コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

男はじ5thシーズン振り返り

男はじ5thシーズン無事に完走!!!ということで、2年前に5thシーズンのキャスト予想をしていたので、せっかくだからフィードバックをしようと思います。

 

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ガンガンネタバレしてるのでご注意ください!

 

キャスト予想

攻:前野智昭鈴木崚汰阿座上洋平

受:野上翔伊東健人、小林千晃

結果

攻め:阿座上洋平佐藤元、田所陽向

受け:鈴木崚汰伊東健人斉藤壮馬

 

ポジションを問わなければ、半数当たってました!
詳しくはこの後感想書いていきます。

傾向分析の振り返り

予想記事で分析した傾向について、それぞれ所感を述べていきます。

BLCD出演歴が長いベテラン枠が最低1人いる

 

まさかこの枠が斉藤壮馬くんになるとは思わなかったよ!!!!!

 

メンバー出揃った当初は、今回はベテラン枠いないな~って思ったんだけど、この記事を書くためにメインデビューの年を改めて調べたら2014年って書いてあって驚愕した。デビューから9年なんて立派なベテランじゃないですか……。

壮馬くん、私の中で20代前半で止まってるから認識がバグっている。壮馬くんってオリジナルのBLCDに出ないと勝手に思っていたので、まさかシリーズ5年目にしてお目にかかるとは予想してなかった。

唯月くん、見た目は中性的で綺麗な男の子という、いかにも壮馬くんが演じそうなキャラクターという第一印象だったけど、蓋を開けてみたらマイペースな天才肌で、あっけらかんと○語を口にする癖に恥じらう一面もあるっていう、今まで演じてなさそうな子だったと思う。「恋愛を知りたいから、セッ…しよう!」なんて言うキャラなんてなかなかいない……と思ったけど、「ディストピアの王」の印我桐久も半左くんに似たようなことを言っていたな。唯月くんに桐久との親和性を感じている。

正直に申し上げると、私は壮馬くんの受けのお芝居が刺さらないので絡みに関してあまり言及することがないのだが、意思が強く一本芯が通っている壮馬くんは好きなので、今後の続編でお芝居を聞けるのは楽しみ。

 

メインデビューから2~3年経った安定枠が入る。

 

ここに入るのが、伊東さん(2017)と阿座上さん(2019)

予想通り伊東さんは食い込んできた。個人的に伊東さん受け派なので、受けポジでの起用は嬉しかったし、私が抱いてるイメージである「泣かせたい受け」だったのでドンピシャだった。しかも、ローテンションで飄々とした普段の姿から、ぐしゃぐしゃになりながらもハードなプレイに興奮してしまうドMド変態っぷりの落差の演技が素晴らしくて、伊東さんへの見方が相当変わった。

それまでは、あまりCDで聞いたことがなくて可も不可もなくな存在だったし、むしろご本人のイメージが強かった。「サラブレッドはなびかない」では、冷静ツンデレ受けで合ってはいるけど想定の範囲内という感じで、なんかこう、一線を超えてくれないって思ってたんですよ。(一線ってなんなのか上手く言えないけど)海島先輩を聞いて、こんな爆発力を持った人だったんだ!って驚いた。

海島先輩というキャラクター自体にも良い裏切られ方をした。トラック1のラスト「お母さん」を最初に聞いた時の衝撃よ。ここから一気に本質が暴かれていくのがたまんない。海島先輩を好きな人はコミコミスタジオの冊子を全力でおススメします。一悶着あった元カノと和解した後にラブホで濃密に絡み倒すんだけど、その時に、母と元カノに裏切られた経験から、統吾に裏切らないか試すように確認して、返答に安堵するいじらしい海島先輩が見られます。かわいそう可愛いとはこのこと。すっかり統吾のこと大好きだし、絡みも海島先輩が煽っているのが最高。

阿座上さんは、絶対にメンバー入りすると踏んでいたので、出演自体に感動はなかったものの、視聴済のBLCDで演じたキャラで1番好きなキャラになったのは予想外だった。四葉くんの阿座上さん本当に大好き。14弾、もう何回聞いてるか分からないくらい聞いてて、つい最近また就寝前に聞くルーティンを再開したんだけど、まだ囁きにドキっとする。

何が良いかって、とにかく好きしか言えないんですよ。発売から半年経ってもそうとしか表現できない。四葉くんの阿座上さんのトーンがドツボすぎる。なんでこんなにかっこいいんだろう。一つ思ったのは、阿座上さんのお芝居って自然すぎて中の人を意識させないというか、四葉くんが喋っているように聞こえるなと思う。(誰かの受け売りのような気がする)四葉くん、本編と特典通して空良くんに「バカだな」って言うんだけど、最後の空良くんの無意識な煽り台詞に対して食らってるのが分かる「バカだな」が好き。

トラック3でお兄さんのことが明かされたのもあって、今後どう変化していくのか見守っていきたい。すでに、空良くんと付き合って変わってきてるように見えるけど。コミコミスタジオの冊子まで含めて甘くて優しい攻めくんなので、垣間見せたいじわるで弟らしい可愛らしさが増していったら個人的にはニッコリしちゃう。冊子で、四葉家で空良くんと食卓を囲んだ時、お母さんが涙ぐんでいる描写があったから、きっとお兄さんのことがあって、家族間がギクシャクしていたり、心配されていたのだと思うのよ。空良くんが家では長男でお兄ちゃん気質だから、将来的にそんな空良くんに弱さや辛さを受け止めてもらえたらいいな。いや、きっとそうなるに違いない!

 

メインデビュー1年前後のフレッシュ枠が入る。

 

崚汰くん(2021)と田所くん(2021)がこちら。

崚汰くんは今年に入って出演が増えたものの、14弾発表時点では受けが1作のみな上に絡みがほぼなかったので、受けで出ると知った時は嬉しさよりも心配が上回った。でも、14弾の後に出た受けのCD2作が上回らないくらいには14弾のお芝居が好き。

その2作のお芝居が良くないのではなく、多分このCDは崚汰くんの芝居の丁寧さが感じられるから好きなのだと思う。繰り返すごとに気づくんです、細かい箇所に。それを特に感じたのが、特典で四葉くんがゴムをつけようとした時の会話の終わりに「そうなんですね」の台詞の後に、納得いってないというかちょっと不満気な息が入るんですよ。その息だけで、空良くんが何を思ってるのか伝わるの。その後に図星を突かれて否定するところまで可愛い!あと、本編トラック1の、四葉くんに不意にキスされた後の、戸惑いと嬉しさが入り混じった震えた声もすごく好き。他にもたくさんあるけど、そういう細かい職人芸を発見して味わう楽しさをくれたこのCDと崚汰くんにありがとう!

空良くんは時間が経つにつれて愛しさが増している。14弾もコミコミスタジオの冊子が最高なんですけど、デート終わりに四葉くんから3つ叶えたいことがあるんだけど、なんだと思うかって聞かれた時に「えと、……エッチすること?」って耳元で言ったのはさすがに爆発した(?)少し前まで慰め方も知らなかった子がそんなこと言って来たら、四葉くんじゃなくてもラブホに連れ込みますよ。しかもそれまでラウワンみたいな施設で無邪気に遊んでる可愛い空良くんを見た後だから、そりゃあね?14弾のラブホシチュも最高だから読んでください。そこも書いてしまうとこのパートが終わらなくなるので、ここでやめときます。

田所くんは入ってほしいと思ってはいたけど、予想にも入れたような高校生らしさがある有力なメンバーがいたので個人的には意外だった。3弾の竹内さんや12弾の濱野くんを思い出す低音枠だと思ったけど、ふたを開けたらトーンが高めで阿座上さんと同じくらいの高さに聞こえた。

正直、地声や低い声が魅力的だと思っているので、それに比べると睦人くんの高めトーンはそこまで刺さらなかったんだけど、地声が良いって強いなと改めて思った。それに加えて、まだ攻め4作目なのにかなり安定していると感じたので、低音枠としての地位を築いていってほしい!睦人くん、終始唯月くんに押され気味で、ヘタレ攻め属性に弱い私は美味しかった。

 

今作でメインデビューする初めて枠が1st、2ndではいたがそれ以降はいないため、入る可能性は低い

 

初めて枠復活×初アイム声優×攻め起用という3乗の驚きとともに参入した佐藤元くん。事前情報で匂わせられていたけど、予想の5倍曲者だった高江統吾を演じきった元くん、本当にすごい。下手すると最初で最後の攻めかもしれないので、アフター・オルコンを噛みしめつつ追いかけていきたい。(気が早い)

四葉くんの阿座上さんとまったく同じなんですけど、とにかく好きなんですよ。アニメで見かける元気っ子や大人しく心優しい子など、これまでの元くんのイメージになさそうな役にキャスティングした人誰ですか!?お金振り込むので口座を教えてください!ブログに散々書いてきたけど、とにかく声と台詞回しが好き。トラック2で先輩にイラマ……させた時の「苦しいですか?苦しいですよね?」の言い方が天才なことはずっと言い続けていきたい。ねちっこいドSな言葉責めが元くんの声によってマイルドになってて個人的には聞きやすかった。

高江統吾については感想記事で愛を吐き出したけど、受けのことを好きすぎておかしくなった攻めが性癖なんです。最初はセタさんを、ゲーム配信者として、さらに一方的ではあれど友人として親しみを持っていたのに、いつの間にかそれが性愛に変化していき、○通が彼だったわけでしょ。その時に高江統吾が何を思ったのか、早く知りたい。

個人的には、大切な友人だと思ってきた相手に欲情したことに対して最初は絶望してほしいです(性癖)最初はセタさんに会う気がなかったのも、ガチでいいよね。なんといっても、嫉妬で怒り狂って首を先輩の首締める、そんな過激な行動に出てしまうくらいおかしい男だという描写でヤバイ!好き!!になった。(決して首締めは性癖ではありません……多分)しかも、それが純粋な愛ゆえに狂ったっていうのがも~~~いいよね!!!自分が根っからの攻め厨であることを分からせられた。

先輩の過去もなかなかだけど、間違いなく高江統吾も重いものを背負っていると勝手に思っているので、今後アフターとオルコンでどんな爆弾を落とされるのか、戦々恐々としている。本日Twitterで公開されたプロフィールカードを見て、高江統吾には家族構成欄がないことを思い出して、より恐怖が増した。

 

声の観点では、攻めには基本声が低い人、受けには高い人と王道(?)の割り当てをしている

 

15弾は高音×低音の組み合わせだったと個人的には思っている。そこまで大きい差はないけど、元くんの可愛さが隠しきれてなかった。多分、6弾の六甲くん演じる拓ちゃんぶりですよね。ここに関してはあまりこだわりはないけど、今後もたまに復活してほしい。

総括

男はじは、シリーズ発足にリアルタイムで立ち会い、2ndまでは追いかけてきたものの、自分にハマるカップリングと出会えなくて一旦フェードアウトしました。その後、3rdや4thの布教されたカップリングをいくつか聞きつつ5thシーズンのスタートを迎えたわけですが、7年目にして推しカプに出会えるとは!!!

性癖なのは15弾で、キャストさんのお2人の演技や相性など、CDとして好きなのは14弾です。リピってるのは圧倒的に14弾なので、今のところしばそらへの想いの方が強い。でも、特に15弾はこれからが本番だし、今後数年メイン出演が増えて攻めスキルが向上するであろう元くんが演じる、統吾の変化が楽しみでしかない。

一時期男はじに狂っていたのを見守ってくれていたからか、フォロワーさん何人かが最近興味を持ってくれまして。好きそうな弾を軽率に勧めたところ見事に沼堕ちしているのを見て、男はじって、正直本編だけだとストーリーがあるわけではなく、絡みが9割占めるCDなのに人を狂わせるパワーを持っているの、すごいなと思った。

男はじが好きなフォロワーさんたちはそれぞれに推し弾があって、話をしている時、本当に楽しそうでイキイキしてるのをニコニコしながら見てるし、きっと私も見られているんだと思う。

フォロワーに、episode10の強火オタクがいるので、そちらもぜひ展開してほしい!先生方だとまた上の世代連れてこられるし。なんにせよ、男はじシリーズはできるだけ長く続いてほしいです。7周年のポップストアはタイミングが合わず行けなかったので、この後オンラインで発売予定のグッズを買って、少しでもお布施する所存。

この半年、5thシーズンに脳内を支配されてとっても楽しかったです!!!ありがとうございました!!!



 

14弾、15弾の感想はこちら。

 

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