕営業は本当であること、コルチカムがおかれている立場を聞かされ、お前も接待してやるぞって流れで第2ラウンドに突入。行為の終わり間際に打開策をひらめいた桐久は、事が終わった後、共闘しようと提案したのでした。

ここまで、ほとんどただのルート説明になってしまいましたが、「ここに萌えた!」ってポイントが本当になくてですね…。プレイ時に感想をメモしてるんですが、半分以上桐久と半左についてだった(笑)

GOOD END

こちらでは、桐久が庵士に有無を言わせず勝手に決める形で、共闘する選択をします。

早速、プロデューサーにコルチカムと定時退社のコラボを提案するも断られ、報告と打開策の提案を兼ねて庵士宅に行くんですが、そこにはなんと真っ白なピアノが。そこから2人でピアノの連弾が始まるんだけど、学生時代「のだめカンタービレ」ののだめと千秋先輩のカップルが大好きだったのでテンションが爆上がりでした。遊ぶかのように、どんどん変化をつけて楽しそうに、自由に弾く桐久と渋々ながらもついていき、見事に合わせにいく庵士の姿がすごく好きなんですよ。

庵士のピアノの弾き方が、桐久が子どもの頃に通っていたとある先生に似ていると気づいて尋ねたのをきっかけに、庵士の過去が明かされます。子どもの頃、桐久と同じピアノ教室に通っていたこと、密かに桐久に憧れていたこと。Z地区で桐久に再会した時、自分が欲してやまなかったピアノの才能を捨てて、下手くそなギターを弾いていたのがショックだったこと。

そのあたりのことはぶっちゃけ予想はついていたんですが、コルチカムとしてテッペンをとるのにこだわった理由が、「楽器は違っても同じ舞台で桐久と演奏したかったから」はさすがに涙出た。親のせいでA地区を追放されても、A地区の事務所でデビューするために音楽活動を頑張ってきたのも、枕営業をしたのも、つまりは桐久のためってことでしょ?本当に純粋で健気で、この時点で庵士への評価がひっくり返りました。半左と同じくらい大好きになってしまった。

その流れでラウンドが始まるのですが、私、愛撫の中でも指を舐めるシチュが大好物なんです。1回目のラウンドでも庵士が指を舐める描写があったけど、今回は理由が分かっているので萌えが5割増しなんです。自分を魅了してやまない音楽を生み出す指を、大事に、愛おしいと思って愛撫してるのたまらんし、桐久がそれでイきかけるのあまりにも最高シチュで暴れた!

翌日にコルチカムと定時退社の面々を呼び出して、コルチカムの内情と桐久の提案を全員に話します。桐久の提案というのは、2組同時に今の事務所を辞めて独立しようという、トンデモ内容。なかなかに無謀な内容なのもあり、九銛さんが考え直すよう、桐久を諭そうとするんですが、酸いも甘いも知る大人として穏やかに意見を述べた上で桐久の提案に乗る姿がかっこよかった…。よく考えたら、定時退社の3人は20代の若者だし、コルチカムの他メンの詳細は分かりませんが、庵士と同世代だと勝手に思ってるので、人生経験が全然足りてない人たちばかり。九銛さんがいてくれて良かった。

そんなこんなで数年後、独立してライブハウスよりも一回り大きいホールクラスの会場でコルチカム復帰ライブができるようになるまでのしあがり、最後に楽屋でのワンシーンが見られんだけど、ま~~~あいいのよ。桐久はゲスト出演の形で楽屋で武者震いしているところに庵士が話しかけにくるんですが、会話から分かる勝手知ったる感。独立後、ボロアパートで同棲を始めて支え合いながら暮らしてきたらしいんだけどその辺全部教えてくれ!!!

ここで私の一番の萌えポイント紹介していいですか???

今回は桐久1人だからか、ピアニストとして出演するらしく、庵士が爪の具合を見て、手入れが行き届いてないからってポケットからやすりを取り出すんですよ。しかも当たり前に。庵士が「日課だから」と言っていて、どうもポケットに入ってないと落ち着かないレベルになっているのを見るあたり、それが日常になってるわけじゃないですか……そういうの大好きなんですよ。多分良さは伝わらないと思うけど、私が大好きなことは伝わるでしょう(笑)

BAD END

一切連絡がとれなくなり、消息不明になる

こちらも桐久の提案を飲むのは同じですが、GOODとは違いあっさりと頷きます。GOODではあんなに渋ってたのに…。

その後はGOODとほぼ同じ展開で、プロデューサーに申し出るも反対されるんですが、庵士とは一切連絡がとれなくなり、「赤い部屋」は会員制のため中に入ることはできず、そのまま庵士と会うことがなく、終わり。

不特定多数の第三者に見られながら…

桐久の助けはいらない、1人で頑張るという庵士の気持ちを汲む選択肢をとると、「赤い部屋」に染まりきってしまった庵士と、不特定多数の客に見られながら、見世物として行為におよぶことになります。

この展開、超絶胸糞が悪くて1人でキレてたんですが、プレイの内容が薬と異物挿入というまだやさしい(?)もので、半左や水明のように痛みが伴うものでなくひたすら快感に溺れてる桐久が見られるので、唯一リピできるBADです(笑)

また喘ぎが良いんですよ…水明で気持ち悪く語ったGOOD3回目のラウンドと似た感じで、見事に性癖に刺さってしまって。おそらく媚薬の類を盛られていて、気持ちいい(ハート)というよりは、気持ち良すぎておかしい、苦しいって叫ぶような声で本当に勘弁してほしい。こっちのライフはゼロよ。

ただ、不特定多数に見られながらってシチュは地雷だし、やるよう指示した奴が人間として終わっていて、2人に酷いことをしているのは本当に許せないので、FDで顔が出てきたらPCの画面をたたき割りそうで怖い(笑)

話の展開は怒りの感情が昂って、こんなの嫌だ、許せないと思うのに、桐久には興奮して笑みがこぼれるという相反した感情がぶつかって、情緒がおかしくなりました。どんだけ私を歪ませるのか。聞いてて辛い<興奮するだったので自分の人間性を疑ったのですが、同じようにハマってリピってるフォロワーさんが複数人いたので安心したのは秘密。

しかも、庵士は本当の意味で染まり切れていなくて、桐久があまりの苦痛でベッドボードに爪を立てた時に、手が傷つくからと「俺の手を握ってろ」って、桐久の指を気遣うのが、GOOD見た後だと「庵士、お前……」って苦しくなった。BADだと桐久は庵士の過去を一部知らないので、朦朧とした意識の中、なんでそんなことをするのかって疑問を持つのも、見ていてキツかったですね。

GOODが本当に綺麗で尊い内容だっただけに、人の悪意、汚い部分をこれでもかってくらい煮詰めた内容だったのがショッキングでした。でも、これは制作側確実に狙っていると思うので、やっぱり人の心がないなここのスタッフは!!!(褒めてます)

さいごに

GOODの庵士の一歩引いた健気な彼女っぷりと、そんな庵士を引っ張っていく男前桐久が少女漫画かと思うほど、胸キュンでした(古)半左と桐久は熟年夫婦って言葉がしっくりくるけど、庵士と桐久はカレカノって言葉が似合う。

庵士、本当に好きな要素がなくてルートをやろうか迷ったくらいだったのに、結果的に一番好きなルートになったのは完全にやられた!恐れ入った。恋人になった後の2人が気になりすぎるから、FD絶対に出してほしい!!!

最後に、あまりの可愛さに一瞬で落ちたショタ庵士を見てください。

 

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