発売日：2020/10/14
出演：熊谷健太郎（ロキ）×佐藤拓也（アルキル）、中島ヨシキ（ヴェン）、榎木淳弥（トール）、山下誠一郎（イングル）、小林千晃（ロゥ/マキシュ）ほか
魔性の精液を持つ元調教師×血気盛んな元奴隷商人
新たにはじまる、最も淫靡な寝物語…。
とあるオアシスのはずれに黒鷲という奴隷商人がいました。
黒鷲はとある争いで集落と奴隷を失ってしまいます。
けれど代わりに仲間を得て新しい道へと進みました。異国から来た男に寄り添いながら…。
今回は、母国での過去に苦い記憶を持つ、その異国の男を中心としたお話です。
最も淫靡なアラビアン・エロスが2枚組仕様でドラマＣＤ化！
前作も購入済で、大変楽しみにしていたCD。正直なところ、話やメインCPは自分の好みではなく、キャスト買いでした。攻め受けなんでもござれの安心な佐藤さんと、近年活躍が目ざましい熊谷くん。熊谷くんのことはアイドルマスター SideMの顔出し番組で知りました。でもすぐコンテンツから離れ、しかも熊谷くんが出始めた2018～2019年あたりはBLCDをほとんど追わない時期だったので、また買うようになった時は、出演作の多さに驚きましたね。勇気出して買ったのがその前作。上手さにぶったまげました（笑）そこから熊谷くんの出演作を買いまくったのですが、話が逸れるのでその話はまた後で。
ストーリーにはあまり興味がないので、いつも以上に声優さん視点の感想になります（笑）
佐藤さんはとにかく上品。貴族出身のキャラなので、声に気品が感じられます。前作では、包容力が凄まじかったアルキルですが、今作では弱さがかなり描かれていて、ロキへの執着が見られる時の台詞の声色からは怖さを感じました…。一番の聞きどころはDisc2のマダムとの飲み比べのシーンですね。佐藤さんって、声質的にクールで余裕がある男というイメージが私の中で強いけど、熱い人だし、熱い芝居をする人というイメージも強い。声が強そうってのもあるかも（笑）マダムに対して激昂するシーンにその熱さを感じて高まりました。
熊谷くんは男前と妖艶の共存っぷりが前作より増しているなと思いました。この作品、ラウンド数がまぁ多いけど序盤の身体についたアルキルの精液を小林くん演じるロゥに口移しするシーンがあるんですが、そこが個人的には一番すごかったです（笑）前作では、誰にも心を開かない頑なで気が強い部分が強かったですが、今回はすでにアルキルに心を許しているので、優しさやアルキルを包み込む包容力が強かったな～と。今回のロキは熊谷くんらしさが強く出ている気がしました。
買った一番の目的と言っても過言ではない、小林くん演じるロゥくんは性格は悪いけど可愛かったですね。Disc2でとあるキャラとラウンド一歩手前みたいなシーンがあるはずだったんですが、おそらく様々な事情でそこがカットされていたのがショックで思わず「エッ！？」って声に出してました…。ただ、今は小林くんのメインデビューが決まったので傷は癒えています！（ちょろい）
２枚組なので、熊谷くんと佐藤さんはもちろん、脇役のみんなもそれなりに喋っているので、気になる声優さんがいたら買って損はないかと思います。ヨシキくんと榎木くんは可愛いし、山下くんは寡黙だけど声が低めでかっこいいです。山下くんのキャラがメインのスピンオフのCD化が地味に楽しみです！
