コエガタリ

声優ファン歴10年のアラサーが声優さんについて書き殴るブログ

BLCD購入予定(9~11月)

今月新作のBLCD買ってないから全然更新できなくてスミマセン。
最近は、前回の記事で書きましたが「ディストピアの王」という18禁BLゲームをゆるゆると進めております。もう少しで2人目のエンドを回収できそうなので、感想書きにきます。

今月は買いたい作品がなかったわけですが、これから、特に10月は個人的に豊作で今から財布の心配をしているレベル。なので、それぞれの作品について語ることにしました。

 

 

9月

おすわり、よくできました(阿座上×伊東)

「跪いて愛を問う」に続くDom/Subもの。正直なところ、少し前までは買わないつもりでいたんですが、試聴聞いてやっぱり買う!ってなった。阿座上さんの声がめちゃくちゃ好みで、メインで初めて聞いた「嫌いじゃないけど人間てコワイ!!」の声色に似てる!!プレイボーイ演じる時、ちょっと抜け感があって、甘さが乗ってるの色気が凄まじいんですよ。溺愛している感がにじみ出ているというか。
試聴でプレイのシーンも少し聞けるんだけど、コマンドが逐一良い声だった。「跪いて~」とは違ってコマンド言った後の効果音もないし、言い方も誠一郎くんの時は魔王感というか支配しますオーラがあったんだけど、今作は甘い言葉を囁くようなトーン。伊東さんのメインを聞いたことがないので、これを機に聞いてみようと思います。

10月

マスク男子は恋したくないのに(江口×小林裕)

絡みがあって気軽に聞ける男子高校生もののゆっけさんが貴重なので、発表された瞬間購入を決めました(笑)ゆっけさんの出演作、話や演じるキャラの境遇がしんどいイメージしかなくてなかなか聞く機会がなくて。相手もえぐぅで安心して聞けるし。収録現場から拍手されたと言われる、口に指を入れられてえずくシーンが今から楽しみです!!!

ディレイル ドラマCD(阿座上×八代)

阿座上さんがメインなのと、最近拓ちゃんがすごく好きなので買うしかない。買うにあたって原作読んだんだけど、話はよく分からないものの絵が死ぬほど綺麗で絡みがとにかく多かった。CD化した場合どうなるのか心配ではあるけど、割り切って絡み目当てに買うか…となっています(笑)

blanc -ブラン-(神谷×野島健

同級生シリーズをほぼ聞いているので、買わない選択肢などない!!!
のじけんさんはここ数年新作にも出ているけど、ひろCのBLCDでのお芝居を聞くチャンスってもはやシリーズものの続編しかないんですよ!超!貴重な機会なわけですよ!!几帳面で大人しい眼鏡男子・のじけんさんは鉄板中の鉄板で、BLでののじけんさんと言えば、なキャラなので聞いたことがない人に聞いてほしいし、私はひろCのキャラがすごく好きで。バンドマンでチャラ男のひろCってまったく想像つかないと思うけど、この作品でしか聞けないひろCが聞けます。原作はまだ読んでないので、どんな作品なのか分かってないけど、キャラに愛着が湧いているので、2人がどう幸せになるのか見届けたいと思っています。

兎の森 1(榎木×山下)

誠一郎くんの新規作品なのと、まだ原作読んでないのですが絵の雰囲気が好きなので聞いてみたい。感情の機微を描く繊細な雰囲気を感じる。とりあえず原作を読んできます。

11月

ムリ婚。(古川×斉藤)

つい最近キャスト発表された作品。脇役で実質当て馬キャラが田丸くんなんですが、完全に6年前発売の「そんな目で見てくれ」のキャスト陣で盛り上がってしまいました(笑)「そんな目~」はチェリーフィフスアベニューの作品でキス止まりではありますが、ギャグ全振りで古川さん絶好調!てな具合に喋り倒してるすごく面白い作品で、期待の新人同士ということで思い入れ深い作品。
この6年、多くの作品に出演してBLCD界の看板ともいえるお2人ですが、実は前述した「そんな目~」と「ギヴン」以外で絡んだことがないのが意外だった。「ギヴン」ではどうやら絡んでいないようなので*1、実質2人の絡み聞くのこの作品が初!満を持してって感じで良いですね。「そんな目~」では古川さん視点だったけど、今回は壮馬くん視点でギャグなラブコメというのもまた良し。

シュガードラッグ(寺島拓×小林千)

前に散々書いたので割愛。

koegatari.hatenadiary.com

コスメティック・プレイラバー(伊東×小林千)

 まさかの千晃くん2連発、かつ2作が同日発売という、千晃くん推しとしては贅沢な日になる11/26。「シュガードラッグ」は少々腹黒な甘えん坊の誘い受けですが、こちらでは頑張り屋のツンデレ受けとのこと。個人的には今作のキャラの方が好みです。5巻まで出ている人気作らしいので、千晃くんすごく注目されているのだな~とひしひしと感じます。やはり上達するには場数を踏むしかないと思うので、出演作が多いのは良いこと。その調子で受けを極めていってほしいです!

 

9月に入ったら、11月発売の作品の情報が解禁されると思うので、すでに購入予定数は多いけど、どんどん買うものが増えますように!
「世話焼きヤンキーは金で買われる」が秋発売予定らしいので、そろそろ詳細の発表がありそうだし、一番の注目は「ラムスプリンガの情景」ですかね。フォロワーさんが激推ししていたので気になっています。詳細が発表されたら原作買って読んでみるつもり。

*1:BLCD Wikiで調べたら+表記だった

ディストピアの王 半左ルート感想

今月、買いたいCDがなかったので前から気になっていた18禁BLゲーム「ディストピアの王」を買ってみました!

pilslash.jp

BLゲームはあまりプレイしたことがなく、フルコンは1回もしたことがない初心者なのでコンプできるかは分かりませんが、クリアごとに各キャラのルートの感想を書いていきたいと思います。感想はEND回収ごとに度々更新していきます。あらすじや他キャラについては公式HPをご確認ください。感想を書く上で必要がある場合は大まかに書くかもしれませんが、おそらく既プレイの方でないと分かりづらいと思います。

現状では、半左→庵士→水明→李京(3ルートクリア後に開放)の順番に攻略する予定です。無事に攻略しました。

 

※今回、18禁の作品について触れているため、念のため数行下げることにします。書いている内容は普段とあまり変わらないのですが、18歳未満の方は閲覧をご遠慮くださいませ。
ネタバレ注意!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラについて

f:id:mipon1029:20210817172550p:plain

鍬形半左(CV.昼間真昼)
23歳、主人公の幼馴染ポジションで身長180cmの長身イケメン

私のために作られた攻めキャラかな???と勘違いするほど大好きなキャラだった。

主人公・桐久と恋人になるまでは、破天荒な桐久を受け入れて世話を焼く人当たりが良くて優しいTHE モテ男。治安が悪く貧しい「Z地区」で生まれ育ったため、子どもの頃から働いており、現在は工場の作業員として働きモノ作りに長けています。加えて趣味でやっているバンド「定時退社」のベーシストという、やはりイイ男なんですが、桐久とくっついてから可愛さが爆発するんですよ!!!

半左は10年くらい桐久に片想いしてるんですが、くっつくまではひた隠しにしていた恋心がダダ漏れになった時のニタニタっぷりで、バンドメンバーの雨鯉くんにも「前より桐久に対して甘くなったよね」と言われる始末。それに加えて、いざエロいことをする雰囲気になっても、なかなか手を出さずすごく恥ずかしがるんですよ…。

 絡みは共通ルートだと2回、GOODとBADのうち1つだと3回。最初は抜き合いで2回目は挿入までいくものの、半左が早々に暴発して終了(笑)最後までちゃんとできたのは3回目でしたね。桐久について感想を書く時に詳しく言及しようと思うのですが、絡み時の桐久は基本的に恥じらいがないので、2回目までは半左が押され気味。なので、桐久に攻められて半左がはわわわするシーンが多く完全に俺得でした。受けっぽいヘタレ攻めなの可愛いよ。

GOOD END

半左の様子がおかしいと、Z地区の生き字引である爺さんの元へ向かい、そこで半左が今やっていることはじめ、彼が隠していたことをすべて知ることになります。

半左は工場勤務をやめて、子どもの頃勤務していたフォーチュラカという麻薬密売組織に戻り、組織にとってまずいことをして追われる身となっていること。実は雨鯉くんも九銛さんも、いわゆる悪どい仕事に携わっていること。半左が、桐久が才能を見出されてA地区に引き抜かれるまでは、Z地区の良い部分だけ見せるために気を配っていたこと……。

どんだけ桐久のこと好きなんだお前は!!!涙なしには読めなかった。
私が半左の立場だったら、桐久にイライラして取り合わないか、早めにZ地区の危険なシーンを見せてA地区に帰そうとしたと思うけど、きっと半左は桐久の夢を叶えてあげたかったし、嘘をついてでも、限りある時間でも一緒にいたかったんだろうな。だから、多額のお金を用意するために危ない橋を渡ってしまったんですよ。そうしないと、桐久は庵士に頼ってしまうから。自分でも役に立てるんだと証明したかったから…。ほんと健気!

その後、半左が隠れ家として使っている場所をおしえてもらい、フォーチュラカに乗り込む前に身体を重ねるんだけども、何度も愛おしそうに桐久って呼ぶのも、「ガキの頃から好きだったよ」って声色もすごく切なくて。

というのも、半左はけじめとして自分にもドラッグをうって命と引き換えに許しを請おうとするのですよ。実際にドラッグを打たれて狂乱状態にさせられて、一緒に部屋に閉じ込められた桐久に襲いかかったりするんだけど、最終的には半左が桐久に事前に渡したお守りという名の中和剤を飲んで生き延びます。

いきなり桐久の実家に場面転換した時は、夢か現実か分からなくて気が気じゃなかったんだけど、幸いなことに現実で、2人でA地区に戻っていたのでした。心から良かったと思ったし安心した〜!!!

半左は死んだことになっているので、生きていくのが不便にはなるけど、桐久がついてるから大丈夫!という謎の安心感があった。応募したいバイト先を見つけたところで話は終わってるので、FDかCDで2人のA地区での生活が見たい…!アニメイト特典の冊子では、2人が桐久の家を出て同棲が決まるまで描かれてるから、その後からなのかな?だとしたらめちゃくちゃ楽しみでならない!

最後にいつかZ地区に戻るぞ!って2人で意気込んでいるけど、頼むからA地区でずっと幸せに過ごしてくれ!!!散々な目に遭って死にかけたのにまた戻ろうとするのは、さすがに愚かすぎる…。

BAD END

桐久がA地区に強制送還され、何も知らないままニュースで半左の死を知らされる

軽い方のBAD。本当にあっけなかった。スチルなしのテキストのみで半左は出てこず、すべて桐久視点で語られる。雨鯉くんから一方的に「もう会えないね」という旨のメッセージが来てその後は連絡とれなくなるため、Z地区との繋がりが完全になくなってしまいます。このままでは終われない、半左が死んだなんて信じないと、真実を知るためにまたZ地区へ行くことを決意する、という終わり。

何者かに襲われて部屋に閉じ込められた桐久が、すでにドラッグに侵されてしまった半左に永遠にレ〇プされ続ける

見るのクッッッソつらかった(泣)!!!!!

GOODでは早い段階で爺さんに接触して半左の居場所を突き止めて、ドラッグをうたれても中和剤を桐久が飲ませることができたけど、今回は爺さんに接触する前におそらくフォーチュラカの人間に襲われます。この時の桐久、爺さんのところに行くの渋ってて、GOODを先に見たので「早く爺さんのとこ行って!!!」って画面に向かって叫んでました(笑)

最終的に部屋に入れられて、半左に犯されてしまうのはGOODと同じなんだけど、中和剤の存在はもちろん、ことの経緯が何も分からない状態のため何もできず、半左は完全に手遅れになっており、襲われてしまうという…。絶望しかなかった。

GOODでレ〇プの描写があまり描かれない時点で、BADがこうなるのは読めていて、覚悟はしていたつもりだったけど、それでも辛かった。桐久にとびきり優しくて嫌がることはしようとしなかった半左が、泣いてやめてと叫ぶ桐久を意に介さず行為を続けるのも、桐久にとって唯一の幼馴染で、親友で、恋人という大切な存在である半左のことを「嫌だ」「半左のいない世界に行きたい」と泣きながら願うのも。コミュニケーションがまったくとれなくて、もはや獣◯だった。半左は人間ではなくなっていた。

桐久、もう辛いとかでは言い表せないほどひどい目に遭っているのに、「半左の記憶に残る自分は笑顔であってほしい」と泣き顔を見せないようにしていて、半左を思う桐久が本当にイイ男だしもうなんか泣くしかなかった。

また、声優さんお2人の芝居もすごくて、半左のもはや獣となった声が本当に獣みたいで怖かったし、桐久の無理やりねじこまれて痛すぎて、そんな行為を永遠に続けられて泣き叫び、恐怖におびえたり、恐怖からの絶叫が迫真過ぎて、なおのこと聞くのがしんどかった……。声優さんの芝居の上手さを恨んだの初めてかもしれない。

咎狗の血」で一番好きだったケイスケもドラッグに侵されるキャラで、BADが同じような形だった気がするから、耐性あると思ってたけど、過信していたようです(笑)

さいごに

もうほんとにめちゃくちゃ好きです、半左。幼馴染で長年片想いしている時点で好き決定だったけど、予想以上に健気で優しくてかわいらしいキャラだった。桐久は親をはじめ大人から与えられることが当たり前だけど、半左は環境の過酷さから与えられる機会はなく、ほしいものがあれば自分で手に入れるしかなくて、その手段も酷なものしか選べなかったんだろうな。桐久から高価なエフェクターをプレゼントされるのも戸惑っていたし、子どもの頃に桐久からもらったネックレスを大切に保存していたし、与えられることに慣れていなくて、役に立たないと存在価値がないと考えているのが各シーンから分かって悲しくなった。

FDまたはドラマCDの続編は、おそらく2人のA地区での新しい暮らしから始まると思うけど、でろでろの甘々な内容であってほしいです。あと、半左のオカズが触手陵辱ものである設定が活かされるエピソードがありますように!

正直、すでに元を取った気でいるんですが、A地区とZ地区はなぜ区切られ、貧富の差が激しいのか、桐久の両親が管理している「ユグドラシル」とは一体なんなのかなど、気になる点が多々あるので、他キャラルートも攻略していく所存です!

特典ドラマCD(10/5追記)

ゲームが届いた時は品切れになっていて同梱されていなかった特典CDが、9月末に入荷したらしく手元に届いたので、その感想も書いておきます。
フォロワーさんからやばい旨は事前に聞いていて、期待値が最高に達した状態で聞いたのですが、それを超えてきたもんだからデ王は怖い。

15分のミニドラマで、半左のバイト先が決まり、桐久がお祝いとして何かを送りたいという話からスタート。そのあたりはあらすじに書いてあって、てっきり音楽に関するものか、子どもの頃にもらったアクセサリーを大切に保管しているエピソードから新しいアクセサリー、もしくはベタに「桐久がほしい」的な展開だと思ったんですが、さすがピルスラ。半左のご所望はまさかの触手型バイブ

ゲーム本編で、桐久が半左の部屋を物色した際に、半左がオカズにしている「触手ものAV」を見つけるシーンはあったものの、それ以降ゲーム本編で触手ネタがほぼなかったので、あえて記事では取り上げなかったんですが、まさか特典CDで出してくるとは。恐れ入りました!

そこからおかしくなり始める半左にずっと爆笑していたのですが、最終的に「桐久のパンツを破いて服を着たままの桐久にバイブを突っ込みたい」と要求がエスカレート。桐久が終始引いてるのが可愛かったです(笑)

無駄に男前で懐が大きい桐久は戸惑いながらも応じてくれ、ついに挿入され気持ち悪がる桐久。それに反し長年の夢が叶い超・興奮気味の半左の対比が面白い。お前、本編中は最後のラウンド以外ピュアな反応していたじゃないか!いいぞもっとやれ!!

どうも突起がすごいらしく、感触に慣れないからかえずいてしまう桐久を見て、スイッチ入れれば気持ちよくなるかも、とスイッチONにした途端、あられもない声を出し始め完全にK.O.。なんなんだよ冬ノ熊肉!!!やはりアナタは受けの天才だよ!!!

桐久をよがらせたバイブに嫉妬して自分のを突っ込むという可愛い半左に萌える余裕がないくらい、桐久の高音で甘くて濁点つきまくってる喘ぎがアカンかったです……。あと、バイブに妬く半左にまったく可愛いなぁと笑う桐久にママみを感じた……やっぱり男前受けは最高だぜ!!!

 

他キャラルートの感想はこちらから。

 

koegatari.hatenadiary.com

 

koegatari.hatenadiary.com

 

koegatari.hatenadiary.com

 

「シュガードラッグ」CD化

昨日、ワクチン接種1回目に行ってきました。注射した左の二の腕が筋肉痛に似た痛みがある以外は元気です。昨晩は38度近くまで熱が上がったのですが、朝には下がっていつも通りの体調に戻りました。
昨日は早く寝るつもりだったんですが、このニュースで完全に覚醒。

千晃くんの新規きたああああああ!!!!!!!

跪いてが消化不良で終わったので、年内にもう1作メインで出てほしいと願ってたんですよ。でも、コロナ禍の影響で発売数が減っているために、手堅いキャスティングが増えていたので、千晃くんには回ってこないかなと思っていたんですが、割と早めに決まってくれた~!!!ありがとう神様~!!!

早速原作買って読んだんですけど、設定自体はトンチキみがあるものの、話が面白くてエロ多め。メイン2人の関係が手違いによって受けに媚薬の類の薬が盛られる(厳密には違う)ところからで、最初は愛人の関係からスタート。ドロドロするのかと思ったけど、受けは初期段階で攻めのこと好きになるし、攻めは無自覚ながら受けのことが同じくらいの時から好きだったみたいなので、甘々だし物語の中盤過ぎくらいにはくっつきます。あと、職場恋愛ものなのが個人的に久しぶりで新鮮でした。

千晃くん演じる受けは攻めの部下で、普段は仕事ができて嫌なことは嫌と言ういわゆる普通の男子なんだけど、恋人に対しては甘えん坊ですぐくっつきたがるし、相手が寝てる時にちゅ~しちゃうし、きもちいこと大好きで可愛い。でもこずるいとこもあって可愛いだけじゃないって印象。ぶっちゃけ言うと私の好みではないんですが(笑)、彼いるで演じた、ただただ良い子でピュアな夏川、跪いて~で演じた、誰にも心を開かずツンツンした正己とまたベクトルが異なるキャラで、新しい千晃くんが聞けるというポイントで購入を決めました!(千晃くんはしばらくキャスト買いしていく予定ですが。)

最初は「こんなトンチキかつエロ多めな作品のオファーを受けるなんて、らしくないぞ大沢事務所」と思ったんですが、これまでに演じたキャラとのギャップや新しい芝居の引き出しが開拓できるのが狙いだとしたら、やっぱり大沢事務所は優秀だし、仕事受けてくれた千晃くんの株が上がる一方です。2作目の跪いてもラウンド多めでしたが、今作はラウンドシーンがもっと多い(ラウンドシーンの印象しか残らないくらい)し、薬によって、えっちすぎて大変なことになってるので、まだ経験の浅い千晃くんに表現ができるのか、不安があります(いつもながら誰目線?)が、跪いてで2作目とは思えない振り切りを見せてくれたので、やってくれるだろうという期待感が強い。

攻めがてらしーと聞いた時は、なんでわざわざてらしーに攻めを?と疑問だったんですが、原作を読んで納得。これ実質受け×受けのカップ*1なんですよ。研究者として優秀で、主席という高い地位にいる人なんだけど、人生を研究に捧げて生きてきたのと、その優秀さゆえに悪い人間に狙われるようになったのとで、人と真っ当に関わってこなかったようで、精神的には未成熟ですごく子ども。「好き」って感情が分からないくらい。受けの方が絡みに関しては手練れだから責められたり、恋心を自覚した瞬間顔真っ赤になったり、とにかく可愛い。攻めの方が可愛くないかってレベル。無自覚に独占欲発揮してくるのも完全に好みでダメでした。
てらしー、またBL出てくれてありがとう。

脇役も豪華。特に、よっちん演じる玉森と小松くん演じる金指くんが良い仕事してくれます。玉森は本当に曲者だし、今作読む限りではサイコパス(笑)自分の思い通りにするためなら手段を選ばないし、漫画の描写がすごく怖い。これをよっちんが演じたら絶対怖さ3割増しになるので今から楽しみです。金指は千晃くん演じる春明の元カレ。良い方向の元カレです(笑)出番が少ないので、どういうキャラかイマイチつかめないけど、男前だと思う。あと、春明と付き合ってた時は攻め側。

これ、玉森と金指のスピンオフ出たら絶対面白いだろうな~とニヤニヤしながら眠りについたんですが、

 決まってた~~~!!!!!しかも3〇~!!!!!

3人目はまだ出てないキャラみたいだけど、三つ巴になるくらいだしあの玉森と取り合うわけだから、絶対に性悪か頭のネジ飛んでる奴でしょうね。金指、どんなひどい目に遭うんだろう…かわいそう…でもわたし、元々攻めだった男が受けになるの好きなので……超絶楽しみです!!!キャスト的には今回のCDが楽しみだけど、作品的にはこちらのCD化の方が楽しみだから絶対にCD化してほしい~~~!よっちんの攻め好きなんだよ!!頼むよ!!!

今回のCDの話に戻ります(笑)跪いての件があったので、CD化に対して期待するのが怖かったわけですが、今回はすでに勝ち要素があります。

※電子医療チームは、てらしー・千晃くん・住谷くんのことかと思われます

ほぼカットなしの2枚組ですってよ!!!!!もう間違いないでしょ!!!きっとすべての出来事が淡々と流れる虚無CDにはならないでしょう!CROWN WORKSさんは2枚組だと2枚目の最後のトラックにキャストトーク入れてくれるようなのでフリトも聞けるし、何も文句ないですねヤッター!!発売は11月末なので約3ヵ月半待つことになりますが、跪いてのおかげで待つことには慣れたので、気長に待ちたいと思います。

10月に買いたいCDも多くあることだし。本当は今回の記事に10月発売のCDの話も書こうと思ったのですが、すでに文字数が多くなってしまったので、また別の機会に(笑)

2021/08/10追記
早々に千晃くんメインの4作目が発表されて、この時の喜びを返せという気持ちになりましたが、嬉しいもんは嬉しい~!!!同日にメイン2作聞けるなんてご褒美が過ぎますね!!!

*1:おねショタって表現も当てはまるかも

跪いて愛を問う

www.shinshokan.co.jp

発売日:2021/07/16
出演:山下誠一郎(伊達悠生)×小林千晃(佐山正己)、ほか

「人を支配したい」Dom(ドム)と、「支配されたい」Sub(サブ)。
第二の性」を持つ人が存在する世界。
生活のためSub専用クラブでキャストとして働く正己は、
転校生の悠生にSubだと指摘され命令(コマンド)された瞬間……!?
魂と本能で求め合うDom/Subユニバース!

 3/4に情報が発表されてから4カ月半、ず~~~~~~っと発売を心待ちにしていた作品でした。

koegatari.hatenadiary.com

まさか、悪い意味で感想を書くのに困る作品になるとは、完全に予想外でした。

CD2枚組に相当する原作のページ量を1枚組にするということで、台詞の音声を詰め込んで最低限の台詞の補足とSEが足された作りとなっていて、とにかくテンポが速かった。トラック3あたりから置いてけぼりにされたような感覚で、トラック5で特に強く感じたのですが、久しぶりの正己の母との再会と正己の泣きながらの告白からの両想いラウンドシーンと、最後のプロポーズシーンが隙間なく詰め込まれていて、どれも漫画を読んだ時にすごく感動的なシーンだったのに、各場面がス~ッと流れてしまい「無」で終わったこと。

とはいえ、カットはなく漫画にある台詞はすべて入っているので、全シーン好きだから全部入れてほしいという希望はかなったんですが、こうなるくらいならどこかカットして、特に最後のシーンくらいは長めに時間をとってほしかった…!同じタイミングで聞いた人が言っていたけれど、CDって「ただ音声化すればいいってもんじゃない」。シーンの切り替わりの間とSEがこんなに大事だったのかと気づかされました。

今作、ラウンドのシーンもかなり多く、魅力の1つだと思うんだけど、全部途中でバッサリ終わっているせいでどれも印象に残らなかった。途中で終わるのは原作通りではあるんですが、終わるにしてもオリジナルで台詞足して長くするとかできたじゃんって思ったり。漫画だと絵の力もあるから気にならないのかもしれない。

ここまで読んでもらうとわかる通り、CDの構成に関しては正直不満しかないんだけど、メイン2人のお芝居は本当に良かった

正己役の千晃くん。前作の「彼のいる生活」とは一変して、ツンツンした低音ボイスでいろんな意味で泣かされまくる役どころで、聞く前はとにかく演じきれるのか不安半分楽しみ半分だったんですが、また予想を超えてきましたね。いやすごかった。ひっくり返った。千晃くん、頑張りすぎ!ラウンドシーンではまだ不自然に聞こえる部分が多いし、相手と息が合っていたか微妙(というか最中、誠一郎くんの声全然聞こえなかったのは私の耳がおかしかったのか?)なところだけど、受けが2回目であることと、前作はラウンドシーンはほんのちょっとだけ、というのを加味するととんでもない成長だし、どこからその引き出し仕入れてきたのか気になって仕方がないです(笑)

冒頭のクラブでのSっぽさ全開の声も良くて、言葉責め向いているなと思ったので攻めの素質がありそうなことも分かった。あとはラウンドシーン絡みのテク的なところも音を聞いて何をしているのか分かるようになっていたのは嬉しい誤算でした。キスは今作少なめのため、今後に期待。
個人的には、Subドロップになった時の台詞はもう少し命の危険を感じる言い方が良かったかな。私のイメージよりも軽く聞こえただけで、解釈通りという意見の方もいるでしょうが。あと、幼児退行っぽいシーンも子ども感が欲しかった。声を可愛く高くしてるだけに感じてしまったので。ディレクションでそうなった可能性もあるけれど。ドスをきかせた言い方や号泣シーンは良かったです。
とにかく、いろんな演技の引き出しを聞けました。アニメ等で見てきた千晃くんってクールであまり感情が表に出ない役ばかりだったのでとにかく新鮮で面白かった。

悠生役の誠一郎くん。お芝居はとても良かった。そのはずなんだけど、私の中での印象が薄い(笑)1回目はどうしても千晃くんの声に耳が向いてしまったので、2回目は意識して誠一郎くんの声を聴いたというのに。プレイの時のコマンドの声も低くて魔王感があってかっこよくはあったのだけど、おそらくプレイのシーンが思った以上にアッサリしていたからだと思います。正己がSubドロップになった時に、正己を助けるために必死に言葉をかける場面は心揺さぶられたし、その前の静かに怒るシーンの迫力もあって、要所要所で聞きどころはありました!

誠一郎くんの攻めは一部しか聞けていないけど、受けにツンツンしている攻めを聞くことが多かったから、受けを溺愛してひたすらに優しい攻めが新鮮でした。でも、個人的にはこれまで聞いていた性格に難ありのいじわるな攻めの方が輝いてる気がしたな(笑)悠生を演じる時の誠一郎くん、ほとんど地声だったし、ご本人の性格に近い気もするんだけど、ハマるのは真逆のキャラなの、永遠の謎だな。いや、私の好みの問題か?ご意見お待ちしております。

他の人も言っていたけど、おそらく原作未読勢・既読勢で感想が分かれるだろうなと思います。未読勢なら、テンポ感が気にならなければ私が感じた不満を感じることはないでしょうし。あとはメインキャスト2人が今とても熱くて、待ちに待った共演だったので、期待値も限界まで上がっていて、自分の思うような仕上がりでなかったことにガッカリしているところもありますね。キャストさんが別の方だったら、「まぁ面白かったかな」くらいで終われた気がしなくもない…。でも、別メーカーで2枚組にして作ったら全然違う出来になっていたとは思います。

せめてキャストトークが一緒についてくれたら、2人の真面目トークを聞いて多少は良い印象に転じたかもしれないのにな~。聞けるのはどうやら来年発売のディアプラス付録で、すっかり作品のことを忘れた後に聞くことになるので、なんだかな~。
他メーカーで2人の組み合わせのリベンジまでは望まないので、せめて年内にお2人の新規作品を1作でも良いから聞けることを祈るばかりです。

スモーキーネクター

e-fifth.net

発売日:2021/07/14
出演:佐藤拓也(安仲有生)×榎木淳弥(羽瀬川みつる)、小松昌平(蔵持桜次郎)、ほか

「おれはおまえの血しかほしくない おまえしかいらない」
亜人種×人間

ライターの羽瀬川みつるは、吸血鬼「バイター」の仕業だと噂される事件を調べていた。 幼なじみの安仲有生ことアンナには、首を突っ込みすぎるなと忠告される。 だが、実はアンナ自身がバイターだったのだ。 みつるは取材と称してアンナに血を吸われることを了承。 そのうえ、勢いのまま抱かれて気が狂うほど気持ち良くされてしまう。 さらには、みつるにも本人の知らない秘密があるようで…?

 

今作は私にしては珍しく、CD化する前に原作を読んでおり、作品自体が好きだったので購入。個人的にはキャストさんはキャラにバッチリ合っていたと思います。
最近のBLではあまりないちょっとしたバトルシーンがあり、CDで聞く機会のないSEがたくさん聞けるのも魅力の1つかと(笑)原作の台詞に言葉が補足されて状況が分かりやすくはなっていたものの、原作片手に聞いた方が分かりやすいと思います。というかこの漫画の絵が大好きだから純粋に読んでほしいのもある!少年漫画にありそうな絵だなと個人的には感じました。佐藤さんも、キャストトークで原作についてお話する時にまず絵が好きって言ってて、まず絵のことをあげるのって珍しい気がする。

この作品、設定が練られていて事細かに説明すると分量が多くなりそうなので、いつも通りではありますが内容については詳細には書かず、キャストさんの感想メインになります。もし、一通り読んで気になった方はぜひ公式サイトや漫画を読んでみてください!

アンナ(攻めの愛称)ガチ勢のためアンナのことから言及すると、佐藤さんと完全に解釈一致。アンナは「バイター」という吸血鬼で、オメガバースでの発情期に似た、繁殖期があります。
普段はみつるの世話をやれやれ顔で焼いているポーカーフェイスな男なのですが、自らの吸血鬼としての本能が表に出るとま~~~あハァハァするわ苦しむわで、原作読んで「好き!!!」ってなったんですが、それを佐藤さんがお芝居で表現してくれていました。表の冷静さと裏というか内に抱えているみつるへの愛の重さとか、バイターとしての本能とか、そんな熱量のギャップがアンナの魅力であり好きなところなので、温度差が表れててとても良かった。ラウンドシーンなんかは、佐藤さんの力により色気増量。分かっていたけれど。いいぞ、もっとやれ。攻めががっつくカプ大好きな方はハマるはず!

繁殖期の影響で、「みつるの血を吸いたい」っていう本能が強まり、みつるに襲いかかりながらも歯を食いしばって必死に我慢するシーンがあるのですが、息の荒さと本能の声の切迫感が再現されている…ととても印象に残ってます。作品の大事なシーンである、タバコの煙をみつるに吹きかけるシーンも地味に好き。というかタバコの煙を恋人に吹きかける行為がツボ。
あと、みつるが不用心なせいで危ない目に遭うのですが、その時に駆け付ける姿が王子様なので佐藤さんボイスがつくととにかくかっこいい。

みつる役の榎木くんもイメージにピッタリ。頭より先に身体が動く無防備な光属性で、男前な部分があるみつるにハマっていたと思います。でもね、でもね……とにかくラウンドシーンのお芝居が固い!!!CD聞きながら、思わずTwitterで「もっとこいよ!!!!!」って呟くくらいには物足りなかった(笑)あらすじにもある通り、バイターに血を吸われると、吸われた側が気持ちよくなるという大変都合の良い設定があるんですが、それが感じられなかったのが残念であった…。漫画だと語尾にハートついてる箇所もあるくらいには激しめ想定だったもので。

後半の想いが通じた後や特典のミニドラマは少し良くなった気がしていて、可愛かったから良かったのだけど。いや、ラウンドシーン以外は良かったのよ!これだけ不満を書いた後だから、説得力ないかもしれないけど(笑)

佐藤さんがキャストトークで、「榎木くんのみつるは飄々とした感じがあって、考えていることが読めなくて悶々として煽られた感じがした」って言ってたの萌えたし、榎木くんが演じたからこそ、CDのアンナができたのかなと思いました。
なんだかんだ榎木くんのメイン聞いたのこれが初めてなんですが、生っぽさが強くて一歩間違えると棒っぽく聞こえてしまいそうだなと思いました。個人の感想です。榎木くんには可愛い要素強めの受けが大好きな健気な攻めを一度やってみてほしいです。刀剣の堀川くんが好きなので同じようなキャラでぜひに…!

桜次郎役の小松くんはSideMで前から知ってはいたものの、アニメやCDであまり出会うことなく、今回初めてちゃんとお芝居を聞きました。話の発端となる事件の犯人で、ミステリアスな雰囲気漂う高校生のバイターなのですが、どことなくエロい。小松くんの声、どことなくKENNさん感あるなと思うのは私だけだろうか。メインも何作かやってるようなので安定しておりました。特典ドラマCDの巻末キャストトークに小松くんも参加していたのですが、2人に静かにしていることを指摘された時に「メイン2人の邪魔をしないように(大人しくしている)」と言ってたり、2人の芝居を聞きたいからと自分の出番外でも外に出ずずっと残っていたそうで、やる気があるんだなと感じたのでいつかメインのCDでお会いしたいです。

他にも、Twitter芸が話題(?)の室元気くんが生真面目眼鏡のアンナのお守り役、最初に事件の犯人候補として出てくるバイター役で坂くんと、知っている人がいて楽しかった。坂くんの狂い演技が聞けたのはおいしかったです。早くメインで出てほしいです!(n回目)

感想書いていて思ったのですが、この作品の好きな要素として「絵」が思った以上に大きかったので、CDを聞く際にはぜひ漫画も読んでほしいなと思いました! 

 

余談ですが、最近文体と声優さんの名前を書く時どうするか迷っています。今のところ、レビューではですます調メインで名字+さん・くん付け、雑記ではだである調?+愛称で呼ぶって分けていたけど、いっそ統一しちゃっていいのでは?と思ったり。
どこかのタイミングで変えるかもしれませんが、まぁ何も気にせずお読みください(笑)

サンドリヨンの黒い革靴

st-noix.jp

発売日:2021/06/25
出演:羽多野渉(火神尊)×熊谷健太郎(灰原歩)

「靴を落とさないと王子様には会えない?」

灰原歩は、仕事を完璧にこなす有能な議員秘書だ。しかし、普段気を張り詰めているせいか私生活では抜けているところがあった。
ある夜、灰原は混雑する電車から降りる際に靴が脱げてしまい、そのままホームに押し出されてしまう。ホームで茫然とする灰原に靴を拾って届けたのは、火神尊という灰原好みのイケメンだった。
このまま別れてしまうのはもったいない。
ダメ元でお礼に誘うと、火神の方も同じ思いでいることがわかり、二人は本能の赴くまま激しく濃厚な一夜を過ごす。
もう会うことはないだろうと思っていた矢先、二人は職場でまさかの再会を果たしてしまい……。

サンドリヨン(シンデレラ)の落とした黒い革靴から始まる、強面SPと美人秘書の政界スリリングラブ!

 

今作は、「リーディングCD」という名称で、今まで感想を書いてきたCDとは違い、掛け合いだけでなく、原作の小説の地の文の朗読が入ります。構成としては、交互に1トラックを担当していく形。聞いた感触としては、1人で語るターンが多いと感じました。でも、2人の朗読がお上手なので、私はだんだんと慣れました。

こういったCDの存在は知っていたのですが、あくまで掛け合いを聞きたい気持ちが強く、避けてきました。今回は、今となっては貴重な羽多野さんの新規攻めと受け作品の打率100%の熊谷くんがコンビということで、購入することにしました!

いざ聞くと、開始早々ラウンドシーンでおや?となり、Disc1を聞き終わって確信しました。

これ、熊谷くん至上一番可愛い受けだ!!!!!

ジャケ写の絵がクールめだったので、クールビューティなツンデレ受けかと思ったら大間違い。乙女でビッチな小悪魔誘い受けです。今まで聞いたことあるのは男前受け(サハラの黒鷲)や絆されお兄ちゃん受け(やましい恋のはじめかた)で、思いが通じるまでは抑え目でしたが、今回は最初からトロッットロ。伝わる人にしか伝わらないですが、「やましい恋のはじめかた」の特典CDにあったラブホでのラウンドくらい振り切ってます!!!

身体の関係を持った後に仕事で再会し、合間のトイレ休憩で受けが攻めを誘惑するシーンがあるんですが、破壊力が半端なかった…。えっちなお姉さんのソレでけしからんのですよ。もちろんラウンド中も攻めを煽る煽る。これまで聞いたことがないような小悪魔チックで、少し女性みがある声色になっており、毎度のことながらこんな引き出しもあるのかよ!!!って頭を抱えました。普段は地声に近く、男らしい声なのでギャップも楽しめます!熊谷くん推しにはぜひ聞いてほしい…とDisc1の時点で思いました。

熊谷くんはどこまで進化するのかと、今後がより楽しみだし、作品を買う度に新しい一面を見せてくれる熊谷くんを応援していきます!攻め受け両刀なだけでもすごいのに、キャラに合わせて受けの芝居も変えてくるなんて…恐ろしい子

羽多野さんの新規攻め久しぶりでワクワクしながら聞いたわけですが、帝王の後継者と呼ばれていた実力は健在。良い塩梅の無理のない低音で開始早々ガッツポーズしました!羽多野さんの十八番である寡黙で武骨な攻め、かっこよかった。受けに煽られて燃えていくのも良かったなぁ…。
羽多野さんは、私がBLCDというコンテンツに出会った2010年台前半ではバリバリ現役で、いろんな人を攻めまくってた記憶があります。(たまにある受けも私は結構好きなのですが。)とにかく、ラウンドの際の羽多野さんのリップ音と吐息が大好きというかそれで育ってきた(?)ので、これだよこれ!!!ってなったし、BLCDで攻めを演じる役者さんのための教材に羽多野さんのリップ音を掲載してほしいと本気で思っている。羽多野さん、キスした後に絶対に吐息を入れるの前と変わってなくて嬉しかったしまた聞けた~~~って謎の感動が生まれた(笑)これぞ私の中のTHE!攻め!!だと再認識しました。羽多野さんは本当にBLで輝く人だと思っているし*1、オファーがあれば出てくれそうだから、年1でも良いから羽多野さんの新規がほしい……と思ったけど、羽多野さん男はじに参戦していたのだった。お相手が東リベでちょっと熱が上がっている林勇さんだし、近々買ってみようか*2

完全に2人っきりのCDってなかなかないので、2人の声だけを長いこと聞けるのがとてもいいなと思いました!今作については、ストーリーも面白く、メインキャストのお2人が最高なので、買いです!!!ノワショップで買えば、計4枚のCDを4500円で聞けてしまうのでコスパが良すぎる。普通のBLCDだと、1枚で3300円くらいするし。

ただ、1つ希望を言うと、ラウンドシーンは地の文なしにしてほしい(笑)いわゆる官能小説のような特殊な単語を声優さんが読み上げていると思うと、どうしても声優さんへの申し訳なさが頭によぎってしまうのと、何より早く次の展開を聞かせて!って思ってしまって。一応、公式に要望送ってみようかしら。

今後も興味がある内容やキャストさんがいたら、こういう形のCDも選択肢に入れてみようと思いました!

*1:羽多野さん好きになったのはBLCDがきっかけ

*2:林勇さんの初受けが最高でレビューで高評価が並んだ話をいつかしたい。私も大好き

新しく推し声優ができて嬉しい話

いつの間にか「東京卍リベンジャーズ」にハマってしまいました。

なんとなくの内容と4月からアニメが放送してるのは知っていたけど、好きなキャストさんがいないのと絵がそこまで好みではなかったのでスルーしていました。
多分きっかけは6/19のイベント開催告知で、配信チケットが3300円と手を出しやすい価格だったからだと思う。どうしようか迷った挙句、配信途中でチケットを購入して視聴して、その時点ではそこまでハマらなかったんだが、決め手は場地さんの声でした。

 


www.youtube.com

※動画開始冒頭が場地さんのナレーション

いやいや声かっこよすぎないか!?と思って初登場らしい9話を見て完全に落ちた。中学生にしては声低すぎるし渋すぎるというのは置いといて、こんな中井和哉さんみたいな痺れる男前声出せる人がいたのかと衝撃でした。

場地さんの声を担当しているのは水中雅章さんという方で、千晃くん主演のガンダムで脇役にいたような…というぼんやりとした印象しかなかったので、過去作を調べたら納得。私が見るようなアニメに出演されてない!しかもBLCDもほとんど出てなくてそりゃ私が知らないわけだ!!

他に演技してる作品を聞きたいという衝動に駆られ、脇役の中でもかなり台詞があるとレビューにあった「真夜中ラブアライアンス」(BLCD)を購入。いざ聞いたら、下手すると攻めの古川さんより喋っていて個人的には嬉しかったけど、古川さん目当ての人には物足りないんじゃないかと思ったりしました(笑)
役柄的には、受け(興津さん)の元チンピラ仲間で疎遠になっていたけど、金が必要になり受けに金をせびるちょっとした悪役ポジ。(根は良い奴のため最終的に和解)チンピラの役なのでオラオラ系の声ではあるものの、声に品があって良い声だし、今作では綺麗めの興津さんだからか、会話してる時に相性の良さを感じました。CDで聞いても違和感なくお上手だと思ったので、メインで出てほしい…頼む…!!!中低音ボイスの良い攻め人材だよ!BLCDのメインやっていただくためにも、東リベで人気になっていただきたい。相変わらず動機が不純で申し訳ありません。

あと、マイキー役の林勇さんの受けがどちゃくそ好きなので一緒に増えてほしいです!わたなべあじあさん原作の「ROMEO」での初受けが上手すぎて衝撃だったんですわ…。東リベのメインキャラ、BLCDでの受けの天才(主観強め)しかいないことに気づいてテンション勝手に上がってました(笑)*1

好きになると盲目フィルターが発動するので言い過ぎかもしれないけど、なんでこの人ここまで埋もれてたの…!?って思ってしまった。私が知らないだけかもしれないけど、有名な人は名前だけでも覚えているはずなので。アイドル題材のソシャゲに出たことなさそうなのが大きいかもしれない。正直、事務所の力不足かな…とは思っている。

他にもいくつか出演作に触れて水中さんのお芝居が良いことを知ってしまったので、実質場地さんメイン回と言われる2クール目「血のハロウィン編」がこれから楽しみで仕方ない!!!結末はどうしても気になって調べてしまい、場地さんファンは心構えが必要なのは知っているけど楽しみ!!!ご存じの方は9月末に大泣きしましょうね!!!

千晃くんにハマった去年も思ったし、ブログに書いた気がするけど、もう新しく好きになる声優さんいないだろうなって思っていたけど、やっぱり声やお芝居が魅力的な若手声優さんってたくさんいるし、自分のツボにハマる人は適切なタイミングで出会えるんだな。

私はバラエティに出る声優さんを見れないタイプのオタクで、テレビ出演によって声優さんのタレント化が加速していて、アイドル化の時と同様モヤモヤしたんだけど、アイドル化が始まった5~6年前から今まで状況を見てると、結局は芝居ができる人が生き残っているように見えるので、前ほど気にしなくなりました。未だに、役者としての姿見かけないのに、それ以外の活動で知名度高い人見かけると複雑な気持ちにはなるのですが…。声優さんって人数が増えすぎてて、食べていくためにも役者以外の仕事を選ぶほかないんだろうなと思ったりするから、非難するつもりはまったくないけれど。というか業界外の人間がとやかく言うことでもないし。

ただ、私は初めて声優さんを好きになった理由が「声」なので、魅力的な声を持った方に惹かれるし、お芝居がお上手だったらもっと好きになるし、いろんな作品で聞きたいから応援したいだけ。あとBLCDに出てくれたらひたすら感謝。それに尽きる。

*1:勇さん、達央さん、松岡くんの受け、大好きなんです